さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

慢性膵炎の経緯はこちら。重症急性膵炎の闘病記はこちら
過去の入院・検査記録はこちら。お薬の履歴はこちら
膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
間違いが含まれている可能性はありますので、あくまで自己責任ということで情報を利用してください。

ご意見のある方はayushirokun☆hotmail.comへ、☆を@に変えてメール送信してください。
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今年初の・・・

2010年04月30日 20時56分57秒 | 慢性膵炎での入院生活
月曜日に入れていただいたオーダーは今日まででした。

フサンを打った時は一時的に治まるのに
夕方ぐらいからじわじわ痛みが強くなって、夜になるとボルサポ連発の繰り返し。
今日はエレンタールしか口にしていないのに、点滴しても痛み治まらず。
明日から連休だし、このまま帰るのは不安だしと
看護師さんに頼んで主治医さまから点滴を追加していただきました。

その2本目を打ってる最中に思いがけず殿登場。

殿「もう入院する?」
あ「ええーっ
殿「まあ、帰りたいわなあ。別にどっちでもいいよ。」

しかし、明日からは5連休。
殿は「内科医全員知ってるから大丈夫」と再び念押ししつつも、
5連休は毎日点滴をオーダーしておくから
「入院したくなったら言ってね。」と。

今日は入院するつもりでは来ていないので、荷物に困ります。
が、今日で9連チャンの通院。
さすがに疲れてきました。
点滴してても痛いままだし、
明日荷物を用意してきて救急で入院させてもらおうかなぁ。
とか考えてた矢先に、外来の師長さんが救急の予約表を手にご登場。
「あんまり無理せんと。」
という言葉を聞いた瞬間に、あ~、もういいやと思っちゃった。

やっぱり入院します、ってことで入院決定。

病棟に上がってから回診に来られた殿に
「往生際が悪くてすみませんでした。」
とお詫びしておきました。

今回からイケメン小姓の代わりに担当医になったのは
いつぞや救外でPSTIの説明をしたドクター。
小姓のようにイケメンでも、エコーのドクターのように優しいわけでもない。
ちょっぴりがっかり

と、残念がってたら、さっき22日に救急で診ていただいたドクターが登場。
今回は3人チームらしい。
「あれから気になってカルテ追ってたんですよ。」
と、優しい
俄然、テンションがあがる私←間違ってる

水以外絶食で、内服薬も中止でいくそうです。
GWは楽しい絶食WEEKですわ。

というわけで、今年初の入院日記です
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GW初日

2010年04月29日 18時01分01秒 | たわごと
今日も今日とて通院。
9時の救外予約に間に合うように家を出ました。
祝日だから道は空いてるよね~
と思っていたら、意外に混んでる。
そっか、今日から世間はGWだ。
最後の高速1000円だから、混むのも当然かしら。
1000円につられての広島行きでひどい目にあったので
その後は1000円の恩恵は受けておらず、
讃岐うどんも食べに行かずじまい。
ま、うどんは地元でおいしいお店を探せばすむお話ね。

コシのある讃岐うどんが基本的には好きですが、
細くて喉ごしの良い稲庭うどんも違う味わいがあっていいです。
他には名古屋の「山本屋本店」で食べた味噌煮込みうどんに
京都の「おめん」(←上州うどん)も美味しかった。

と、うどんはさておき。
今日の救外は空いていました。
受診予定の表に載っていたのはたった6人。
しかも内科は私一人。
他は耳鼻咽喉科に口腔外科。
耳鼻科に口腔外科は一過性だろうから
そりゃ救急でも顔を知られてしまうワケですね。

顔といえば。
昨夜、処方してもらったエレンタールを整理していた時のこと。
昨日は調剤薬局でいつも貰っている
アミノレバンのパイナップルフレーバーの在庫がないと言われたので
代わりにプラムを貰ってきました。
パイナップルもアップルも飽きてきたし
早速プラムを飲んでみるか!
と思って、フレーバーの箱を珍しく見てみたらば。

2010.2.17

えーっと。
これって賞味期限だよね?
どう考えても切れてるよね??
2ヶ月ぐらいなら大丈夫かと、
ちゃ・レンジャーなことを思いそうだったけれど(笑)
イヤイヤ、まだこれから先置いておくものだし
さすがにちょっと問題あるよと考えなおし
薬局に電話してみることに。

「今日、エレンタールを貰ったときにアミノレバンのフレーバーを貰ったのですが
それが賞味期限が切れているのです・・・。」

お待ちください、と受付の人が薬剤師さんに代わってくれたので
もう一度同じフレーズを繰り返してみたらば。
「あゆさんですよね?」
ひぃーっ、私、まだ名乗ってないのにっ。

