咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

新聞投稿記事が・・・掲載

2012-02-21 22:33:00 | レビュー
 「『日本列島 いきものたちの物語』。この映画、冬の知床の大地、ヒグマがエゾシカを追って、傷ついたエゾシカをいきなり襲うというカットからスタート。ヒグマの息遣いがスピーカーからこちらの耳元に響きわたる“ど迫力”・・・」

 と、先日、観賞し当方のブログにもアップした映画に対する思い入れを、地方紙の読者欄に投稿した。規定の400字以内に収めないといけないので、書きたいこともたくさんあるが、簡潔明瞭にと試行錯誤し何とかとりまとめた。

 この頃のことであるから、文書で投稿しなくてもインターネットメールでOKなもので、随分気軽にできるから便利ではある。

 折角の投稿であるから、もし取り上げてもらえるものであれば、同名映画が上映期間中に新聞に掲載されるとうれしいけど・・・と、思っていた。

 すると、その期待に応えてもらうかのように20日付の新聞に掲載されていた・・・原稿を送信して5日目なので、すなおにうれしかった。
 毎朝食時に新聞を読む癖があるもので、読者欄のページをめくると真っ先に目に飛び込んできた・・・家内は「いつの間に出したのか」と笑っていた。

 かように印刷されて、自らの文章が陽の目をみるのも、ブログと違ってまたいいものである。昨年の10月には「池波正太郎文学」に関するネタを投稿し、掲載されていたがそれ以来の投稿である。

 ところで、この映画のテーマともいうべき「家族愛」、ヒグマの母親が仔を守るためにオスグマと懸命に闘う姿、サルの親子のけなげな子育てと涙の別れ。

 キタキツネの子育て奮戦記と旅立ち、イノシシ親子の生死を分ける子育て、海では襟裳岬のアザラシ親子のほほえましい姿など大自然に包まれながらも時には自然の猛威との死闘は観る人の心をうつものである。

 顧みて、人の世を見てみると「我が子に手をかける・・・幼児虐待」、「育児放棄の若い親たち」、「自殺に追い込む卑劣な行為」、「いとも簡単に殺戮する・・・通り魔殺人」など、鬼畜にも劣る行為が頻繁にメディアを賑わしている。

 どこからそのような生きざまに変わって来たものかと、考えさせられることが多すぎる。それもこれも、家庭のしつけと教育の低下、日教組教育に差配されている低下した学校教育などの大きな問題が横たわっているからかも知れない。

 現大阪市長や東京都知事が提唱している学校教育、これこそが今から必要不可欠なテーマかと思っている。

 それは、さておき、あの映画の中に垣間見ることのできる愛情の物語、その絆は人間以上の純粋なものであり、きっと見る人の心を惹きつけるものである。

 そのためにも、子育て奮戦中の若い両親、学校の児童生徒、大学生とこれから日本を背負って立つべき多くの人たちに観てもらいたい。

 きっと、今まで生きてきた生活の中で、忘れ去っていた「何か」を見つけることができるから・・・(咲・夫)


(出典:2012映画「日本列島」製作委員会)

(出典:2012映画「日本列島」製作委員会)

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