さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

慢性膵炎の経緯はこちら。重症急性膵炎の闘病記はこちら
過去の入院・検査記録はこちら。お薬の履歴はこちら
膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
間違いが含まれている可能性はありますので、あくまで自己責任ということで情報を利用してください。

ご意見のある方はayushirokun☆hotmail.comへ、☆を@に変えてメール送信してください。
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ダメもとで

2022年02月28日 00時18分28秒 | 医療・健康

先日、三回目の接種券がようやく届きました。

私は1、2回目が集団接種会場だったので、3回目も集団接種会場に行くのが筋です。

が、たとえ主治医が

「モデルナを打てばいいと思うよ。」

と仰ったとしても、モデルナは避けられるものなら避けたい。

・・・というのが本音です。💦

そこで、ファイザーのワクチンをたんまり持っているという噂のクリニックに

ダメもとで電話を掛けてみました。

というのも、そのクリニックは、1、2回目の接種をした人に

「接種券届きましたか?」と電話を掛けてきているという話だったのです。

そんなに余ってるのか?

それで、電話してみたらば、名前と電話番号だけ聞かれて、

「後で連絡します。」と一旦切られました。

つまり、前回のワクチンは当院で受けましたか?等の質問はありませんでした。

そしたら、夕方にもう一度電話がかかってきて、

3月中旬にファイザーで予約が取れた、という次第です。

ダメもとで電話してみて、良かったぁ。

モデルナだと翌日に仕事行けるかなあという不安がありましたが

ファイザーであれば、先に3回目接種をした姉がピンピンしていたので、

私もおそらく大丈夫だと想像つくのが安心です。

 

今回の第六波は多分に政府のワクチン政策の失敗のせいですよね。

子供になんて打たなくて良いから、

なぜにさっさと高齢者&基礎疾患持ちにブースター接種をしなかったのか。

モデルナなら余りまくっていた(いる)のだから、

65歳以上は接種券がなくても6ヶ月で打てるようにすべきでした。

そしたら、ここまで死者は出なかったのでは。

(特に大阪の惨状よ・・・)

個人的には5歳から11歳までの子供にワクチン接種なんて必要ない、と考えています。

今のような隔離政策さえなくなれば、二十歳以下もできれば避けたほうがいいと思います。

なにしろ、長期的な副作用がわかっていないので。

ただ、長期的な影響がわからないのはコロナに感染した場合も同じで、

もしかしたら10数年経ってから

あの時、感染したからorワクチンを打ったから

が出でくるかもしれません。

どっちに転ぶかわからないので、大人は自分で決めるしかないわけですが、

子供への強制は避けてもらいたいです。


今回の第六波は子供に感染者が相次ぎましたが

二回接種を終えて間もない子供も

全くワクチンを打ってない子供も、

同じように感染して、そして、どちらもさほど症状もなく元気でした。

子供からうつされた親の方がよほど大変だったようです。


姉が今日、言ってました。

「2類から扱いを落としてくれない限り、罹患するわけにはいかない。」

ほんと、コレが全てです。

気にしない、気にする以前に、

今のままでは感染すると社会的に迷惑がかかりますもん。

早く、どうにかしてくださいよ。

動かざること山の如しの首相さん。


インフルエンザワクチン

2021年10月26日 21時09分37秒 | 医療・健康

今年はインフルエンザワクチンが足りないと報道されています。

去年も足りない足りないと言われてはいたけれど

かかりつけの呼吸器内科ではすんなり取れました。

が、今年は本当に足りないらしくて、

クリニックに電話をしてみたら

「今のところ、12月10日が一番早い日で、それも予定通り入ってくるかどうかわかりません。」

と言われてしまいました。

インフルエンザは抗体が出来るのに1か月ぐらいかかるので

流行期に入る前の11月中に打つのが理想的です。

12月10日だったら遅すぎる・・・。

いや、問題はその日でも打てないかもしれないってこと。

 

コロナとインフルエンザ。

二つの同時流行が起こると脅す専門家はいますが

ウイルス干渉が起こるので、可能性は低いでしょう。(多分)

ですから、コロナの第六波が来るとインフルエンザの心配は少ないでしょうが、

万が一、このまま収束したらインフルエンザが蔓延する可能性もあるわけで。

私は正式(?)にはインフルエンザに罹患したことはないし、

 ↑ 検査で陽性判定になったことはない

打たなくても大丈夫なような気はするけれど

仕事柄、ワクチンは打つように言われているんですよね。

今年はずっと、ワクチンに振り回されている気分です。


クラスター?

