酒呑みは、洒落者が割合多いものです。
ジョークや駄洒落、符牒合言葉、など良く使います。
よっぱらい同志の平等意識と連帯感を深めると共に、ちょいとした口裏あわせに使ったりもします。
「水辺に酉(とり)あり、山に山を重ねんや」
で、
「酒(さんずいにとり)を出(やまふたつ)しましょか」
と洒落たり、
きょうは濁酒(どぶろく)でも呑もうかというときは、
「24でも呑(や)りますか」といったり。
つまり、シロク(4×6)濁っているので。
などと、符牒を使ったりします。
そういえば、
酔っ払うとつい、「時を天に任して」酩酊してしまいますが、
過日の新聞には「テン、トキを襲う」と出ていました。
任せすぎもいかんなと思った次第です。
チョイワル親父とかはやってましたが、わたしはいつも濃い目のハイボール。
ちょい割る親父でございます。
・・・。
風流にはほど遠くござんすが、それでも酔っ払いは、憂いを笑い、少しでもチャーミングに呑めるよう修行をしておるのでございます。