さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

慢性膵炎の経緯はこちら。重症急性膵炎の闘病記はこちら
過去の入院・検査記録はこちら。お薬の履歴はこちら
膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
間違いが含まれている可能性はありますので、あくまで自己責任ということで情報を利用してください。

ご意見のある方はayushirokun☆hotmail.comへ、☆を@に変えてメール送信してください。
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いかん、また涙が・・・

2006年10月31日 19時55分28秒 | 宝塚
コムちゃんづくしの毎日となってます。(笑)

昨日は帰宅が遅くてブログをアップしたらもう時間なくてネット巡りせずに寝てしまったのですが。

さっきENAKを見ていたら、また涙が。

『さよならコムちゃん、さよならまーちゃん』かぁ・・・

コムちゃんの笑顔が清々しくてとてもきれい。
本当にいなくなっちゃうのね。

昨日、私は席が遠かったのでそこまでわかんなかったけれど、水さんはショーの最中も必死で泣くのをこらえていたらしい。
遠目にみると険しい顔がオトコマエに見えるからわかんなかったよ。(笑)
きっと、誰より水さんが寂しいよね。

今は水さまとコムちゃんについて、語らせてほしい気分です。←無理だから(笑)

脱力・・・

2006年10月30日 23時14分52秒 | 宝塚
今の気分は脱力。
コムちゃんを「エリザベート」で見初めたのが8年前。
そのときはトップになるなんて夢にも思いませんでした。
私は海のものとも山のものともわからない生徒さんを好きになって、その人がトップになったというのは初めてだったので、コムちゃんの退団を見終えたあとの気分は脱力という言葉がふさわしいです。

日向さんのサヨナラとはまた違うのです。
あの人は私がファンになったときにすでにトップさんだったので。
また水さんは下級生の時からトップへのレールが引かれていたような人だったので(結果的には紆余曲折もあったけれど)これもまた違う感じ。

まさかトップになるとは思わなかった人がこんなに立派なトップさんになって、しかもこんなたくさんの人に見送られて、惜しまれてやめていく。
コムちゃんって本当に幸せだったよなあ・・・
そして、コムちゃんのファンだった私たちはもっと幸せだったよなあと思うとまた涙が。

さて、私は午前中仕事をしてから、車で駆けつけました。
お芝居の壮ちゃん扮するエドモンが「この曲は使い物にならない!」とみんなにせめられてるところぐらいで到着。
真ん中の席だったので恐縮だったけれど、遅れて座りました。
お芝居はなんか落ち着いて見られなかったせいか、案外泣かずに終わりました。

問題はショーです。(笑)
中詰めのコムちゃんが黒い衣装で登場して
「もう月は欠けていくだけで、もう二度と戻ることなどないとは知っても・・・」
のところからもうかなりきていて、
その後のコムちゃんの黒エンビを見たあたりから、号泣でした。
もう二度とコムちゃんの黒エンビ姿をこの舞台で見ることがない。
水さんが登場したら、二度とこの並びを見ることはできない。。。と。

もう涙、涙でございました。

最後のコムちゃんが大階段をあがるところでピークにきて、今日はもう水さんの姿見えないよ~だったんですが、あとで友達から聞いたところによると。
ここの水さんとのすれ違いの時に、コムちゃんが水さんの肩を二回ポンポンと叩いていたらしい。
コムちゃんファンの友達は、ここで涙が出てきたらしいです。←これは二階後方席からでは見えなかった。

そして、ショーが終わり、まずは組長さんが出てきてご挨拶。
組長さんは途中涙ぐみながら、ご挨拶。
組長さんにこんなにコムちゃんは愛されてたんだと思うと、また涙。(笑)

そして、サヨナラショー。
詳細は↓のとおりです。
ジョイフルからが多かったせいか、とにかく明るくて、しんみりした感じはあまりなし。
それがまたコムちゃんらしさかなあと思いました。
組長さんもとにかく明るく見送ってあげたいと言われてましたし、絶対泣くだろうと思っていた水さんを初め、壮ちゃん&桂ちゃんも泣かずに笑顔で見送ってました。

