咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

皇帝・シンボリルドルフ号・・・死す

2011-10-05 22:53:22 | スポーツ
 JRA競馬史上、最初の無敗3冠馬となったシンボリルドルフ(牡)が、亡くなったとのニュースが各メディアを通じて流れていた。30歳であったそうだ・・・時の流れは早いものである。競馬のことに余り興味のない方でも、このシンボリルドルフの名前は行き届いているのではないだろうか。

 その強さは、正に皇帝の名に値するものであり、国内では15戦13勝、2着1回、3着1回の記録が残っており、着外0である。G1勝利7勝の・・・七冠馬

 米国に遠征し6着に敗れ、その後現役を引退しており、その産駒にはあの奇跡の復活と言われた涙の有馬記念を制したトウカイテイオー(クラシック2冠馬・皐月賞、ダービー)などがいる。

 シンボリルドルフの現役時代、余りにも強すぎたため、当方は同馬を負かす馬はいないかと常に関西馬を応援していたが、いつもやられっぱなしであった。本当に憎いくらい強い馬で、鳥肌が立つほどのレースぶりであった。主戦の岡部幸雄元騎手との呼吸もピッタリで・・・ダービーでも届くかなと思われるところを外からグイグイと先団に詰めて、ゴール前で内の3頭を一気に差し切った。

 そして、セントライト記念を叩いて、無敗の3冠馬を目指した菊花賞では中団からやや後方を追走し、2回り目の3、4コーナーで中団に押し上げ、4コーナーから直線に向くと内に入って3番手につけていた・・・200mを切ったあたりから一気に抜け出してゴールに飛び込んだ。

 「8連勝、無敗の3冠馬達成か。シンボリルドルフゴールイン、やりました」

 現役引退までに天皇賞(春)、有馬記念2勝、ジャパンカップなどのG1を勝って・・・7冠を達成している。

 兎に角、凄い馬であった・・・。

 その産駒トウカイテイオーの勝負根性には、多くのファンが元気づけられ、最後の有馬記念では涙した。
 2008年8月、社台スタリオンステーションにてトウカイテイオーに会った。

 今まで、その父・シンボリルドルフには会っていない。(夫)

[追 記]
 JRAは4日、84年の3冠馬シンボリルドルフ(牡)が死亡したと発表。30歳だった。
 8戦全勝で史上初の無敗3冠馬となったシンボリルドルフは、その後も圧倒的強さでファンを魅了。“皇帝”の愛称で親しまれた。通算成績は16戦13勝。
 現役引退後は北海道門別町のシンボリ牧場にて種牡馬として供用され、種牡馬引退後は、千葉県成田市のシンボリ牧場にて繋養されていた。
 全レースで手綱を取った岡部騎手は「元気だと聞いていただけに、今朝報せを聞いてとても残念に思いました。思い出はたくさんありすぎて一言で表すのは難しいですが、“自分の人生の一部”とも言える馬でした。お疲れ様でしたという気持ちとともに、ゆっくり休んでくださいと言いたいです」とコメントした。
(出典:gooニュース「サンスポ」 抜粋)


(出典:サンスポ・・シンボリルドルフと岡部幸雄元騎手)

参考資料:サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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