AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

破壊的進化に気ずく時(2)

2015-11-24 15:48:04 | 今そこにあるメディアのリスク
500,000,000 years in 50 seconds flat



引用2
「今時の若者は贅沢だけを追い求める。
態度が悪く、権威をあざ笑い、年長の者を敬わない。誰が部屋に入ってこようと御構いなしにだらけている。親と言い争い、人の話しを最後まで聞かず、食べ物を粗末にし、教師を脅す。」
引用3
「世界は困難な時代のただなかにある。
今の時代の若者は自分のことしか考えない、、、、。
自分は何でも知っていると言わんばかりの口調で話す。
そして、私たちの世代が『知恵』とするものを『愚かさ』とみなす。」

引用 4
「パブに男女合わせて40~50人の若者がいたが、ほとんどが17歳にもなっていなかった。彼らのなかには、自分が娼婦であることを公言している者もいた。これでは、性交渉の低年齢化が進み、14歳や15歳で売春を始める少女も多いのも当然だ。
粗野で自暴自棄な者たちの犯罪も頻発している」

4人の著名人に共通するのは、従来の知識が笑いものになっているという認識だ。新しいやり方をしない者は化石であり、無視していい存在となる。不安な状況だ。
とはいえ、かってない社会が到来した以上、そんな状況になるのも理解はできる。さて、現代社会の行方を熟知するこの4人の著名人とは誰か?

引用1は、ヘシオドス(ホメロスの同時代人)、紀元前700年ごろの発言。


引用3は、隠者ピエール、1274年の発言。

引用4は、フリードリヒ・エンゲルス、1844年の発言。

まったくもって、世界は信じられないほど変化している。
こんな世界はかって存在したことがなかった。
(David Harott 著 Predetory Thinking 「変化しない唯一の媒体、それは人間」より)
紀元前から「今の若者は、、、。」と言われてきたのである。
但し、アナログからデジタルに時代が変革したことで、この自体は拍車をかけて動き始めてしまいました。