2021年01月29日 14時22分37秒 | 医療・健康
今、あちこちの医療機関でクラスターが発生しています。

偽陰性(陽性なのに検査したときに陰性で出る)が原因の一つのようですが、

偽陰性でクラスター発生するのは、運が悪いとしか言いようがありません。

また、医療逼迫のために民間病院にも受け入れるようにという案が出ていますが

慣れていない病院で受け入れたら更にクラスターが発生するだけ。

それよりは感染の可能性がなくなった患者の継続入院を受け入れたほうが

どちらの病院も機能しやすい気がするのですが。

 

看護師が足りないからと退職した看護師に復帰して貰う案も出ているようです。

だけれども。

看護師を辞めてる人が戻ってくる可能性なんて、ほぼほぼない、と姉談。

なぜなら、

1.体力的にもたない

2.メンタルがもたない

3.看護師の仕事がホトホト嫌になった

・・・のどれかの理由が当てはまるので、

そんな人がこのコロナで大変な時に戻ってくるだろうか?

いや、来ない、ですよ。

戻すよりも現状働いている人にもっと手当をつけてあげるべきではないでしょうか。

コロナの看護を一日して、手当は500円という話も聞きました。

(500円はひどいにしろ、せいぜいが1000円ぐらいらしい)

日本は医療従事者の使命感に頼りすぎですね。

 

と、それはさておき。

クラスターがあちこちで発生しているので、

友達が私の姉の病院のことを心配して聞いてきました。

 

現状、コロナのクラスターは起きてません。

が。

認知症のクラスターが起きてます。

家族の誰とも面会出来ないのは、高齢者にとってリスクでしかないのです。

もはや人としての尊厳が失われた方々を見ていると、

なんとも言えない気持ちになるそうです。

高齢者は自宅に籠れ、どこにも行くなと報道していますが

その間、認知症がどんどん進行しています。

それもそれで問題があるような気がします。

コロナで入院出来ずに自宅で亡くなったという話をマスコミはヒステリックに取り上げてますが

自宅で急変する方の場合は、入院していても助かる可能性は低いと思われます。

それなら、誰にも看取られない病院よりも、

自宅のほうが幸せな気もします。

コロナは問題が大きすぎて、何が正解なのかを出すのが難しいですね・・・。






インフルエンザ予防接種

2020年10月08日 14時21分52秒 | 医療・健康

姉の友人から、

「インフルエンザの予防接種を予約しようとしたら、11月末の予約しか取れなかった」

という話を聞いたので、慌ててかかりつけ医に電話予約しました。

マスコミは「インフルエンザとコロナが同時に流行する!」

と煽っていますが、そんなことはまず起こらないだろうと考えています。

というのも。

去年は9月でインフルエンザの感染者は5000人超え。

今年は5人だけですってよ。

これでどうやって流行させると???

コロナに押されてインフルエンザウイルスが死滅しそうですよ。

 

ウイルス干渉という現象があるらしく、

これは一つのウイルスに感染すると他のウイルスには感染しづらくなるというもので、

おそらく、このせいでインフルエンザが流行っていないのではと思われます。

実際、季節が逆のオーストラリアでもインフルエンザは流行らなかったそうです。

じゃあ、何故にインフルエンザの予防接種をするか、という話になりますが

インフルエンザの予防接種に免疫力をあげる効果があるそうなので

それを期待して、今年もやろうと思っています。

 