挨拶は専科の高ひずるさん、下級生から順に・・・そしてまあちゃん、コムちゃんの順番。

あみちゃんの時にハマコが花を持ち、水さんは一緒に近寄って、二人であみちゃんの耳元に何かをささやいていて、あみちゃんはすごくうれしそう。
挨拶では「どんなときもハマコとチカ(=水さん)がそばにいてくれました」という言葉があって、ここでまた涙。

コムちゃんの挨拶は、もう袴姿を見た段階で泣いてばっかりだったので、ほとんど覚えてません。
今思い出そうとしても思い出せない。
同期からのお花はオサと鈴懸さん。
雪組はコムちゃんの同期が3人もやめるので、オサと鈴懸さんは3度も出たり入ったり。
しかも、ずーっと鈴懸さんさんがお花を持ってて、オサは付き添いのようにうろうろするだけ。
それがおかしくて、ちょっと笑いました。
コムちゃんの時ぐらい、オサが渡せばいいのに~。

カーテンコールは6回ぐらい?
そのたびに「本日はありがとうございました」ばかりを繰り返すコムちゃん。(笑)

最後の最後で、緞帳があがらずコムちゃんだけが緞帳の前に出てきて、少し長い挨拶をしました。
このときは、みなさまのおかげでここまでこれました。12月24日まで日々進化しつづけていきたいと思います。
みたいなことを言ってました。
そうそう。何度目かの挨拶の時には「これからも雪組をお願いします」との言葉もあり。

さて、問題?の最後のパレード。
楽を劇場内で見てしまうと、場所がとれないから、どうする?という問題が。
私は結局、中央ゲート入ってすぐの、劇場の入り口あたりに陣取っていたんですが、ここだと自分の前を通り過ぎるときしか見えなくて、最後の車に乗るところは見えないのです。
でも、どうにかしてみたい!
ふと後ろを見ると、よじ登れないこともないと思われる、建物があった。
(説明が難しいのだけれど、つまりは窓のさん?腰より少し高い位置ぐらいに段があるので、そこによじ登って、ガラスに手をつけば、見えるかなあ?と)

最初の下級生の時に、ちょっと登ってみたら見えた!これはいけるぞ!
でも、ずっとやってると係員に止められるかもしれないので、コムちゃんが出るまで封印(笑)

さて、出てきたコムちゃんはきれいでかわいくて、私がいた方向にも結構振り向いて手を振ってくれたのでうれしかった。
コムちゃんが通るときには「メメントモリ」の曲が流れて、そしてパレードのゲートが点火。
これが雪の結晶をかたどったものに白いバラがついていて、きれい
さて、コムちゃんが通り過ぎた・・・私は早速よじ登る!一緒にいた3人もよじ登りました。

見える見える!車乗るところまで!
そんなところに登ってる自分がおかしいやら、コムちゃんとの別れが寂しいやらで、私はよじ登ったまま泣き笑い。

コムちゃん、本当にお疲れ様でした。

最後に水さまだけが同じくパレードの場所を通って帰りました。
普段結構見慣れてるはずなのに、押し合いへしあい状態でみると、価値が高まる感じでものすごく得をしたような気分に。
カッコイイ~

二人は全く違う個性なのに、私は二人とも好きなんですよね。

でも今は水さんはとりあえず後回しで。
コムちゃんとの別れに浸りたいと思います。

コムちゃん千秋楽

2006年10月30日 18時52分15秒 | 宝塚
只今、出待ち中です。

今日は気持ちよく泣かせていただきましたが、退団するコムちゃんは明るかった!
意外にも水さまもニコニコで、笑顔で見送ろうと頑張ったのかな~。
コムちゃんらしいというのかな。男役トップには珍しく最後のご挨拶は袴姿で登場でした。
でも、私は最後は袴で出てきてくれる方が好きです。思えば、トップさんの千秋楽を見るのは日向薫さん以来です。
あれから14年…?

