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コロナ共存の広告表現の近未来観

世界貧窮問答歌(1)

2017-01-16 20:35:15 | プロパガンダに潜む罠
貧窮問答歌と言えば「万葉集」山上憶良ですが、世界は歌など歌っている場合ではないのです。
昨年のNHKスペシャルでは、世界の富豪62人の総資産と最低貧困層36億人と聞いておりましたが、実際はもっと酷い状態になっているのです。貧困撲滅に取り組む国際NGO「オックスファム(Oxfam)」は16日、世界人口のうち所得の低い半分に相当する36億人の資産額と、世界で最も裕福な富豪8人の資産額が同じだとする報告書を発表し、格差が「社会を分断する脅威」となるレベルにまで拡大していると警鐘を鳴らしています。








貧困撲滅に取り組む国際NGO「オックスファム(Oxfam)」は16日、世界人口のうち所得の低い半分に相当する36億人の資産額と、世界で最も裕福な富豪8人の資産額が同じだとする報告書を発表し、格差が「社会を分断する脅威」となるレベルにまで拡大していると警鐘を鳴らしています。この報告書は、スイス・ダボス(Davos)で17日から世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)が開催されるのを前に発表されたもの。それによると、世界人口のうち所得の低い半数の人々の資産額の合計と同額の富が、米誌フォーブス(Forbes)の世界長者番付上位の米国人6人、スペイン人1人、メキシコ人1人の計8人に集中しているということです。
この8人の中には、米マイクロソフト(Microsoft)の共同創業者ビル・ゲイツ(Bill Gates)氏、交流サイト(SNS)最大手フェイスブック(Facebook)の共同創業者マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏、インターネット通販最大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)創業者のジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)氏が含まれているそうです。(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170116-00000122-jij-int Yahoo News より引用させていただきました。)

第二次世界大戦後、新自由主義経済の構想はシカゴ学派 ミルトン・フリードマンの提唱したものです。そして今、社会主義が崩壊した様に、資本主義経済も既に破綻状態と言えましょう。
米国の低層階級への住宅供給、不動産は上がるという迷信でサブプライムローンを世界中に撒き散らし、そしてリーマンショックをまねいたのです。