厚労省は10月26日までに高齢者に接種してもらい、

それ以降に基礎疾患のある人と妊婦を優先的に接種、となっていましたが

かかりつけ医に電話したら、すぐに接種できるとのことでした。

インフルエンザワクチンは抗体が出来るまでに1か月ぐらいかかり、

その効果は4カ月ほど持続するそうなので

風邪がはやる時期から逆算して、10月末に接種することにしました。

 

勿論、ワクチンだけではなく、手洗いと消毒を欠かさないのが大事ですね。

ただ、これからの季節は手洗いや消毒を繰り返すと手荒れが起こるのが難点。

手が荒れてささくれができると、そこから菌が侵入してしまうので

手洗いをしすぎて手荒れを起こしてしまったら本末転倒になってしまうそうですよ。

手荒れをせずに手洗いをする。

これは今年の冬の一大ミッションとなりそうです。


信じないことが大事?

2017年05月17日 12時00分48秒 | 医療・健康
時に医学の常識を覆すのが、人体の不思議です。
医学的見地から医師に「ダメです」と宣言されても、
真逆の結果を生み出すことがあります。

私の身内でも。
母方の祖父は
「看取りのため。2~3日の入院」
と入院計画書に書かれていたのに、
薬も使わずに自力で重度の心不全を治し
無事に退院したということがありました。
(亡くなったのは、別の病気でその8ヶ月後)

母も医学の常識では10年以上前に亡くなっているはずですが、
大して進行もせず、今も元気でやっています。

私自身の話では、重症急性膵炎を起こしたのに、
後遺症を残さなかったのは奇跡だと言われました。


そんな奇跡のようなお話を、一つご紹介します。
交通事故で、頸椎を骨折した女性がいました。
入院当時は指一つ動かせない状態で、
医師は「もう歩けません」と患者に宣告。
しかし、患者さんは、自分の子供はまだ小さいし、
旦那が子供の面倒を見てくれるわけはないし、
私が介護されているわけにはいかない!
・・・と、「歩けない」という宣告を信じなかったのだそうです。

医者がなんと言おうとも。
私は絶対に治ってみせる、という気概ですね。

結果。
本当に歩けるようになったと。
信じないことが奇跡を生んだのですね。

医療の世界では、こういう奇跡は決して珍しくはないのかもしれません。

逆に言えば。
いい方向に信じることで奇跡が起こることはある、と。

膵炎に限らず、どんな難病も、
同じことがいえるのかもしれません。

逆もまたしかりで。
どんどん悪くなると考えている人は
そっちへ引きずられるというのはあるのでしょうね。

病気の展開は、考え方次第とまではいかなくても、
色んな奇跡が存在するのだろうとは思います。

エコー技術

2017年04月14日 23時45分50秒 | 医療・健康
今日は先日のお出かけ時に友人から聞いたお話を。
友人はエコー検査を専門にしている臨床検査技師です。

エコーというものは
『ない』と思ったら、『ある』と思え。
『ある』と思ったら、『ない』と思え。

というのだそうです。

つまり。
最初に「(腫瘍等が)ない」と思い込んで画像を見ていると
「ない」という証拠ばかり自分で探してしまって
「ある」ものを見逃してしまうことがあるということ。
逆もまたしかりであり、
思い込むと答えを間違えることがあるから注意が必要なのだとか。

以前、彼女の病院のDr.が患者さんのエコーをしていた時のこと。
彼女が見ていると「ある」と思ったのに、
Dr.は何度も何度もそこを通り過ぎてしまったため、
「そこです、先生」
とだけ口出ししたけれど、結局見つけられなかったと。
結果は「異常なし。」
医師の診断結果に検査技師が口出しするわけにはいかないので、
そのままにするしかなかったのだとか。

姉にこの話をしたら
「イヤやー、そんな医者。絶対一緒に仕事したくないっ。」
とのたまっておりました。

ちなみに姉の職場のDr.は医学部偏差値では全国屈指の医局ということもあってか、
診察や処置に関して、「先生、大丈夫か?」
と感じたことは、さすがにないらしい。(笑)
「先生、適当やなー。」
と思うことはあるけど、それは
「科の特性上、仕方ない。」
なんだって。

