このタイトル、なんだか温泉地土産まんじゅうのパッケージみたいだ(笑)
5月3日は下北沢440にバイユー従業員でもある近田崇仁率いる『はいからさん』の1stアルバム発売記念LIVEを観に行ってきました。『はいからさんアルバム発売』については少し前にブログを書いております。興味のお有りの方はこちらをご一読下さい。
かつてのマイホームタウン下北も最近はすっかりご無沙汰です。小田急線が地下に潜ってからは初めて。井の頭線の出口からして「え?どこに出たの??」な感じ。ちょっと早く着いてしまったので440を覗いた後、下北パトロールへ出発。しかし、判っていたことだけど街は様変わり。馴染みの店は既に無く…(たぶん最も多く、長く訪れた店『古里庵』の閉店を閉店後に知ったのはあまりに残念で悲しい)。何度も訪れた店の多くも既に無く、やっていても連休中で休業。結局、フラフラと小田急の通らなくなった線路を越えて1番街へ辿り着きアルコールパトロールは諦め、20年近く通った馴染みの美容室Pへ。LIVEの企画でお世話になったりととても親しくさせて頂いたH夫妻と久しぶりに話した後、少し早いが440へ戻る。すると帰路、さっきは開いてなかったラ・カーニャが開店しているので、ご挨拶を兼ねてビール1杯。開演直前の会場へ戻ると…。店内もいっぱい、そとにも長い行列。やるな近田!!予約しておいて良かったのだ。
店内に入るとバイユー組の姿もチラホラ。ベンチ席を空けてもらって座ってしまった。あとから来て申し訳ないような気もしたけどオヤジだからいいのだ!と思うことにする。
ニヤリとするSEが流れて(曲忘れた~)メンバーが登場。あっさりと開演。ファンには馴染み深い『安産型の女』(アルバム未収録)。本当にギッシリ満員。素晴らしい熱気。いろんな意味で、遠いぞチカダ~!
気持ちの入った素晴らしい演奏がガシガシ続く。気持ちが先走りそうになるところもこのLIVEの特別さを感じさてくれる。アルバムリリース前の代表曲中心に演奏しあっという間に1部終了。こういうLIVE、この世代のLIVEで休憩有りって珍しいのでは??我々としては大歓迎。
2部はアルバム収録曲中心にさらに熱くソウルフルに。しかし良いバンドだ。細部がどうこう言う前に、歌心があり音色豊かでグルーヴがある。音楽として楽しめるところがこのバンドの良いところだ。なのであっという間に2部も終了。早く感じるのって楽しさのバロメーターだ。お客さんも温かい。
アンコールではキヨシローに捧げたという出来立ての新曲『Sweet Soul Music』!が初披露された。こんなタイトルをつける怖いもの知らずのところがなんとも素晴らしい~♪
そしてなんとこれが、名曲!ヤルナ!!!もう一度聴きたくなったよ。
お客さんの盛り上がりは当然のようにダブルアンコール。しかし、本当にやりきった『はいからさん』に余力(笑)は残っていなかった!
このメンバーでしっかりと練った楽曲は出し尽くしていたようで。お客さんの前で「本当に」悩んだあげく、「既にやった曲をもう一度」と言うことに。
お客さんのリクエストで選ばれたのは『安産型の女』!この日のオープニングナンバーだったのでした。最初と最後を同じ曲というのも悪くはないとは思うけど。ニューアルバムの曲でもないし(笑)
個人的には初期の代表曲の中から近田が一人で弾き語りをしても良かったのに…。と思いました。BGMも流れた後のアンコールなのだから、それでも良かったのではないかな?だいたい盛り上がったらアンコールが続くことは想像出来ると思うんだけれど…(笑)
そういうところや、MCで時おり見せる天然(天才)性は「やっぱりいつもの近田だなぁ~」と笑顔になってしまうのですが。
それ以外。この夜、弾き歌う彼の姿にはロックスター特有の空気感やオーラらしきものが漂っていました。こういう雰囲気って狙って手に入るものではありません。
本人たちも言っていたように、まだまだこれから!更なるご発展をお祈りする次第なのです。
お疲れさま!楽しかった。