挨拶のための幕が上がった瞬間、ミズさまがお花を持ってなくて途中までなんで?なんで?とそればかり気になってしまいました。
あみちゃんの挨拶で近寄るために、桂ちゃんにお花を持って貰ってたんですけどね。

さてと。
記憶が新しいうちにサヨナラショーの復習をば。(笑)

我が名はオスカル
ROSSOのテーマ
レコラージュの深海デュエットの曲(水さまソロ)
まぁちゃんとジョイフルのフィナーレ前のデュエットダンス
ワンダーランドのまぁちゃんとのフィナーレのデュエットダンス
同じくワンダーランドの大階段に男役を従えてのダンス
コムちゃんはける

水さま、悠さん中心に銀橋でワンダーランドの主題歌
コムちゃん、まぁちゃん以外の退団者でタカラヅカグローリーの主題歌を銀橋で
(この時、水さまがあみちゃんの登場を出迎えて抱擁)

コムちゃん、銀のスーツに着替えて、睡れる月より主題歌
まぁちゃんがナディアの扮装で登場し、コムちゃんと「Romance de Paris」よりデュエット。
あみちゃんが「Romance de Paris」のオープニンクの歌をソロで。
銀の狼の曲で、コムちゃんと退団する娘役がダンス
銀の狼のプロローグをみんなで。
まぁちゃんが残り、ジョイフルのプロローグ?を6人ぐらいで。

コムちゃん衣装がえして再登場
コムちゃん銀橋、全員でラインダンス
ジョイフルの総踊り
スサノオの一節を歌ってコムちゃんセリ下がり
まぁちゃん、ブルードレスでイナダヒメの歌
コムちゃん着替えて、ロマンスーから「風のように」でシメでした。

お花渡しはオサでした。

続きは後程。

コムちゃん前楽なり

2006年10月29日 23時08分27秒 | 宝塚
昨日から引き続いて、今日も雪組公演を昼夜2公演見てきました。
朝の入り待ちからもちろん参加なり。
水さまのほうが入りが早かったので、コムちゃんもちゃんとみられました。
コムちゃんのファンの人は会服を着ている人だけでも400~500人。
すごい人数です。

前楽は2階で見ていたんですが、高校生の修学旅行らしき団体客が入っていました。
なんで前楽に団体!?
彼女たちがいなければ、コムちゃんのFCの人たちはお断りなく見られたんじゃないの!?
とも思ったけれど、彼女たちの中から将来宝塚に入る人がいてくれたらいいのにと思います。
でも、この異様な雰囲気のサヨナラショーつきの公演が初見なのはどうなの?とはちょっと思いました。

さて、サヨナラショーはコムちゃんらしいって言うのかな。
時間の割にはさらっとあっさりしていたように思いました。
はじめの組長さんの挨拶ですでに泣いていた私は、べるばらのオーバーチュアが流れたあたりから号泣。
(水ファンとしては、「スサノオ」で水さまが初めて雪組に出たことに触れてくれたこともうれしかった)
「我が名はオスカル」のあと、水さまと「愛あればこそ」を歌ってくれるのかな!?と思ったけれど、そんなことはなく←水さまはやめないんだから当然か
続いてはタカラヅカドリームキングダムのROSSOのテーマ曲。
このときに、バックに当時の映像が流れて、これでまた泣く私。
あ~このままだとやばいよ、タオルがいるよ・・・と思っていたら、次のサプライズで涙が引っ込んだ!

レ・コラージュの深海デュエットの時のイントロが流れたかと思うと、水さまが黒エンビで登場したのです。
コムちゃんは本舞台にいるし、まぁちゃんも登場。
もしや・・・もしや・・・。
樹里ちゃんが歌ったあの歌を水さまが歌うんですかい!?
ひぇぇぇ~と思ったら、涙も引っ込む!(笑)

♪時の流れにつかのまうつろう~

あーあ、歌っちゃったよ。(笑)
でもまあ、覚悟していたほどひどくはなく、まあ聞けたかな。
結局、この曲が流れたわりには、デュエットダンスの再現もなく、あっさり?次の場面へ。

・・・しかし、この衝撃で私は次の展開を忘れてしまった。(爆)

仕方ないので、適当に思いつくまま。

ワンダーランドより、フィナーレのコムまーの深川っぽい粋なデュエットダンスに、同じくワンダーランドのフィナーレの大階段を使った男役ばかりのカッコイイダンスを再現。
ここで男役さんが階段を下りてきたところはかっこよくてゾクゾクしましたね。
かしちゃんのところには、悠なお輝さん。

