さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

慢性膵炎の経緯はこちら。重症急性膵炎の闘病記はこちら
過去の入院・検査記録はこちら。お薬の履歴はこちら
膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
間違いが含まれている可能性はありますので、あくまで自己責任ということで情報を利用してください。

ご意見のある方はayushirokun☆hotmail.comへ、☆を@に変えてメール送信してください。
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年度末

2011年03月31日 23時26分17秒 | たわごと
今日は3月31日。
年度末&既にカウント不能な姉の誕生日。
自粛ムードに支配されがちな昨今ですが、自粛ばかりでは経済がまわっていきません。
欲しいものや、やりたいことを我慢した分を義援金に回すことも必要。
でも、被災地以外の人がお金を使うことも、巡り巡って被災地のお役にたつはず。
というわけで、姉の誕生日を祝って家族3人でランチをと予定してました。
しかし、私が昨日から体調不良に。
だるい~起き上がれない~背中痛い~。

避難所で体調の悪さに耐えておられる被災者の方を思うと
これぐらいで調子が悪いとか言うことに負い目を感じてます。
でも、被災地以外の人間は元気を出さなくちゃ!←マーサーさんのブログより
ですから、出来る限り今までのような生活をして
同じようにブログを続けようと思ってます。
私のブログも、もしかしたら誰かのお役にたっているかもしれませんしね。

この体調不良は春先恒例のものかも。
ここのところ口内炎もひっきりなしだし。
寒さが厳しくなる初冬と並んで
寒暖の差が激しい春先も要注意の季節です。
4月には3回の入院実績が。
今日の通院は見送りましたが、
明日も背中のヤリが抜けないようなら受診を考えます。
色んなお薬が供給不足に陥っている現状なので、
避けられたら良いのですがね。

おっと、忘れるところだった。
おねーたま、誕生日おめでとう。
超チャレンジャーな姉は4月から看護学校(正看)に通うことになりました。
臨床検査技師の仕事がどんどん機械にとってかわられているため
職種に限界を感じたのが最大の理由。
今回の震災でも、
医者、看護師、薬剤師、放射線技師は必要とされているのに
臨床検査技師はおよびなし。
私も以前から姉の天職は人を看取ることではないかと考えていたので
看護師になるのは賛成。
しかし、看護学校では最年長間違いなし。(笑)
社会人枠で受験したのですが、なんと倍率は10倍ぐらいだったのです。
臨床検査技師からの転身だから経験を考慮されたのだろうけど
年齢的にはよくぞ合格させたよなぁと学校の勇気を称えたいと思います。(笑)
というわけで、4月から姉は学生です。
実年齢はいってても学割使えちゃうぞ。
入学式は保護者に間違われること確実。
ちなみに、受験の時には試験官に間違われたようです。
海堂尊さんの著書にあった言葉
『国家は滅んでも医療は滅びない。』
に感銘を受けたらしい。
怖いもの知らずに新しい世界に飛び込むお姉さまに幸多かれ。
私は姉の教科書を読むのが楽しみです。

お薬の供給不足

2011年03月29日 15時08分00秒 | 医療・健康
震災当初から甲状腺ホルモンのお薬である「チラージンS」が
工場が被災したため供給出来なくなるという話はありました。
それ以外にも
エンシュアリキッド
アレロック
モーラステープ
ラコール
ツムラ漢方
・・・と供給に支障が及ぶお薬がたくさんあるようです。
エンシュアとラコールが処方できないとなると
代替えでエレンタールの需要が高まるかもしれません。

モーラステープやアレロックは他のお薬に代替えとなるのかな。
お薬は日常品と違って買い占めはできないので
供給の再開を待つしかないのでしょう。

「チラージンS」はあすか製薬のHPによると
25日付けで生産を再開したとのころです。
震災から2週間で再開とはすごい。
日本の政府は相変わらず無為無策(いや愚策?)を繰り返していますが
経済界は動きが素早いですね。
経済一流、政治三流とはよくいったモノ・・・。
輸入と生産再開でなんとか間に合えばいいのですが。