そして、科のトップのDr.には、次のような逸話があります。
なんでも、医学部受験に当たって特に勉強をしなかったというのです。
曰く。
勉強なんか授業聞いとったらわかるもんやろ。
授業聞いてわからんとかいう意味がわからん。


・・・。


この口ぶりからすると、予備校に行くことも自宅でガリ勉することもなく、
授業だけで余裕で合格されたということらしい。

更に仰ることには。
そのDr.の弟さんは同じ医学部を受験したものの、1年目は失敗。
一浪で無事合格なさったのですが、その弟さんのことを
あいつ、浪人なんかしよるねん。
頭悪いんと違うか。

だって。

・・・・・・。

弟さんの頭が悪いのではなく←当たり前
先生の頭がおかしいんですって

でも、偏差値が80ぐらいの方は、こういうタイプが多いですよね。
人間界の枠を越えた、向こうの世界の人たち。(笑)

と、話がそれました。
なんの話だったっけ?(笑)


あ、そうそ。
エコーで異常箇所を見逃すという話でしたね。
実際の医療現場で、上記のような「見逃し」は珍しくないのかもしれません。
(友人の一件については、幸い、悪いものではなかったとのこと。)

CTやMRIも同様。
放射線科の医師が疑わしい箇所を狙いうちしないと
映らないことがあるそーな。

「前回検査した時には異常なかったのに」
というのは、よくある話。
これは、「異常がなかった」のではなく
「見つけて貰えなかった」が正しいのかもしれないですね。

結局のところ。
見つけて貰えるかどうかは「運次第」なのかも。

友人曰く、膵炎の入院患者はアルコール性しかみたことがないそう。
(飲酒歴があるだけで、アルコール性にされている場合はあるでしょう。)

画像や血液にはっきりと異常が出る膵炎にはアルコール性が多く
入院する程ではない、軽症の膵炎に特発性が多いのかな?
と考えたりしました。

医療界の常識?

2016年11月15日 23時45分28秒 | 医療・健康
本日は医療ネタを少し。
少し前に病院を受診した時のことです。育児勤務中の看護師さんから
びっくりなお話を聞きました。

彼女は、私が産婦人科病棟に入院していた時に親しくなりました。
産婦人科病棟に入院になったのは、内科が満床だったためで、
私の数多い入院の半分ぐらいは産婦人科病棟でした。
内科、産婦人科両方とも、述べ5ヶ月ぐらいはいたように思います。
長い入院でしたから、自然と看護師さんとは仲良くなります。
ただし、病棟は激務なので、3年で殆ど入れ替わってしまいます。
(退職してしまう。)
今は病棟の看護師さんは殆どわかりません。
だけど、上述の彼女は結婚、出産を経て、未だに頑張ってます。

彼女が妊娠時に勤務していた病棟では、
産休の直前まで、
妊婦に深夜勤務をさせていた

・・・のだそーです。
姉の友達が勤務する、ブラック病院も真っ青。
(過去記事『場末の病院物語』参照

ちなみに、姉の病院では、妊婦は準夜勤までだそうです。
本当は準夜勤でも母性保護規定にある深夜勤務になるから
「本人が希望した場合」にはさせてはいけないのですけどね。
(本人の希望など通らないのが、医療界の常識、世間の非常識。)

妊婦を寝ずに働かせて、(しかも肉体労働)
何かあったらどーすんねん!?
と心配になるけれど、そこは産婦人科病棟。
何かあったら、いつでも産婦人科医がいるので大丈夫。
・・・ってことですかねえ。
妊婦の職員にここまで厳しい病院が、
優しいお産を提供できるとは思えません。
病院というのは、どこもブラック。
ブラックなのが病院ということでしょうか。