た・・・多分。
薬局でアミノレバンのフレーバーを所望するのは
私ぐらいなのだろうけど、すっかりここでも顔。
病院関連ばっかり顔が利いてちゃいけませんなあ。
もっといい場所?で顔を効かそう。

あ、フレーバーの件は丁重に謝られました。
新しいものと交換してくれるようで一件落着です。
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逆コンプリート

2010年04月28日 20時14分29秒 | 慢性膵炎の通院
今日は主治医の診察日でした。
診察前にフサンの点滴。
月曜日よりは回復してきているし
点滴すると確実に楽になるんだけど
エレンタール以外のものを口にすると痛みが出る。
うーむ。。。

診察室に入ると、月曜日の外注結果が出てました。
アミラーゼは低値だったのに、トリプシンが基準値を超えてました。
アミラーゼ、リパーゼ、トリプシンの中で
私が一番異常値を出しやすいのはアミラーゼです。
ついで、トリプシン、リパーゼ。
フオイパンを飲むようになってから
それまで常に基準値を超えていたリパーゼが
基準値内に収まることが増えました。
やはり、フオイパン効いてる?
今回もリパーゼは基準値内でした。

アミラーゼにはP型(膵臓型)とS型(唾液腺型)があるので
アミラーゼが高い=膵炎ではないし、
アミラーゼの値と膵炎の重症度も一致しません。
だから、アミラーゼが高くても案外平気なことも多いですが
トリプシンが高いときは確実に痛いです。
トリプシンはタンパク質の消化酵素で、
これが活性化すると膵臓を自己消化してしまいます。
私の場合、トリプシンの阻害物質=PSTIが少ないので
トリプシンが高い時にはモロ堪えるようです。
今回もPSTIは8(基準値20以下)と低値でした。

殿「トリプシンが高いから、やっぱり(痛みの原因は)膵臓だね。
 でも白血球の低さはSLEが関係あるかもしれない。」
とのことでした。
まだ痛みが続いているので、明日・明後日の点滴も決定。
しかし、問題はその後です。
殿病院は1日から5日まで5連休。

あ「せんせー、5連休の間、すっごく不安なんですけど?」
殿「いつ来てもらってもいいよ。内科医全員知ってるから。」

なっ、内科医全員!?
せんせー、どんだけ私をカンファでネタにしたんだ!?
思わず絶句してたら
殿「誰が見ても解るようにしてるから」
とフォローしてたけど、フォローになってないっ。(爆)
内科のDrを着々コンプリートしているつもりだったのに。
コンプリートされていたのは私のほうだったらしい。

とりあえず、気を取り直し(?)
7剤ルールがあるので今回もらえるお薬は今日貰っておくことに。
殿が7種類、7種類と呟くので、
あ「せんせー、7剤ルールってね、7剤になると薬剤料が10分の9になるってことらしいですよ。」
殿「そんなことだったの構わんやんな、そんなこと。
と、お怒りモード。
まんま削られるわけじゃないのにとも思うけど
病院の収益が減るのは事実だろうしね。
諸悪の根源は厚生労働省でございますわよ。

それと。
あ「吐き気が夜中に出るんですけど、ナウゼリンは飲まないほうがいいですよね?」
と吐き気対策を聞いてみたら
殿「頓服で飲む分には(プロラクチンは)大丈夫だよ。」
とのことでした。
そうなんだ。
じゃ、夜中に吐き気で目覚めたときには遠慮なく飲むことにしようっと。

というわけで。
GW初日の明日も病院通いは続きます。
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まずいけど、しゃあない

2010年04月27日 17時32分47秒 | 慢性膵炎の通院
今日も点滴に行って来ました。
主治医の診察日以外は、
点滴の前に初診対応のDrの診察があります。
(この点滴前診察と救外でDrをコンプリートしつつあるw)
「点滴ですね、はいどうぞ。」
ぐらいの軽~い診察なのですが
今日の初診は消化器内科部長だったため、ちょっと違いました。

膵炎疑いで殿病院に紹介されてきた当初はこのDrだったし
殿がお休みでいないときには代わりに回診に来られたりするので
それなり?に顔なじみです。

この間の部長先生とは全くタイプは違うのですが
こちらも素晴らしいDrです。
(殿病院の内科には何人か部長がいて、一番のトップがこの間の部長先生)

