私の20年に渡る愛読書、ワールド・ボクシング誌が今号をもって休刊!事実上の廃刊とのこと。
ボクシング雑誌はボクシング・マガジン誌とあわせて2誌存在するのですが、一貫してワールドの読者でした。
現場で観ているボクシングファン、ボクシングを他の格闘技とは一線を画する特別なものとしてして愛好しているファンの為の雑誌でした。マガジンが悪いとは言わんけど、信頼できるのはワールド!でした。カメダブームでもしっかりと徳山、長谷川両選手や越本選手を表紙に起用する、良心的雑誌でした。
大ショック!
こりゃまったどういうわけだ!世の中間違っとるぅよォー(誠に遺憾に存じます)
俺も初めて読んだボクシング雑誌は、ジムのロッカールームにあったワールドの増刊号『畑山vsリック吉村』だったと思います。
残念だっ!
ワールドは自社のサイトのトップページに頼まれもしないのに「今月発売のボクシング関連書籍」という名目で~自誌に並べて、ライバル誌『ボクシングマガジン』の写真も載せるという馬鹿正直なほどの理想の高さが印象に残っています。
50%近い驚異的な視聴率を誇るボクサーが話題になった年の専門誌の廃刊。ボクシングが今のようなカタチでメディアへ露出することが、実は決して本来のボクシング界の為になっていないことを物語っています。
正しいことをしようとする者には生きにくい世の中なのねー。頑張れワールド。