AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

可視化の意義(5)

2016-01-22 22:42:51 | インタラクティブのattractive(魅惑)










博報堂とMetapsが「Metaps VideoAnalytics」の提供を開始したと言う記事を観ましたが、どんな仕組みなのかが解りません。
21日には電通がテレビ番組・CMとタイムリーに連動したコンテンツを、視聴者のスマートフォンやタブレットなどに配信できるソリューション「TV Live Meta Module(β版)」を開発したことを発表しました。





 「TV Live Meta Module」では、テレビ番組やCMの放送内容をリアルタイムで認識。字幕情報から取得して特定キーワードを抽出したり、CM画像から広告主や商材を特定したり、データを自動で抽出し、即時に外部事業者に提供する。これにより、連動情報を放送局が事前に準備していなくても、SNS事業者、広告配信事業者などが、テレビ内容に即応したコンテンツを配信できるそうです。提供は、APIで行い、CMの放送時に同一広告主の動画、クーポン、Eコマースサイトリンクなどを表示する「シンクロCMモジュール」、テレビ番組内で取り上げられた場所、人物、モノなどのキーワードを自動認識して関連情報をリアルタイム表示する「テレビライブワードモジュール」、特定のキーワードに反応する広告をあらかじめ制作しておき番組に採り上げられたときに表示する「テレビライブワード連動広告モジュール」の3つを提供する。
現場時代 広告の時間軸と好感度チェックで自分がCMプランニングしたCMが実験検証で選ばれましたが、全ての広告の解析は大変だと思いますし、番組視聴率なるモニターもどういうシステムなのかよくわからないのが実情ですが、「Metaps VideoAnalytics」と「TV Live Meta Module」
と感じますに、ソーシャルTVと従来のテレビ媒体とのソーシャルネットワークとの連動とでは
全く違うと思います。そう言えば8年前に電話とウエッブ連動の「Pudding Media」と言うのが米国でありました。その個人情報が「プライバシーを損なうのではないか?」とメディアに取り上げられておりました。物事は早すぎると「理解しがたく。」ちょっと先ではないと「ドン・キホーテになりかねない。」難しいものです。