AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

可視化の意義(2)

2016-01-15 21:01:12 | アイディアのIdentity

初期の検索エンジンのバナー広告はフロントから階層を深くすればするほどバナー広告料金は安くなりました。雑誌で言えば、H1 H2 H3 H4(表1 表2 表3 表4)4C1P(4色1P)の様なものでしたが、今ではフロントページで全てアクセス出来るのが最良のアーキテクトだと思います。
このアクセス数でクライアントが広告料を支払うのでした。ですのでこのクリックを稼ぐと言う「アルバイト」まで横行したのです。

カンヌライオンを受賞した英国のビルボード広告は、視えないDomestic Violenceを可視化し、
通行人が何処を観たのか、見れば見るほどその女性の痣や傷が消えていくというインタラクティブ 性のある屋外広告です。






「あなたは家庭内暴力を見ることができるならば、我々は、それを停止することができます」「見て見ぬふりをしないでください、 '立ち止まって、彼女らが受けている虐待をみてください。」

新しい映像革新はいろいろな表現の可能性を広げてくれます。一途に大切な事は「思考発想」です。どんなに優れた技術革新でも、それを繋ぎ形にするのはクリエーティブに突出した人材だと思います。