これに続いてかな?
ワンダーランドの主題歌を水さま&悠なお輝さん二人がセンターで男役ばかり銀橋へ。
悠さんのソロなんて初めて聞きました~。
なんか、コムちゃんが出てくると寂しくて涙が出てくるんですが、コムちゃんがいないところで水さんを見ると「カッコいいわ~」となるので、いろんな感情が交じり合って忙しい。(笑)

タカラヅカグローリーの主題歌をマコちゃんはじめ、退団者が全員銀橋にでて、順々にソロで歌い継ぐ。
殆ど名前聞いたこともないような下級生もちゃんとソロを貰っていたので、これはいい演出だなと思いました。(もっとも、歌が危うい子もいた

この後だったかどうだか忘れたけれど、銀橋から戻ってくるあみちゃんを水さまが待ちかまえていて、抱擁してました。
いいなあ、あみちゃん。

ジョイフルのオープニングの黒い衣装でみんな出てきて、出演者全員のラインダンスもあり。

銀色のスーツに着替えて「眠れる月」の主題歌をコムちゃんが歌うバックで、悠なお輝さんが弓を引いてました。
実は、この曲は最初なんの曲かわかんなくて、サビになってようやく思い出しました。
かしちゃんと二人、きれいな二人でした・・・。
かしちゃんもコムちゃんを追うようにいなくなっちゃうんですよね。

銀の狼からプロローグのダンスシーン。
これは見たことない人のほうが多いだろうから、意外な気はしました。
ここでまぁちゃんはミレイユの格好で登場。

あみちゃんが「Romance de Paris」のオープニングの曲を黒いドレスにてソロで。
この後だったかな?まぁちゃんがナディアのピンクの衣装で出てきて、コムちゃんとデュエット。

・・・いかん、ホントに記憶が危うい。

コムちゃんが「おおお大和よ~」とスサノオから1節歌うとセリ下がり。
続いてまぁちゃん登場で、イナダヒメが歌った「泣くのはやめた~」という歌をソロで。

そして、Joyful!より♪ジョイフルジョイフル今日の夢を♪の白い衣装の場面が、予想どおり再現。

そして、最後は「Romance de Paris」のヴァンサンの最後の歌でシメでした。
ここでペンライト登場なわけですが、ちょっとペンライト振りにくい曲調で、どうふればいいのか最初はちょっととまどってしまいました。

最初は号泣していた割には、明るいサヨナラショーだったので、途中からすっかり泣くことを忘れてしまってました。
これはいいことなのかしら?
最後のヴァンサンの歌ではさすがにまた泣いたけど。

明日も無事?半休をとれたので、少し遅れますが行けることになりました。
明日は挨拶もあるし、ホントにタオル必要かな・・・。

コムちゃん楽まであと三日

2006年10月28日 19時21分56秒 | 宝塚
今日は宝塚にきてます。←宝塚に行ってきた、ではないのです。
友達が泊まってるから一緒に宝塚に泊まり。

いよいよ、コムちゃん楽まであと三日となりました。
というか、今日の公演は終わったから正確にはあと二日!?

今日は午後公演はのみ見ましたが。

ずっと見てたはずなのに。
コムちゃんってこんなに綺麗だっけ…!?

花が散る瞬間の壮絶なまでの美しさ、とでも言えばいいのでしょうか。
ボキャブラリーが乏しいから、他に言いようがないけれど。
本当に綺麗でした。

あと二日、3公演。
しっかり、見届けたいと思います。

コムちゃんカウントダウン・・・

2006年10月22日 21時46分32秒 | 宝塚
コムちゃんの宝塚での千秋楽まであと1週間となりました。
今回の公演は毎週日曜がヅカ日(笑)となってるので、今日も今日とて行って参りました。
あと1週間ということもあってか、先週とは比べものにならないぐらい拍手がすごい!
パレード前の8分間ダンスの後は拍手なりやまず、そしてパレードでコムちゃんがお辞儀したときも拍手がなりやまなかった。
この鳴りやまぬ拍手が、コムちゃんの男役姿がもう二度と見られないってことの証でもあり。

