バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

ロスロイ&バケッティアーズ楽しかった!エノッキー最高!

2013-05-15 | ライヴ報告

日曜日はLos Ryal Flames&バケッティアーズ!噂のバケッティアーズは初めてだったので本当に楽しみにしていました。

バケッティアーズのドラマーは元Theピーズ等で活躍したウガンダ。彼とは20代前半の頃のバンド仲間で20数年ぶりの再会でした。昔話に花が咲きつつリハーサル準備…。最後に会ったのは下北ロフトで一緒のバンドで演って以来ということが判明。懐かしかく、近況を話し合い、嬉しい時間でした。(Eンタくん、君の近況も含めよろしく伝えといたよ~!)

天気が回復、夏のような暑さの中バイユーは熱気でいっぱい。その中にイーストLA帰りのCountDが歌うロスロイワールドが更に熱を投入。お客さんの反応も上々。リハには参加できずに開演後に到着したバケッティアーズ(SUPERSNAZZでもある)のトモコちゃんはかなりのロスロイ支持者。グイグイ前に行き写真撮影(笑)

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イナタい楽曲を更にイナタく次々繰り出して最高!まだエノッキーさん登場前ながら「この組み合わせはやっぱり良い!」と確信する。

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のん君のギターのリヴァーブの深さも快調。従業員京子ちゃんに「あの音のカッティングにハンドクラップって(普通の人には)難しいよなー」とワタクシ。勿論僕は出来ますよ!(涙)

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ファルセット?を駆使したソウルナンバーもいい感じ。ミラクルズっスかぁ~!!!

そしてバケッティアーズ!カントリーバンドとはいえグイグイくる。先日亡くなったジョージ・ジョーンズ追悼コーナーも含め、玉ちゃんトモコちゃん(なんと初出演)のボーカルでこれまたイナタくもグッとくる楽曲が次々と…。堪りません。勿論エノッキーさんも歌います。快調なウガンダのドラムも含め、頻繁にはやっていないバンドとは思えぬ気持ち良さ。でもやっぱりなによりカッチョイイーのはロッキンエノッキーのギター!
考えてみればエノッキーさんがドラムとベース、ギターのあるバンドスタイルでエレキギターを弾くのって初めてナマで観たのでした。映像では何度も観てたけど、バイユーではワンマンバンドやトネーロとのデュオだったので、遂に!という感じでした。
そんな、バンドで弾きまくる(ウルサく弾くわけではない)エノッキーさん。とにかく凄いプレイヤーだと改めて認識。超絶テクニックを見せつけるというわけじゃないんだけど、ワンフレーズの中で緻密なところとラフなところが混在し、その適材適所ぶり?など、まさにわかってらっしゃる!という感じ。スピード感満点で人の気持ちを掻きむしり高揚させるラフなタイム感に、一転それを支える緻密なプレイ。ほんとカッチョイイーです。特にバッキングに回ったときの引き出しの多さ、華麗さにはとにかくヤラレます。自在にグルーヴを操るそのオブリガードプレイ。チェット・アトキンスマナーからロカビリーそしてテックスメックスにR&B!いろんなリックにクラクラ。その繰り出し方が、ワンマンバンドでも観ることの出来るロッキンエノッキー印のオリジナルな色になってるところが流石です。

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と、後半はエノッキーさんのギターに釘付けになってるうちに終了。アンコールではカントリー&ロックンロール的なグレー(黒と白の間、黄色?)・スウィングな『ルート66』。大満足でした。
バイユーの温度はすっかり上がり、まさに夏でありました~。

皆さんありがとうございました。楽しかった!
次回も同じ組み合わせを予定してます、お楽しみに。