以前から何度かブログで触れている医師の過剰勤務について、
先日の宮崎日日新聞にこんな記事が載っていました。

******************

11月14日付、宮崎日日新聞より。

県立3病院で、
医師が夜間当直を挟んで連続30時間以上勤務する長時間労働
が常態化している。
当直が労働基準法の定める軽度な業務にとどまらない激務で、
事実上の通常業務とみなされているためだ。
背景には医師不足があり、
「特効薬は見いだせていない」と県病院局経営管理課。
過重労働や違法性を認識しつつも現状維持せざるを得ないという。

同課によると、午後5時15分~翌日午前8時半の当直体制は
宮崎病院3人、延岡病院2人、日南病院1人。
4月1日現在、宮崎84人、延岡29人、日南21人の
ほぼ全ての診療科の医師で回している。
昨年度の休日を含む当直では1日平均で宮崎が11・2人、
延岡が9・5人、日南が4・9人の救急患者に対応した。

労基法では、当直業務を巡回や検温など軽度な内容に限定。
当直に認定されるには労働基準監督署の許可が必要だが、
宮崎は2010年の申請時に
「通常の診療をしているため当直には該当しない」
として認められなかった。
日南は03年に労基署の調査が入り、許可を取り下げた。
延岡は許可証の所在が不明。
同課は3病院の当直に「違法性はある」との認識を示す。

3病院では医師が当直の前後に日勤業務を行っているが、
当直が救急患者の診療をしているため、
労働時間が30時間超となることも珍しくない
当直時に救急対応した実働分は時間外労働となるため、
労使協定で合意した時間外労働の上限70~80時間を超える月がある。

実情について、ある医師は「40時間以上働くこともある」と明かす。
多い日は一晩で救急車が10台以上来る。
仮眠は取れて2~3時間で、日によっては一睡もできない。
労基法を意識したら医療現場は回らない
ただ、今の当直体制や長時間労働は問題だ」
と訴える。

同課によると、
当直をやめ、1日の労働時間を8時間に区切る3交代制を導入するには
医師の数が足りず、通常業務にも支障が出るという。
身動きできない状況に、同課の永田耕嗣課長補佐は
「少しずつ医師確保を進めるしかない」と話す。

宮崎産業経営大法学部の廣田久美子准教授(労働法)は
「長時間労働は医師の健康問題や医療の質の低下に関わる。
労働環境が改善されないままでは医師不足が悪化しかねない」
と危惧。
「労基法のルールの中で働きやすい環境を整える一方、
国の動きも促しながら医師確保を急ぐ必要がある」
と力を込める。

******************

医師不足、医師不足と叫ばれていますが、
医師の総数は足りているような気がします。
(暇なクリニックはたくさんありますから。
足りていないのは勤務医であり、
中でも急性期病院で難しい病気を診る医師でしょう。

医師の世界では不思議なことに、
国公立の大学病院が一番薄給なのだそう。
同じ勤務医でも、200床未満程度の勤務医なら
ほぼ定時で終われる上、給料は公的病院の2〜3倍なのだとか。
つまり、能力があり、重労働且つ薄給に耐えてくれる医師が足りてないのです。
・・・当たり前ですね。

殿が
「(働いても働いても)毎年、給料が下がる
と嘆いておられたのを思い出します。

上記の記事によると、宮崎では労基署の調査があったようです。
姉の病院にも労基署、入ってくれへんかなあ。
入ったところで、大した指導はしてないみたいですけどね。
病院を指導しすぎると、国の財政に関係してくるので
指導が甘いのだろうと推察いたします・・・。

電通は国の財政には関わりがないので、
遠慮なく指導されそう。

財務省、医療費削減指針を決定

2016年10月05日 23時00分37秒 | 医療・健康
10月4日、財務省が来年度の予算編成に盛り込む予定の、
社会保障分野の「改革の方向性」について合意したそうです。