やっぱり、わかってるけど。
寂しいなあ。

今日は今までで一番良い席で見たこともあって、結構泣いてしまいました。
次は1週間後。
土曜日の3時公演と、日曜の二回公演です。
タオルもっていかなくちゃ、だな。
きっと水さんも一番号泣しそう。
私は水さんと一緒に泣いてくることとしよう・・・。


リフレクソロジー

2006年10月21日 23時59分48秒 | 医療・健康
ここのところ、ヅカ疲れなのか何なのか(笑)
疲れたまってるなぁ…老廃物たまってるぽいぞ…と思ったので、夕方から思い立ってリフレクソロジーにいってきました。
私は痛気持ちいい、足裏マッサージが結構好き。
が、なかなか上手なリフレクソロジストには当たらないんですよね、これが。
ツボを当ててくれないどころか、冷え症の人もいたりして。

冷え症のひどい私がいうのもナンだが、冷え症の人がマッサージを仕事にしちゃいかんだろと思う。(笑)

同様に冷え症の内科医も勘弁してほしい…。
実は去年二月に入院したとき、主治医に付いていた研修医の女医さんが冷え症で…ワタシはお腹触られてめちゃ冷たかったよ
彼女が何科を選んだかしらないが、患者のために内科だけはやめてほしいぞ。

…と話がそれた。

つまり、足裏マッサージにいっても、お金払った価値が見い出せないことのが多いワケですわ。
で、今日はどうだったかといえば。
冷え症の人でなかっただけでも良かった。←レベル低い(笑)
胃腸が弱ってるだろうと思いきや、むくみがひどいから腎臓の働きが弱ってるのでは?と言われました。
冷え症→むくみ→腎臓の働きが弱る→リンパの流れも滞る
みたいな図式らしいす、

確かに私が触っても足裏ゴリゴリだもんな。
冷え症は万病の元!?

うーん。
このリンパの流れを正常にしてくれる、腕の良いリフレクソロジストがほしい~

医療を考えるぱーと2

2006年10月19日 20時23分27秒 | 医療・健康
・・・なんか仰々しいタイトルだな。
たまには真面目に語ってみるのだ。

昨日のブログの続きです。
私は医療に携わってるわけではありませんが(姉は医療従事者)患者として病院にはとてもお世話になっているので、たまにしか病院にいかない人よりは医療に携わる人のことを近くで見ていると思います。

最近、医療ミスが取り上げられることが多くなりました。
今まで隠されたいたのが明るみに出ただけというのもあるでしょうが、患者がすぐに訴えるようになったのも大きいと思います。
医療事故は起こしてはならないものだろうけど、人間って機械じゃないんだから、間違えることもあると思うんです。
間違いとは言わなくても、失敗を重ねないと上手にならないものですよね、普通。
採血一つにしても最初は上手にできないもの。
でも、採血ごときでも失敗したら、怒る患者さん、結構います。
いいやん、それぐらい。注射の針の痛みなんて所詮しれてるのに。
・・・と7回連続失敗された経験を持つ、私は思う。
医療に携わる人はホントに大変です。
間違えました、ごめんなさい、では決してすまないのですから。
でも、仕事してたら、ぎゃ~という失敗経験、みんな一つや二つ持ってるんじゃないでしょうか。
患者を取り違えただとか、ガーゼ置き忘れただとか、はたまたやったことない手術をやってみた・・・ってのはもちろん論外。
だけど、故意や悪意でなければ刑事責任まで問わなくてもいいような・・・。

うちの母は、3年ほど前に胃の静脈溜をつぶす処置をやっています。
足の付け根からカテーテルをいれ、コルクのようなもので、血管をふさぎ、そこに劇薬を流して胃の静脈瘤をつぶす・・・という聞くだけでえええ?のような処置です。
母は、血管がうまくふさげなかったらしく(血管の癖のようなものもあるらしい)この処置の際に、一部劇薬が体中を駆けめぐってしまいました。
その結果1週間ぐらい高熱が続き、血尿が出続け、最悪人工透析になるかも?とまで言われました。
結局、何事もなくすんだのですが。
もし、このときに透析になったとしても、お医者さんを責めようとは思いませんでした。
だって、この処置をせずに胃の静脈瘤が破裂してしまったら、かなりな確率で死亡するのです。
それなら、リスクがあってもやるしかないですよね。