お薬を飲むことなど当たり前だと捉えてましたが
これもありがたいことだったのですね。
お薬が足りなくなるといえば
手持ちのお薬ではビソルボンだけ余分がありません。
そこで1週間前から自分で自分の分を確保する目的で
ビソルボン断ちをしてます。
今のところ別にかわりはないような。
かわらなければやめることも出来るかな。
もうしばらく様子をみる予定です。

ゆうくん

2011年03月29日 14時26分24秒 | たわごと
この1週間、姉の友達が3歳の男の子を連れて
被災地から我が家に避難していました。
原発から60キロ地点に家があるのです。
ご主人はお仕事があるので居残り。
夫婦だけなら逃げないけど、子供に影響があっては・・・と。
男の子の名前は「ゆうくん」

我が家には甥姪がいないため
ちょっとしたカルチャーショックでした。
日頃は静かな生活なのに、
天と地がひっくり返ったような騒ぎ。
正直なところ、初対面の人との共同生活はストレスも掛かりました。
でも、子供は無邪気、可愛い。
癒されました。
子供ってすごく空気を読み取るんですね。
ある意味動物ぽいカンがあるというか
大人の間に流れる微妙な空気を感じ取るのです。

何故パパがいないのかわからないゆうくんは
「パパ、いなくなっちゃった。」
「パパに会いたいよ。」
を何度も繰り返してました。
他人の中にいきなり放り込まれて、
すごいストレスを感じたことでしょう。

放射能漏れはまだまだ続くだろうけど
爆発の危険性はなくなったようなので
一度は家に帰って今後のことを相談してみるとのことで
今日帰って行きました。

母子だけ数年にわたって避難生活を続けるのか
放射能の影響の強いところで家族一緒に住むのか
どちらを決断するにしても難しい問題です。

原発はどうしようもないのかもしれないけど
どうにかなって欲しいと願います。

希望

2011年03月26日 22時58分14秒 | たわごと
ツイッターで原発や被災地の情報収集にする毎日です。
どこのツールよりも早く情報が早く手に入ります。

原発事故が起こってから数日後に
弟に詳しく色々と説明してもらいました。
そのときに聞いたことがあまりに恐ろしくて
いっそ聞かなきゃよかったと後悔したほどでした。
しかしながら、悲しいことに現在進行形で聞いたとおりにことが進んでいます。
原発の理論がわかっている人には
今日の状況は予測できたのでしょうね。

いつ終わるともしれない原発の行方。
一体誰がこんなものを作ってしまったのかと怒りを覚えると同時に
その怖さを知りもせず安穏と生きてきた自分が腹立たしいです。
TDLとTDSが大好きだった自分。
TDLとTDSで使う電気量は
福島原発のひとつの基が作り出す電気よりも多いそうです。
24時間いつでも利用できるコンビニ。
夜中に煌々と灯りをつけて行われるプロ野球。
暑い夏にはすぐにエアコン。
冬は暖房。
冷蔵庫をあければ、季節に関係なく何でも食べ物が手に入る。
そして携帯やPCや。。。
オール電化、床暖房。勝手に蓋を開けるトイレ。
どれもこれも本当に必要なものだったのでしょうか。
なくても暮らせるものに囲まれて生活してきました。
日本は資源のない国のはずなのに
モノがあふれ、電気はあふれ、どんどんとモノを使い捨ててきました。

電気は無限にあるのではなく、
そして安全に使えるものではなかったのです。
無知とは本当に怖いです。
漠然と怖いという意識はあっても
実際に事故がおこるまで真実を知ろうともしませんでした。

放射能は原発から離れれば避けることが可能ですが
放射線物質は風に乗って飛んでくるので、
狭い日本にいる限りどこに住んでいても避けられないでしょう。
水を買い占めていられるのも今のうち。
放射能漏れは数年は続くと考えられるのだから
いずれは誰もが避けられなくなります。

放射線物質が与える人体への害も怖いですが
原発によって日本経済が大打撃を受け、
日本を復興する力がなくなることのほうが不安になります。
被災者を軽んじているのではありません。
国家が破綻してしまったら、
被災者をこれ以上救うことが出来なくなるからです。