経費を削減するのが目的の財務省の指針ですので
厳しい要求が並んでいます。
今後、厚労省との折衝により、多少変更があるだろうと考えられます。

現在は国家予算において、歳入における税収の大半を
社会保障費で使ってしまっていますので、
社会保障費削減は考えなくてはいけないのは確かです。

今や80才を過ぎても90才を過ぎても、
高額な手術や高額な抗がん剤治療を当たり前のように行っています。
だけど、患者の負担額は、ほんの僅かでしかありません。
たまに、若い患者さんがいると、多額の支払いに驚くと姉も話していました。

アメリカを見習うわけではないけれど
平均寿命を超えた方に対する抗がん剤治療やがん手術は
負担額を増やしてもいいのではと思います。

さて。
今回の改定指針のポイントになっているのは、
かかりつけ医の制度化です。
日本はイギリスを倣って、まずは決まった家庭医を受診させ、
家庭医が必要と認めた場合のみ、
専門医に送るという方向で行きたいようです。

財務省の方針によると。
患者はまず、必要に応じて専門医の紹介等をしてくれる診療所等を
「かかりつけ医」として登録します。

この、かかりつけ医は科に関係なく、原則1人です。
外科も内科も整形外科等も併せて1人だけを選びます。
イギリスの家庭医制度そのままですね。

そして。
かかりつけ医以外を受診した場合には、
患者に定額負担を求める方針
です。

この定額負担については、
他の診療所を受診した場合は低額、
病院はより高額で、規模に応じて金額を増やす

となっています。

ただし、総合診療医の育成が進むまでの当面の間、
耳鼻科や眼科など特定の診療科については、
「かかりつけ医」に相談の上、他の医療機関での診療が可能で、
定額負担も免除になります。
いずれは全科をかかりつけ医が、
診るようになるという方向のようです。

まだ、全容がはっきりしていませんが、
今後は総合病院を受診するたびに、
一定の負担額を求められるということでしょうか?
大学病院規模になると、かなりの負担金となりそうです。
ただし、大学病院でしか診られない疾患の患者さんもおられるので、
そのあたりをどうするかは、これからの議論なのでしょうかね。


他にも負担増となる変更点をご紹介。
(全てではありません。)

○高額薬剤の薬価
4月の薬価改定に対応が間に合わなかった高額薬剤については、
速やかに適正水準まで薬価改定を行う。

○スイッチOTC化された医療用医薬品について
市販品として定着しているOTC医薬品に類似する医療用医薬品は、
保険給付の対象から外すか、一定の追加的な自己負担を求める。

○入院時の光熱水費相当額に係る負担の見直し
難病患者・小児慢性特定疾患患者等を除く全ての病床について、
居住費(光熱水費相当)の負担を求める。

○高額療養費の見直し
高齢者の高額療養費について、外来特例を廃止し、
自己負担上限について、所得区分に応じて、現役と同水準とする。

○後期高齢者の保険料軽減特例の見直し(低所得者)
均等割の軽減特例を本来の水準に戻し、
所得割の軽減特例を廃止する。


かかりつけ医制度と自己負担額がどうなるのか、気になります。

アメリカの医療事情

2016年07月13日 22時00分00秒 | 医療・健康
昨日は、母、母のお友達&そのお嬢様の4人で
宝塚に出かけてました。

その母の友人のお嬢様という方は、
アメリカ人の男性と結婚されて、アメリカに在住しておられます。
今回は里帰り時に、偶然に観劇と相成ったわけです。

アメリカの医療事情というのは漏れ聞いてはおりましたが
改めて聞いたらびっくりでございした。

出産の場合、1人目は翌々日で退院。
2人目以降は日に退院になります。
長時間の手術をしても、
術後24時間を経過すると車いすの状態で退院
させられます。
それ以降残ると保険のカバーがなく、
大金を払わなければいけなくなるのだとか。

アメリカには皆保険制度はありません。
といって、ヨーロッパのように福祉制度も充実しておりません。
正しい資本主義(?)で、
お金のない者は病院に行く権利もありません。
ですから、術後24時間で退院しているのは
それでも恵まれた人たちなのです。
また、入っている保険によって
受診する病院も異なります。
安く診てもらえる病院は医療設備が悪いし
治安の問題もあるしで、受診するのは躊躇われるようです。