私は今までに内科で2回、外科で1回の入院を経験しています。
その3回とも同じ病院ですが、その病院はお医者さんも看護師さんもみんなボランティアの精神で患者である私に接してくれました。
入院中、主治医は毎日患者の様子を見に来てくださいます。
つまり、週休0日です。(日曜は様子だけ見て、帰ってるようですが・・・)
朝は8時までには必ずこられてるし、帰りも9時10時のようです。
私の主治医は「消化器内科」なので、外来がない日は、朝から胃カメラに大腸カメラをやり、午後からは内視鏡での処置をして、合間に患者を見回り、急患の対処もしと大変な毎日を送っておられます。(当直だって週に1日はあるはずだ。もっとか?)

きっと疲労困憊しているはずなのに、そんな中でも患者さんへの細かい心遣いをしてくれます。
病棟に来られたときに質問をしたら、面倒くさそうな顔を見せることなく、丁寧に答えてくれるし。
年寄りで同じことを何回も聞く患者さんに対しても同様の態度。
本当にすごい。
(オトコマエだから見る目が甘いのでは?とつっこまないように・・・そうかもしれないから。(笑))
なのに、その優しい主治医に向かって
「先生に私の気持ちなんてわからへんわ!」と怒鳴ってる患者さんがいました。
・・・そりゃわかるわけねーよ

外来でさんざん待たされたと看護師や医者に苦情を言う患者さんもよくいますが、先生だって看護師さんだって休憩なしに勤務してたりするのに。
もうちょっと視点を変えられないのかな・・・。
病気もってたらそりゃ不安になるもんだけどさ。
患者だったら、医者や看護師さんに尽くして貰って当然!みたいに思ってる人多くない?


主治医は消化器科副部長なので、その上に部長先生がいらっしゃいます。
この先生は、9時でも病棟にあがってこられない状態のようなので、私の主治医よりもっと忙しいみたいです。
最近は顔を見ているだけでも疲れ果ててるのがわかって(もう若くないしな。
私は真剣に過労死と定年とどっちが早いかわからんぞと心配してます。

お医者さんだけではないです。
看護師さんも3交代。
5時に日勤を終わり、その日の夜の1時に出勤する勤務があるようですが、責任感の強い子ほど仕事が終わらずに帰れなくて7時頃までいるのを見ます。
寝る時間なくなるぞ~。
思わず、親心?で早く帰りよ~と声かけてしまいます。
(病棟の看護師さんって若い女の子ばっかりだから。)
もう、めちゃくちゃですよね。
こんな状態でミスなしでやれと?
無理だって。

もちろん、一部にろくでもない医者がいるのもこれまた事実。
かくいう私もヤブの遭遇率は高いし。

医療従事者ばかり責めずに、もっと医療がよくなる方法を真剣に考えて貰いたいですわ。
これ以上、不幸な事故が起こるまえに・・・。

悪いのは医者なのか?

2006年10月18日 21時31分01秒 | 医療・健康
町立大淀病院の妊婦死亡のことで、マスコミが大騒ぎしております。
この事件、もちろん亡くなられた方&ご遺族の方にはお気の毒なことですが、悪いのは担当の産婦人科医だけなのでしょうか?
遺族感情としては担当医と病院を責めたくなるのは理解できますが、マスコミがこぞって医療ミスのようにかき立てるのはどうも納得いかないです。

悪いのは担当の先生ではなく、今の医療制度なのではないかしら。
小泉政権のもとで、医療制度がかわり大学病院が今までのように機能しなくなった結果、地方の病院はどんどん切り捨てられて、あちこちの病院で産科が閉鎖されています。
残っている勤務医の先生方はこれまで以上にこきつかわれ、過労死寸前のはず。
おそらく今回の先生も週に2度、3度の当直をこなし、産婦人科だから当直でもほとんど寝る時間もないような状態で、さらには当直あけにまたもや勤務をこなし・・・で思考能力が鈍るのも無理のない状況だったのでは。
人間だから、寝なきゃ生きられないのです。
それを寝ていたと責めるのはちょっと気の毒。
今の産婦人科医がやってる勤務を1週間こなした後でも同じことが言えるの?と思います。
なぜ陣痛促進剤を使うのか。
産婦人科医が少なくて自然分娩を待ってると、手が回らなくなるからです。
もちろん、お医者さまにも過失はあるでしょう。
でもこのお医者さまを責めるだけでは、なんの解決にもならないような気がする。
それどころか、こうやって叩いてばかりいるとますます産婦人科のなり手がなくなって、今回のような悲劇がもっと起こる可能性が増えてしまうのではないかしら。