。。。と、こんなことを考えていると
お先真っ暗な気分になってしまいます。
被災者でもないのに、絶望していてはいけませんね。
こんなときこそ希望を持たなければ。
明けない夜はないはず。
私たちが諦めてしまえばそれで終わり。

今日も被災地の方は大変な寒さの中で不便な避難所生活をしておられます。
自衛隊の方も引き続き休みなく働いてくださっています。
そして、東電では命をかけての作業が今も続いています。

日本には素晴らしい人がたくさんいるのです。
こんな日本だからこそ、立ち直れるはず。
未来に希望を持たなくてはいけませんね。

実は今日、震災の前には取るにたらないちっぽけなことではありますが
ここ数年私を悩ましていたストレスの元が嘘のように解消されました。
解消されることなどないと思っていただけに
われながらびっくり。
我慢していれば、頑張っていたら、
いつか必ず報われて春がやってくるはず。

被災地にも原発の行方にも
いつかかならず春がやってくることを信じて。。。

満月

2011年03月20日 21時40分45秒 | たわごと
原発は全く気が抜けず
被災地には救援物資が足りていないのに
TVは日常に戻りつつあります。

当地ではガソリンも普通に売っているし、
スーパーの棚にも異常はなく
単一、単二の乾電池がどこの店でも売り切れている以外は
普段と比べて変化はありません。

情報を知れば知るほど不安に苛まれますが、
福島原発で命も省みず奮闘していらっしゃる方の奮闘が実るよう
救援活動をされている自衛隊、消防、警察の方の苦労が報われるよう
避難所で苦しい生活を余儀なくされている方に救援物資が早く行き渡るよう
願うばかりです。
今日は満月。
あいにくの雨ではありますが、月に祈ってみましょう。



頂いたお花です。

線維腫と粉瘤

2011年03月18日 17時06分30秒 | 体調あれこれ
こんな大変な時に、
どうでも良いことなのですが
備忘録がわりに少し。

この間から口の中にぷくっとしたでき物が出来ました。
瘤のように盛り上がっているから口内炎ではありません。
でも、ちょっとだけ痛い。
それと上の一番奥歯がかぶせモノが取れたのか?
なんだか舌触りがおかしい。
虫歯は早めに治療が吉!なので、歯科受診してきました。

こぶのようなものは「繊維腫」だとのこと。
治療は麻酔して切り取るしかないそうですが
別に悪いものではないので、
痛い思いをして取らなくてもそのままでいいのでは?
と歯医者さん談。
ちょっと痛かったのは、
繊維腫の上が口内炎になっていたからだと。
歯のほうはやはり虫歯になっていたようで
すぐに治療して貰い、今日だけで治療終了。

口の中の線維腫とほぼ同時に
背中の粉瘤がまた炎症を起こしはじめました。
私の粉瘤は過去にも何度か炎症を起こしています。
その時時には抗生物質を飲んで抑えればよい、
と言われているのですが、
緊急を要することでもないし
そのうち免疫力で治まるかもしれないしで
しばらく様子見の予定です。

すすまない状況

2011年03月18日 16時37分15秒 | たわごと
福島原発の状況も
被災地の窮状も
なかなか回復の兆しを見せてくれません。
自分たちに責任はないのに、
命を張って活動してくださる自衛隊の方々には頭が下がります。

今回の原発事故の直接の原因は
原発対策を怠った東京電力と政府でしょうが
原発がどのようなものか知ろうともせず
原子力に安穏と依存して暮らしていた自分たちにも
問題はあったのだなと思う日々です。
一日も早く事態が収束すること
そして被災地に救援物資が届くよう祈るばかりです。

DMATで活動されていた医療チームの方は
順次帰ってこられているようですが
殿病院では当分派遣状態が続くようです。
外科の中堅Drが第一陣として派遣されていました。
こういう時は外科医のほうが適しているのでしょうね。
外科医は判断が速くて手も早い
内科医は悩んでばかりで手が遅い
・・・というのを聞いたことがあります。
似たような話で
外科医は居酒屋にいくとすぐにメニューが決まるが
内科医は悩んでばかりで決まらないというのも。
ちなみに私はすぐにメニューが決まる派ですが
スプラッタは苦手なので外科医にはなれそうにありません。

