AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

COVID-19の齎す影⑻

2020-04-15 13:45:32 | 今そこにあるメディアのリスク

AD Councilが手洗いの啓蒙をセサミストリートのエルモのキャラクターではじめていたが、日本はこの様なページである。安倍政権同様に世情を理解していない。





Washy Wash Song with Elmo | Coronavirus Response | Ad Council


このCOVID-19で世界は国を閉じた。世界何処も彼処も「鎖国」である。
徳川幕府の鎖国でペスト(死病)が入ってこなかった。コレラは開国の後で蔓延した。24万人が亡くなったのである。
COVID-19の感染蔓延は、グローバリゼーションをひっくり返した。多くの企業がテレワークをはじめたのである。クリエーティブワークを主とする生業は、ライブミーティングである程度問題はない。然しながら濃厚接触になるスタジオ撮影も、ロケもオフライン編集もMAVの本編も出来ない。だったらテレワークでやるのだ。企画アイディアさえ有れば良いCMは作れると思う。わざわざタレントを使う必要もないと思う。
在職中 海外のロケやオーディション、音楽録音、オフライン オンラインのMAVをテレビ会議と動画転送システムで、東京と海外とを結ぶシステムだった。
17、8年前の事である。Appleの動画チャットよりも前だった。社内提案で予算が付かずポシャったが、やはり理解されなかったんだろう。物事はちょっと先くらいでないと誰も理解してくれないと思う。今は無料で電話も動画もグルーピングで出来てしまう。そう、この騒ぎで、一躍踊りでたのが「ZOOM」だ。但し、システム的な脆弱さがあるとWIREDが報じている。突然のテレワークにどうしたら良いのか慌てた企業も多いだろう。こう言う時に割って入ってくるのが、中間搾取の業者である。自分で出来ることは社内で知恵を出し合う事で、業者に投げやりは具の骨頂だと思う。ネットワークシステムなど組まれたらえらい構築費を請求されるだろう。COVID-19は凡そ200有余年の資本主義経済への、いやミルトンフリードマンの「新自由主義経済」への挑戦かも知れない。ミルトンフリードマンを知らなければ、竹中平蔵でご理解頂けるだろう。
経済 教育 法律 政治他諸々全てガラガラポンとなるだろう。
「私は立法府の長」などと三権分立を束ねて訳のわからない事を宣うアベノマスクなどすっ飛んでしまう。

話が飛んだが、「思っているよりも多くのツールがあることに気づく」
その通りだと思う。アリネガ然り、ストックビデオにストックフォト スマホで撮影した素材でも充分に使える事は、YouTubeやVimeoで証明済みなんだから。