オバマ大統領になってから少し保険制度が改善され
最低限の保険制度というものが出来たそうですが
それでも、その保険料が高すぎて、
低所得の方々には到底加入できないものだそう。
そのお嬢さんが入っている保険だと、
家族全員で保険料は1か月に10万円以上になるのだとか。

過去に腹膜炎を患われた時のこと。
あまりにお腹が痛いので病院に行ったら
検査もせずに「食中毒」と診断されて、帰宅させられたそうです。
それでもあまりに痛むので、2日後に再度受診をしたら
45000円をまず請求され、
その後にCTをようやく撮って貰ったそう。
死にかけていたとしても、お金のない人に治療は施されない国なのです。
その結果は、すぐに手術しなければ命の危険あり、となりましたが
手術してくれたのはロボット。
勿論、その術後も抗生剤を渡されて24時間で退院です。
その他、80歳を過ぎたら基本的に手術はして貰えないという話も聞きました。

イギリスでは家庭医制度というものがあり、
一人家庭医を選んで登録しなければいけません。
体のどこに不調をきたしても、
まずは家庭医を受診し、家庭医が必要と認めなれけば、
大きな病院での検査等はできません。

一方、日本はというと。
大病院では選定療養費を取られることはありますが、
自由に病院を受診でき、安価で良質な診療を受けられます。
こんなのは、日本ぐらいだと言っても過言ではないのかも。
アメリカで医療訴訟が多いのは、
高額の医療費に民間保険という背景があるからです。
日本のように大半が国庫から出ているのに
アメリカと同様に訴訟が起きるのは違和感があります。

外国に行くと、日本の素晴らしさを実感すると聞きますが
自国の制度のありがたさに感謝すべきかもしれません。
日本の皆保険制度は世界に誇れるものです。
だからこそ、世界一の長寿の国なのでしょう。

転がるまろちゃんの図。

(過去の写真より)
・・・可愛いでしょ。

「膵の会総会」のポスター募集

2016年05月01日 20時00分36秒 | 医療・健康
小児の膵臓疾患患者会「膵の会」で
年末に行われる総会のポスターに乗せる絵を募集されております。
応募資格は特にないそうですので、
奮って応募なさってみてください。

私も応募したいところなのですけど
子供の頃からお絵描きが壊滅的でして。
絵をさささっと描ける方がうらやましいです。
イラストの得意な方は是非どうぞ。


       

募集要項

◆テ ー マ◆ 
・ぼくのゆめ、わたしのゆめ
・私(ぼく)の行きたいところ
・私(ぼく)のすきなもの
・こんな自分になりたい!
・好きな絵を描いたよ♪

◆サ イ ズ◆ 
・A4サイズの大きさまで。縦書き、横書き、どちらも可。

◆募集期間◆ 
・平成28年5月20日まで

◆応募資格◆
・特になし

◆絵の描き方◆
・色エンピツ、クレヨン、水彩絵の具、切り絵、など。
・一人、2点まで応募可。

◆審 査 員 ◆ 
・お世話になっている先生、関連組織の皆さま

◆賞   金 ◆
・2,000円分の図書券

◆応 募 先 ◆
・郵送、またはデータでもお受けします。
・連絡先: suikai@outlook.jpまで

◆そ の 他 ◆ 
・審査の際、ブログ上で公開させて頂きます(名前なし)。

なお、今年の総会の日時、会場は以下の通りとなっております。

●日 時
・平成28年12月11日(日) 14:00~16:00

●会 場
・難病の子ども支援全国ネットワーク 3F会議室


また、今年の8月に予定されている《第26回日本外来小児科学会年次集会》
の患者会ブースに「膵の会」が出展されるそうです。
お近くの方は気軽に立ち寄られてくださいませ。


会場
・かがわ国際会議場・展示場(香川県高松市)

会期
・平成28年8月27日(土)~28日(日)

※こちらの展示会ブースでもポスター展示の予定だそうです。