真面目な顔をしておもしろいことをいうので、
最初はそのギャップにびっくりしました。
通勤はバイクでリュックを背負い、
リュックの中には愛妻弁当。

イメージ的には近所のおもろいおっちゃん。
貫禄や威厳とは無縁で、およそDrらしくないのですが、
気取りがないので話しやすい。
潰瘍性大腸炎やクローン病を専門となさっていて
内視鏡の技術は病院でナンバー1。
消化器内科の中では誰よりも忙しく
病棟に上がってくるのもいつも消灯前ぐらい。
なのに忙しい中でもスタッフや患者を笑わせます。

で、前置きが長くなりましたが。
消化器のDrなだけに
Dr「どない?ちょっとはようなったん?」←ここまで関西弁まるだしDrも珍しい
あ「昨日よりは楽になりました。エレンタールなら飲めます。」
Dr「あれ、まずいけどなあ、頑張って飲んで。」
あ「先生、アミノレバンのフレーバーにしたらまだ味がマシです。」
Dr「ハハハ・・・ほんままずいけどな、病気やもんな、しゃあない。」

UCやクローン病の方のほうがエレンタールには縁があるので
よっぽどまずいまずいと聞かされているんでしょうね。

ほんま、まずいけど、膵臓のためにはしゃあない。
で今日も飲みたいと思います。
でも、すぐ飽きる・・・あの味は。
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9時間

2010年04月26日 20時43分27秒 | 慢性膵炎の通院
昨日1日、エレンタールすら飲まずに絶食したにも関わらず痛みが強かったので
今日は殿に拝謁してきました。

GW前とて病院は激混み。
普段なら駐車場に入れる時間に到着したのに
すでに満車で30分ぐらい待ちました。
今日の殿は初診外来。
予約外で行くとすっ飛ばし診察してくださることが多いのですが
今日は混んでいたようで1時間ぐらい待ちました。
待ってる間が痛いのよお。
それでも、私の前に呼ばれた人は私より随分前の番号だったので
先に来られていた人を抜かしたのは事実。
恐縮でございます。

触診されたら、かなり痛かったです。
その様子を見て、殿は
「今日はフサン2本にしようね。」
と即決。
フサン2本で5時間コース。
採血も入りました。
痛みが強かったので、点滴の前にブスコの静注もしてもらいました。

いつもなら点滴しているうちにスーッと痛みが治まるのに
今日はなかなか痛みが引かない。
うーむ・・・。
夕方になって、殿が採血結果を持って登場。
なんと、アミラーゼ153(基準値37~120)
滅多に見ない低値です。
まともに食べずに4日連続フサンを打ったから下がったともいえるのかな。
でも、白血球が2700と基準値割れ。
殿曰く
「また白血球が下がっているね。もしかしたら痛みとSLEが関係あるのかもしれないね。」
とのこと。
シェーグレンと違い、SLEを思わせる症状はないような気がするんだけど
さっき調べてみたらSLEと膵炎も関係あるような?
まー、SLEにしてもSjSにしても
殿がどうするか考えてくださることでしょう。
こっちは気にしなくていいや。

数値低いのになんで痛いねんって話ですが
とりあえず明日、明後日も点滴で様子見となりました。
GWに入るし、早く落ち着いてくれないかなあ。

点滴が予定より時間がかかり、病院を出たのは6時前。
なんと9時間近い滞在でした。
5時間まで100円の駐車サービスではお役にたちません。
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最近の気候

2010年04月25日 22時35分49秒 | たわごと
春だというのに相変わらず寒いです
今日はなんと最低気温が2度でした
最近のワケのわからない気候のせいで
病院の呼吸器科では患者さんの出戻り入院が多いとか。
これだけ寒暖の差が激しいと健康な人でも調子が狂いそう。

私の体調も狂いっぱなし。
口内炎が3つも出来ていて、水を飲むだけでも痛い。
そして、膵臓も痛い。
今日はフサンの点滴をしているのに痛みが強くなって
当直医呼び出しでフサンとガスターが追加になりました。
今日の当直医の先生は勿論知っていたけど、
診ていただいたのははじめて。
なんだか、毎日日替わりで内科のドクター総クリアできそうな勢いです。
お宝みたいにコンプリートしたらご褒美があたればいいのにね。(笑)

今日の担当看護師さんは、いつぞやのヒヨコタオル事件の方。
ルートの取りにくさもあいまって、3度目なのにすっかり覚えられてます。
ヒヨコ、血管、あゆさんとインプットされてるんだろうなぁ。

看護師さんといえば。
姉から聞いた衝撃の話をひとつ。
姉の通っていた短大の看護科では
「自らオムツの中に排泄をし、それを他人に替えてもらう」
という、なんともえげつないw実習があったそうな。
オムツの交換を他人にされるのが
どれぐらい屈辱かということを理解しなければ
看護など出来ないとかで。

