AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

デザイナーの貧困度(5)

2015-09-07 21:40:19 | 今そこにあるメディアのリスク



毎日の様に子供が殺され、また殺され、そして1日経つと忘れ去られる。そういう負のタイムラインをマスメディアは伝えてくるのです。サイモンとガーファンクルの「7時のニュースと聖夜」と同じです。そういうみじかな殺戮を伝えている時こそ、国の重要な法案が決まっていたりするのです。恐いですね、、、。
佐野研二郎さんのエンブレム騒動もこれで下火になるところで、下記のニュースが伝えられております。
(http://hosyusokuhou.jp/archives/45331733.htmlより引用させて頂きました。)




文書内容については「極めて遺憾ながら、第三者の作品が依頼者のデザインとして報じられ、更には、創作時間等を正確に把握・確認することもない記事が『酷似』等の見出しと共に報道されることにより、あたかも依頼者の著作権侵害を推認・示唆させるような報道が為されるに至っています。そもそも、思想・アイデアそのものが著作権法に基づき保護されるものではないことは、著作権制度の国際的かつ基本的な原則」としており、正確に報道されていないことや、著作権についてが書かれている。 また最後には「万が一、本書簡到達後も適切な取材に基づく客観的な報道が為されず、同様の取材・報道態勢が続くのであれば、名誉棄損等の法的責任を伴うものと判断した段階で、直ちに法的措置を講ずると共に、関係機関等に対して人権侵害を理由とする 申立てを行う予定であることを、念のため申し添えさせていただきます」としており、今後客観的な報道がされない場合は名誉毀損で法的措置を取るとしている。

この代理人弁護士も佐野氏本人もSNS の怖さが解っていないようですね。このまま静かにしていれば、この1件はサイバー空間を彷徨う過去の出来事になったのですが、またこれで正義感の暴走が続いてしまう。福島原発事故でも、ツイッターに「電気使いたくなければ日本を出て行け。」の様な事を書き込んだ東京電力の新入女子社員のコメントで炎上し、名前、中学 高校 大学 部活動 住まいとあらゆるものが炙り出されてしまいました。今回の問題もSNSでどんどん掘り下げられ、それに準じてマスコミが報道したのです。これは逆効果であり、会見もしないで一方的に訴えてくるとは,,,,.更なる騒動を呼び込むこととなります。
今回の件は国を巻き込み、多くの関係者 教育機関が毎日の様に謝罪の日々だと思います。
この幕引きをするには、この佐野さんというお方がちゃんと出てきて会見を持つことです。それがない限りこの件は、またもや炙り出される。SNSの作法を間違えると最悪の事にもなりかねないのです。