バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

1997年のDave AlvinとGatemouth

2015-06-01 | 音楽
先日紹介したビッグビル・ブルーンジーへのトリビュートアルバムが素晴らしかったデイヴ・アルヴィンのニューリリース盤を購入。
新録ではなく1997年5月カリフォルニアはロングビーチでのLIVE録音盤。
『Live in Long Beach 1997 / Dave Alvin』

購入理由はこの間の作品が素晴らしかったから…ではなくて、ゲイトマウス・ブラウンが参加しているから!
97年のゲイトマウスブラウン!
この年の春にはニューオーリンズジャズ&ヘリティジフェスティバルのメインステージにビッグバンドを率いて登場したゲイト。
この豪華なLIVEをナマで体験した自分としては同じ年のLIVE、に反応してしまいました。ゲイトはフィドルをプレイ。

このアルバムでのデイヴ・アルヴィンはソロLIVE。そしてゲイトマウス、ビリーボーイ・アーノルドやジョールイス・ウォーカーとの共演が収録されています。

で…
ゲイトとの共演も含め、とにかく渋い仕上がり。決して悪くはない。
でも地味!会場にいた人は楽しんだでしょうが、音だけ聴くにはちと物足りないというのが正直なところ。
1人で聴くと、デイヴのブルースマンぶりが伝わってきて沁みるところもあります。
しかし、バイユーの営業中に流すにはあまりに地味だったようです。

ひとりで楽しむ盤ですね。

とにかくゲイトの入っている音盤は全部欲しい!という、いわゆるゲイトマニアの方々にはお薦めいたします。
ゲイトの部分、聴きたい!の声にもお応えします。

しかしこのジャケ、ほとんどブートだなぁ。