AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

刺青のアナログとデジタル(2)

2015-04-01 23:23:30 | メディアの一向一揆








サイバーの世界では「忘れられる権利」が前々から議論になっていました。
以前、私の大先輩でもありますT氏から2CHの書き込みが酷くて「どうにかできないものか?」と相談を受けた事があります。URLをお伺いして調べてみますと、それはそれは酷い誹謗中傷でございました。顔が見えないからと滅茶苦茶に書き込むんですね。そういう私も2CHで書き込まれた経験があります。社も社員の関係者への誹謗中傷は毎日の様に誹謗中傷が書き込まれていました。上司から呼ばれまして、書き込みに「たかり、、、。」とあったそうです。一時期私の勤めていた会社も上場してから、粛清の嵐が起きました。幕末の「新撰組」は戦で戦って死んだ隊員よりも粛清で切腹、斬首の方が多かったのです。まあ、それと同じで井伊直弼の安政の大獄みたいなものでした。会社も逆にこういう2CHを利用したのでしょう。れっきとした「パワーハラスメント」です。もう何年も前のことですから時効でしょう。この様に自分の要らぬ事までも、サイバー空間に忘れされず漂っていくのです。まるで自分の「過去の幽霊船」です。この状況を「デジタル タトー」と名ずけたのは、2013年のTED Conferenceでプレゼンテーションした生物科学関連の投資ファンドの役員であるフアン・エンリケス (Juan Enríquez) が行なった講演の中で言及され、注目を集めるようになりました。
Wikipediaより引用させて頂きました。(http://ja.wikipedia.org/wiki/デジタルタトゥー)
入れ墨(タトゥー)を後から消すことが困難であることを、いったんインターネット上で公開された書き込みや個人情報などが、一度拡散してしまうと、後から消すことが極めて困難であることを喩えた表現です。ですので、サイバー世界に無縁の方も是非 月に一度は「自分探し」をお勧めします。妬み、怨み、嫉みのサイバー空間は凄いことになっていますからね。