私は、今回の事件を作った最大の原因は小泉だと思う。
少子化対策をいうまえに、産婦人科をどうすれば増やせるのかを真剣に考えなければ、日本の未来は真面目に危ういよな・・・。

水さまお茶会

2006年10月16日 20時45分14秒 | 宝塚
昨日は水夏希さんのお茶会でした。
お茶会ってのは結婚式の披露宴のようにテーブルとイスがあり、ケーキとジュースが出るものなのですが、人数が増えるとテーブルを置くスペースがなくなってしまい、イスのみという事態になってしまいます。
水さんは今まではなんとかテーブル付きで踏みとどまってましたが、とうとう昨日はイスのみのシアター形式に。
そりゃ、ファンが増えて良かったねかもしれないけど、見えないよ~。
やっぱ、入り出もっと頑張って目指せ前方席?
・・・そんな体力ねえよ。

でも、考えたら2番手になってから(新専科がらみもあっていつから2番手だったのか明確にいえないが)こんだけ出番ある舞台はじめてだし、今回は芝居もショーもはまってるし、ファンが増えるのも当然かあ。

お茶会でみる素の水さんはしゃべりたおしの楽しいお人で、それでいて男前
決して「きれい」「かわいい」じゃないんだよなあ。(笑)

ジャンPがルシファーを最初に見た時に思うのは
『顔、ちっちゃ』

ルシファーに魅せられた理由は
『およそこの世のものとは思えない顔の小ささ』
らしい。(笑)
コムちゃんのプロローグの後の早変わり室を覗き?に行ってるらしいが、
「カツラできるだけ逆毛だてて!私は髪なでつけるから!」だそうな。(笑)
つまり、頭の小さいルシファーさまにカツラを逆毛立てて少しでも大きくして貰って、自分は出来るだけ小さくして差を少なくしようという魂胆ですな。

今回のお芝居でコムちゃんと踊っている、ブルーローズのパ・ド・ドゥはクラシックの基礎がないので、とっても苦労しているそう。
踊れなくて最初は撃沈。
確かにあのダンスをクラシックばりばりのコムちゃんと踊るのはきついよな。

ママ役の五峰亜季さんに「え?バレエやったことないの?やってるように見えるのに」と言われたけれど、いざ踊ってみたら
「ほんとだ、やってないね。」とあっさり言われたらしい。(笑)
バレエというのは『上体に引きがある(=すっと上体がのびている)』ものらしいけど、五峰さん曰く
『時折引きがあるから、バレエやってるように見えるのね』
とのこと。

今は、コムちゃんのルシファーを新公でやる鳳稀かなめちゃんと「バレエに気持ちで負けちゃいけない」と慰め合っているそう。
頑張れ、水さま。
大事なのは気持ちだ!

でも、コムちゃんと最後にしてこれだけ踊れることは、ホントにいい機会を与えて貰ったと思ってるそうです。

今はあえて退団のことは考えずにみんなと楽しく過ごしてるらしいですが、楽にはその分くるかも・・・ともおっしゃってましたね。

ショーで好きな場面は
『蝶の場面かな・・・って出てないし』
次に好きなのは
『フィナーレ前のダンス・・・これも出てない』
だそう。(笑)
どうしても出たいので、この間はかけ声だけ裏から参加したそうです。
荻田先生が階段をあがるコムちゃんと階段を下りる水さんとを交代の意味も込めてすれ違いさせたかったんだろけど、水さんの歌よりダンスが私も見たかったな。

大劇場は楽まであと2週間。
私が見るのもあと5回・・・ってまだ5回もあったか。(笑)
精一杯目に焼き付けるつもりです。