AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

COVID-19の齎す影⑴

2020-04-05 19:51:10 | 今そこにあるメディアのリスク
Cannes Lions が中止となった。1953年カンヌ映画祭で衣笠 貞之助監督が「地獄門」でパルムドールを受賞した翌年1954年 カンヌ広告際が設けられた。
創立以来初めてのことである。

AD WEEKに踊るタイトル



カンヌなしで1年を過ごすことによってマーケティングが見逃すもの
カンヌライオンズの頻繁な出席者は、キャンセルされたフェスティバルはつながり、コラボレーション、洞察の重要なハブであると述べています
重要な洞察:進化するフェスティバルの成長により、よりやりがいのある体験になったと信じている人もいます。
ネットワーキングはカンヌで良い経験をしたほとんどの参加者が言及している利点です。
今年のカンヌライオンズをキャンセルするリスクの1つは、見逃されないことです。

2003年に彼の最初のカンヌライオンズで、パンチョカシスはチリから22歳のクリエイティブで、世界的な舞台に足を踏み入れました。 「それは素晴らしかった」と彼は言った。 「それはあなたが世界をどう見るか、あなたがどのように広告を見るかについて大きく変わります。」



先のウオール街からはじまった世界恐慌で当時の広告などあったのか?



当時を物語るにこの背中の広告が当時の大失業時代を語ってくれていると思う。

日本の広告賞 電通賞 ACC賞 ADC賞 TCC賞 フジサンケイグループ大賞
それに朝広 毎広 読広 新聞広告賞 雑誌広告賞他いろいろあるが、カンヌで賞を獲得すれば、世界中から引き抜きにくるのです。広告が文化と言われた時代は松下電器(現Panasonic)やサントリーなど、多くの作品が受賞した。


1973年CM サントリー サントリーホワイト Get with It サミー・デイビス・ジュニア ACCグランプリ



懐かしのCM - ナショナル - 乾電池ハイトップ - 1974




懐かしのCM - ナショナル - ナショナル電球 - 1982



最近での名作は中嶋信也さんの「Hungry」が秀逸だ。

#412 Cannes Lions каннские львы 戛納 カンヌライオンズ


世界が国境を閉じた今、アジアのちっぽけな島国は相変わらず「不要不急」と自粛要請をするだけだ。要はコロナにかかったら、自己責任だというのであろう。腐ったミルトンフリードマンの新自由主義経済そのものである。一つの光はネットワークの世界である。こんな時は、カンヌライオンズの前哨戦と言われるSuperBowlCMで笑うしかない。



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