AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

ブランディングの維持と崩壊「Marlboro」の場合(5)

2015-04-21 21:03:02 | ブランディー質で割ったらブランデイング






在職中 杉山恒太郎さん(前電通執行役員、立教大学映像心理 特任教授その後、ライトパブリシティの副社長です。)の依頼で、CDPロンドンのステラテジック プランニングの発表プレゼンシートを作ったことがあります。CDPと言えば、ハムレットシガーでも有名なクリエーティブ エージェンシーです。英国でもタバコの規制は年々厳しくなり、葉巻は映画館のみでOKだったそうですが今は全てダメです。タバコは汚い背景でなくてはいけない。マイルドセブンの様な、青い空に飛行機雲など以ての外です。パッケージも年々酷くなり、肺癌や舌癌 末期の様な画像を貼り付けなくてはいけないのです。



「それでも吸うの?」税金の大半を占める煙草税の言い訳にも聞こえます。
少し内容がそれますが、男女別で日本の喫煙者の割合データがあったので、グラフにしてみました。1980年当時の日本の男性喫煙者は70.2%と驚く割合です。
男性喫煙者の割合が半分以下に減少しているのに対し、女性喫煙者は2/3までしか減少していないことがわかります。


タバコ企業 年間売上 純利益 シェア
1 中国国家烟草公司 917億ドル 160億ドル 37.1%
2 フィリップモリス・インターナショナル 677億ドル 75億ドル 17.4%
3 ブリティッシュ・アメリカン・タバコ 581億ドル 42億ドル 12.0%
4 日本たばこ産業/JT 659億ドル 15億ドル 9.6%
5 インペリアル・タバコ(英国) 384億ドル 20億ドル 4.9%
6 フィリップモリスUSA 244億ドル 39億ドル 2.8%
*「世界シェア」は2008年、その他は2010年のデータ
参考:Tabacco Atlas
ちなみに、2013年度のフィリップモリス・インターナショナルの純利益は80億ドル強で、現在も、より好景気であるようです。タバコ産業は、私たちの想像を遙かに超えて成長していることが分かります。

4月20日(月)のつぶやき

2015-04-21 03:10:40 | 今そこにあるメディアのリスク

「友人との会話、、。追記、、。」
amba.to/1yK2Cqv


パラオ慰霊の旅に思う、天皇陛下が背負う使命とは #BLOGOS blogos.com/outline/110505/
この国の指導者は肝に命じるべきだと思いますよ。