バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

The Subdudesの新譜は素晴しい出来映え!

2009-08-28 | 音楽

Subdudesflowerpetals 素敵なルーツ・ロックバンド、サブデューズの2009年度新譜が届きました。
ニューオーリンズのベテラン、ゴッタ煮ロックバンド。果たして今作は何作目なのでしょう。一時の解散期を経てしぶとく活動中、ここのところ毎年なんらかのリリースがあります。で、今年の新作は『Flower Petals』。タイトル通り花びらを摘むジャケットが印象的で購入いたしました。夏の終わりに相応しいジャケットで引きつけられるものがあったのですね。そしてその中身も…素晴らしい!ギター、ベース、ドラムにアコーディオン、マンドリン、そしてオルガン(アル・クーパーも参加!)等々が大きなうねりをともなった繊細な音を奏で、歌心も豊かに迫ってきます。ゆったりと始まる1曲目のすこしダークなトーンのギターにバイユーの香りが漂うようなコーラが重なるイントロからもう「これは良いレコードだ!」と確信させられます。スワンプですね(笑)2、3曲と聴き進み~すぐにヘヴイローテーション決定です。ミディアムテンポ中心の中、一見控えめな各楽器が素晴しく歌っていますね。
なかなか引き出しが多く多彩で、時にはワイルドにロックしている時もある彼らですが今作はルイジアナ風味のロックサウンドで聴き所満載です。いや、これはまだまだ楽しめそうです。
日本に来ないかなぁ~。

夏の終わり…今年は遅く始まって早く終ったなぁ。ここ数年は毎年、錦糸町の河内音頭が終ったら夏は一区切りな私です。今年も最高でしたね♪

いつの間にか夏を勝手に終えていて申し訳ないのですが、そうなのです。というわけでこのアルバムで残暑を楽しんでいます。