大昔の話なので、今はやっていないだろうと語ってましたが。
いやはや。
看護師さんになるのは大変ですね。
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人柄

2010年04月24日 21時56分34秒 | たわごと
昨日といい、一昨日といい
初対面のDrにとても良くして頂いて感謝感激のワタクシ。
本当に殿病院のDrはどの方も素晴らしいです。
ふと考えてみると
内科部長のトップが変わってから
その傾向が強まったような気がします。
前回入院時のエピソード

会社組織でもそうですが、
トップの人格が下に及ぼす影響は大きいです。
今の部長はとにかく気さくで優しい。
最初の回診の時にに
「あの先生(=殿)は専門家ですからね。信頼していたら大丈夫ですよ。」
とか仰って頂いたし、
病棟スタッフにも威張ることもなくカジュアルなので
部長回診が随分と楽になったとか。

部長回診って科によって随分差があるのです。
研修医や看護師をゾロゾロ引き連れて歩きながら
質問したことにすぐ答えないと怒り出す部長もいれば、
まともに患者の顔を見ずに、形だけ診察して去っていく部長もいる。
(部長回診など無意味と思う瞬間)

かと思えば、今の内科部長のように、
師長だけをお伴に、自らカルテを見て患者から病状を聞いて、
大丈夫ですよ、良くなりますからね。
という励ましてくださる方もいる。
本当に人それぞれ。

実るほど頭を垂れる稲穂かな。
。。。に実際にはなかなかなれないものですが、
今の部長はそれに近いんじゃないかなと感じます。
部長先生は大学の教授も兼務なさっているので
素晴らしい人格を学生さんたちにも伝えて頂きたいものです。

以前の部長は、私が胆のうを摘出した後
続く微熱と怠さに悩まされて受診したら
「医学的には7度3分からを熱というのです。7度は熱とはいいません。」
と切り捨てられたのよねえ・・・。
でも、後から殿に聞いたところによると、
この時すでにアミラーゼの異常があったらしいのだが。
ま、終わったことはどうでもいいか。(笑)

「熱は7度3分から」
が私の中でちょっとしたブームになりましたわ。
笑いのネタにはなったのでヨシとしよう。
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当たりっ

2010年04月23日 19時36分35秒 | 慢性膵炎の通院
昨日の点滴で楽にはなったのですが
土日を乗り切る自信はなかったので
今日も受診してきました。

「どうしますか?」Drが代診だろうと予想していたら
意外や初お目見えの消化器のDrの診察。
顔と名前は存じていたけれど、
どんなDrなのかな?とちょっと緊張。

挨拶をして、症状を伝えたら
Dr「年末に入院されてましたよね?」
と尋ねられました。
へっ?なんで私が年末に入院していたことをご存知なのかしら。
しかも。
「大学病院で膵生検したあとの痛みと比べてどうですか?」
だって。
私はDrのこと知らないのに、
Drは私のことを知っているぅ。(笑)
内科のカンファレンスでネタになったのかしら。

触診の時には背中を叩いて、響くところも確認されました。
左の背中が響いたら膵臓ってことなのかな。

昨日採血したばかりなので、採血はなしでフサンのみオーダー。
延々と続く、点滴オーダー履歴に
Dr「痛みが出ることが多いのですね。」
あ「フサンを打つと治まるのです。」
Dr「そうなんですか。フサンは副作用少ないですしね。」

ほー。
フサンは副作用少ないんだ。
なら、膵炎疑惑でももう少し気軽に使ってもらえたらいいのにね。

「今日の点滴で治まりそうですか?」
と聞かれてちょっと悩んだら
「明日、明後日も救急で点滴できるようにしておきますね。もし痛くなければ来なくていいですから。」
と話が早い。
穏やかで優しいし、大当たりのDrでした。
今後、殿がいらっしゃらないときには
今日のDr代診がいいな。
小姓がいなくなっちゃってどうしようかと思っていたけど
他のDrも素晴らしい方ばかりなので安心していいみたいです。
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ひさびさ救外

2010年04月22日 23時59分59秒 | 慢性膵炎の通院
昨日の夕方から別にちゃ・レンジャーした覚えも
疲れやストレスを溜めた覚えもないのに、膵臓のじわじわ痛あり。
夕食は軽めにしたのに、夜になるにつれ、吐き気がきつくなり、痛みも増してきました。
眠るに眠れず、布団の中でしばし体育座り。
膵炎の人ならおわかりになられるでしょうが、膵臓の痛みは背中を丸めると楽になります。
そうこうしているうちに痛みは和らいだので、
吐き気はパリエット追加でごまかしつつ眠剤を飲んでなんとか寝ました。

