最近、健康を維持するには、腸内における善玉菌を増やすこととあった。その善玉菌の活動によって、腸内を健康に保つことこそが、その人の健康を維持するための大事な要素である・・・と、色々なところで言われ始めている。
その大事な腸の働きを活発化させるには、どうしたらいいのか。そのお手伝いをしてくれるものが、「食物繊維」とのこと・・・近年の食生活では、食物繊維が不足がちになっているらしい。
最も我が家のように野菜中心の食生活をしていればその懸念は遠のいているが、外食産業に頼って、偏食を続けているなら問題が残りそうである。
ところで、ある冊子に「食物繊維が腸にいいのはなぜ」と、記されていた。
「食物繊維といえば、腸の働きを活発にして便秘などを解消する整腸効果が期待されます。食物繊維は水溶性食物繊維と不水溶性食物繊維に分けられます。前者は、腸の働きを活発にし、老廃物を排泄するのに役立っています。また、粘性があり、保水性が高いのが特徴。後者は、腸内細菌の分解を受けにくく、便のカサを増やしたり、便を柔らかくする特徴があります。膨れ上がった食物繊維は腸壁を刺激して腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を促します」
「野菜や芋、豆などの食材に多く含まれる食物繊維は、その種類によって作用が異なるので、いろいろな食品からたくさんの種類の食物繊維を摂り、十分な水分を補給することが大切です。また、水溶性食物繊維には、腸内細菌を良好に保つ乳酸菌群ビフィズス菌などを増やす作用があります」
(出典:Ripple 抜粋)
食物繊維の1日の摂取量の基準は、男性19グラム以上、女性17グラム以上とのことであるが、1950年以降減少し、現在の平均摂取量は、15グラム未満とのことである。(2010年版・日本人の食事摂取基準)
欧米化した肉類中心の脂っこい食事により、野菜や穀物類の摂取不足がもたらしているものと思われるが、整腸作用の低下により最も懸念される“大腸がん”の増加などが見られるのも納得できる。
我が国で昔から食べられてきた煮物などが豊富な和食、いわゆるおふくろの味への回帰が必要になっているものと思われる。
日本人が長い、長い時代を経て築き上げてきた食生活、そこに欧米化の食事が入ってきてわずか100年余り、日本人の体質もその食生活に芯から慣れきっていないために“がん”などの難治性の病が増加しているのではないだろうか・・・。
腸内健康を取り戻すためにも食物繊維の豊富な食生活に替えること、それこそが将来の日本を背負って立つ子供たちの健康維持に大切なことと思われた。(咲・夫)
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その大事な腸の働きを活発化させるには、どうしたらいいのか。そのお手伝いをしてくれるものが、「食物繊維」とのこと・・・近年の食生活では、食物繊維が不足がちになっているらしい。
最も我が家のように野菜中心の食生活をしていればその懸念は遠のいているが、外食産業に頼って、偏食を続けているなら問題が残りそうである。
ところで、ある冊子に「食物繊維が腸にいいのはなぜ」と、記されていた。
「食物繊維といえば、腸の働きを活発にして便秘などを解消する整腸効果が期待されます。食物繊維は水溶性食物繊維と不水溶性食物繊維に分けられます。前者は、腸の働きを活発にし、老廃物を排泄するのに役立っています。また、粘性があり、保水性が高いのが特徴。後者は、腸内細菌の分解を受けにくく、便のカサを増やしたり、便を柔らかくする特徴があります。膨れ上がった食物繊維は腸壁を刺激して腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を促します」
「野菜や芋、豆などの食材に多く含まれる食物繊維は、その種類によって作用が異なるので、いろいろな食品からたくさんの種類の食物繊維を摂り、十分な水分を補給することが大切です。また、水溶性食物繊維には、腸内細菌を良好に保つ乳酸菌群ビフィズス菌などを増やす作用があります」
(出典:Ripple 抜粋)
食物繊維の1日の摂取量の基準は、男性19グラム以上、女性17グラム以上とのことであるが、1950年以降減少し、現在の平均摂取量は、15グラム未満とのことである。(2010年版・日本人の食事摂取基準)
欧米化した肉類中心の脂っこい食事により、野菜や穀物類の摂取不足がもたらしているものと思われるが、整腸作用の低下により最も懸念される“大腸がん”の増加などが見られるのも納得できる。
我が国で昔から食べられてきた煮物などが豊富な和食、いわゆるおふくろの味への回帰が必要になっているものと思われる。
日本人が長い、長い時代を経て築き上げてきた食生活、そこに欧米化の食事が入ってきてわずか100年余り、日本人の体質もその食生活に芯から慣れきっていないために“がん”などの難治性の病が増加しているのではないだろうか・・・。
腸内健康を取り戻すためにも食物繊維の豊富な食生活に替えること、それこそが将来の日本を背負って立つ子供たちの健康維持に大切なことと思われた。(咲・夫)
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