AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

ハンバーガーの対抗戦(4)

2015-09-12 21:46:30 | 世界標準の消費価値




バーガーキングはPRIDE 月間に際し、米国バーガーキングから「Proud Whopper(プラウドワッパー)」という限定メニューが発売された。このプラウドワッパーが今、世界で感動を呼びました。
LGBT((エル・ジー・ビー・ティー)または GLBT(ジー・エル・ビー・ティー)とは、女性同性愛者(レズビアン、Lesbian)、男性同性愛者(ゲイ、Gay)、両性愛者(バイセクシュアル、Bisexual)、そして性同一性障害含む性別越境者など(トランスジェンダー、Transgender)の人々を意味する頭字語である。LGBという頭文語は1980年代中期から使われ始め、Tを加えたLGBTという言葉は1990年代から現在まで使われ始めた。それ以降、このLGBTという言葉はこのような人々の自己指定として一般的となり、さらにセクシャルマジョリティー(性的多数者)に対してもアメリカ合衆国やその他英語圏の国々で広く受け入れられている。LGBTという言葉は性の多様性と性のアイデンティティからなる文化を強調するものであり、性的少数者と同一視されることも多いが、LGBTの方がより限定的かつより肯定的な概念である。wikipediawより引用させて頂きました。)




「プラウドワッパーって何が入ってるの?」と尋ねる客に、店員は「わかりません」の一点張り。「ゲイバーガーってこと?」「お肉が甘いのかしら?」といった予想が飛び交う中、やっぱり気になるので…と客がプラウドワッパーを買って食べてみると…!?虹色のカラフルな包み紙にくるまれているが、実はこのプラウドワッパー、中身はふつうの「ワッパー」とまったく同じなのだ。



そして食べ終えてから包み紙の内側を見てみると、そこには「We are all the same inside(私たちみんな中身は同じ)」の文字が目に入ります。見た目がちょっと変わっていても、中身は同じ――プラウドワッパーは、そんなメッセージが込められたハンバーガーだったのです。
客たちはこのことに気付くと「Oh My God」と胸をおさえ、さらには涙をぬぐう人もいたそうです。マクドナルドもバーガーキングも同じ「人への愛」がコンセプトですが、“愛で支払う”バレンタイン・キャンペーンとLGBTのレインボーカラーで描いて、「We are all the same inside(私たちみんな中身は同じ)」の方が、一つ上の表現だと思ってしまいます。