朝になると、痛みはだいぶ治まってました。
けれど、とにかくだるい!のです。
せっかく主治医の診察日だったのですが(午前中のみ)
動くのも辛いし、痛みは緩いものだったので、我慢してみることに。
ところが、お昼に少しだけご飯を食べたあたりから風向きがおかしくなりはじめました。
どんどん痛くなるのです
でも、頑固な私は
「受付時間(=11時まで)が過ぎてるのに、わざわざ電話してまで行くほどではない。我慢できる。」
とボルサポ使って様子見することに。
しかし、ボルサポは全く効かず、ダンダントーンで痛みが強くなってきました。
ダメだこりゃ。
とうとう5時半ごろにネをあげてしまい、救外のお世話になることに。
昼間から具合悪いのに夜に受診するって、一番やっちゃいけないことです。
しかも、昼間なら主治医さまがいたというのにね。

痛みでヘロヘロだったので、家族に付き添われ病院にいきました。

当直のドクターは3年前の小姓を思わせるような若いドクター。
顔面偏差値は及ばないけど、それは仕方ないので諦めよう(笑)。
そのかわりに、優しくて丁寧なドクターでした。
若いドクターのほうが、殿の処方をそのままコピーしてくれるので
ありがたい部分もあります。
採血結果が出る前にフサンをオーダーしていただけたので助かりました。

しかし。
「重症急性膵炎」という既往症を告げると
どの医者も顔色が変わるのはどうしたものか。
そんな、びびらないでください~。

病院到着時は話すのもつらかったけど、フサンの点滴のおかげでだいぶ持ち直し。
アミラーゼは193と同じぐらいだったので、
「帰れますか?」
にもちろん即答。
「痛くなったら夜でも来てもらっていいですからね。」
とおっしゃっていただきましたが、そんな滅相もない。

今度からは調子悪いと思ったら我慢しすぎずに
必ず日中受診することにします。
いまだに我慢のポイントを測り間違えるんですよね。
反省反省。
でも、気持ちよく対応していただいた当直ドクターと看護師さんには感謝です。
おかげさまで助かりました。
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遺伝

2010年04月21日 11時16分10秒 | たわごと
HCC=肝細胞癌。
昨日、母が疑いを持って調べられた病名です。

でも、よくよく考えてみたら
「お母さんがガンになるわけないやん~。」

うちの母方は見事なまでの長寿家系で
祖父は101才で健在だし、83才で亡くなった祖母のことを
「早死にだった」
と親戚連中が後々口にするほどでした。
曾祖父や曾祖母も軒並み90才を越える長寿で
死因は見事に老衰ぽっくり死。
母方はどこを見ても癌で亡くなった人はいないのです。

その母が肝臓の免疫の病気になったのかは不思議ですが
長年にわたるストレスが原因じゃないかなと考えたりします。
肝臓って東洋医学では怒りを司る臓器だから
イライライライラしていると病気になりやすいとか言われます。
発症するまでの家庭状況を考えると
母って結婚してからずーっとイライラし通しだったような。
で、イライラしながら、無理して動いてばっかりいて
肝臓に知らず知らず負担がかかっていったのかな、と。

でも、元々丈夫な家系だから
大病しても案外元気で生きていられるんじゃないかしら。
母がB-RTO(胃静脈溜硬化療法)を施行した時には、
薬剤(劇薬)が体内に漏れて全身状態が悪くなり
「人工透析になるかもしれません。」
と言われていたのに、腎臓には全く問題おきず。
私の重症急性膵炎の後の後遺症なしといい
この点は母方の強い血に感謝です。

一方、父の家系は癌か脳梗塞かの二者択一で
60代で亡くなる人が多いです。
父方の祖母は30代で胆嚢炎になり、
60才すぎに胆嚢ガンで亡くなりました。

一人の叔父が胆石になり、その後急性膵炎も発症。
父の兄弟は5人いるのに、
胆石になったのは父のすぐ下の弟のみ。
また、父方のイトコは私を含めて12人。
でも、胆石になったのは私1人。
胆石を患った叔父の子供(私の従姉妹)は胆嚢膵臓問題なし。
遺伝による病気の出方って面白いです。

大学病院の主治医が言うところの
「遺伝子は二つで1つになるので、
 父方と母方が一つずつ因子を持っていて
 運悪くその2つがあわさったら、
 家系に病気がなくても遺伝子の病気になる。」
ことからすると、兄弟であっても遺伝子の取り方によって
色んな出方をするってことでしょうかね。

遺伝に生活環境(性格も含む)で病気のゆくえが決まるのかもしれません。
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