こんな時に花なんて・・・とも思いつつ
お花には癒しの力があると信じて。


福島原発

2011年03月15日 15時59分50秒 | たわごと
政府や東京電力の発表を聞いていても何のことやらさっぱりわからず
一昨日弟から一通りレクチャーを受けました。
1ミリシーベルト=1000マイクロシーベルト。
一度に浴びるのと1年間で浴びるのとでは
ダメージが異なるので一概には言えないけれど
単位がマイクロの間は心配するほどのことはないとのこと。
それで、少しだけ安心していたのですが、
どんどん心配な状況になっています。
11時を最後に発表がないのも、不安を感じます。
放射線量のわかりやすい図をツイッター上で見つけました。



一回のCTスキャンが6.9ミリシーベルト(6900マイクロシーベルト)。
こんな時にどうでもいいことですが
こうやって見てみるとCT検査の被曝量は相当です。
都内では通常の20倍以上となる0・809マイクロシーベルトの放射線量が検出されたそうですが、
この量であれば健康に被害を及ぼすようなことはないようです。

現場で作業されている東京電力の方は
不眠不休、命の危険も省みずやっておられることと思います。
管首相は東京電力の本社に乗り込んで
怒鳴り込んだとか。
そんなことやっている場合ではないと思うのですが。。。

これ以上最悪の事態にならないよう、願うばかりです。

DMAT

2011年03月14日 17時02分04秒 | たわごと
日赤だけではなく、
関西からもDMAT活動として、
たくさんの医療者が被災地に入るようです。
DMATとは
大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、
急性期(おおむね48時間以内)に活動できる機動性を持った、
専門的な訓練を受けた医療チームのことです。
阪神大震災をきっかけに作られたとのこと。
(詳しくはDMAT事務局のHPをどうぞ)

当地でもDMAT活動に参加する病院から
既に派遣されたとこと。
殿病院は当然DMATに参加しています。

被災地から遠く離れた関西では何をすることも出来ませんが
体調の維持に努めて病院のお世話にならないようにすることでも、
ささやかな支援になるかもしれないなあと思いました。
DMAT活動で病院の人員は多少なりとも薄くなっていますし
広域搬送を受け入れる可能性もあります。

昨日のNHKでの報道があったように
関西での節電は直接意味を持たないようですが
被災地の痛みを少しでもわかちあうという意味で
普段当たり前のようにやっていたことを
少しずつ我慢してみることも必要ですね。

天皇陛下も時間を限って電力を停止されるとのこと。
素晴らしい人柄に頭が下がります。
両陛下、被災地訪問を検討=御所では電力使用停止

次々と

2011年03月13日 11時03分25秒 | たわごと
昨日、ブログの更新をしてからも
次々と友人から関西電力・節電のチェーンメールが舞い込みました。

18時を過ぎたので、内容が少し異なってきたようです。
主要部分を抜き出すと

↓ ↓ ↓
少しの節電でも立派な支援になります。電子レンジや炊飯器など、
普段さしっぱなしのコンセントを今日だけでも抜き、
一人一人が出来る節電のご協力をお願い致します。

このメールをできる限り広め、節電による送電の支援が出来ればと思いますので
ご協力よろしくお願い致します。



*******************
ここまで

節電は大事なことです。
この機会に見直さなければなりません。
しかし。
電子レンジや炊飯器のコンセントを抜くことによる節電量と
このチェーンメールを送るのにPCや携帯を使う電力と
大差ないのではないですか。
勿論、待機電力をOFFにすることも必要ですが
TVをつけっぱなしにしない。
暖房は出来るだけ我慢する。
部屋の照明は出来るだけ切る。
色々他にも節電が可能です。
チェーンメールを送らずとも、個人個人が考えてやればいいのです。

それに、こんなチェーンメールが大量に送られると
本当にメールを送らなければならない人が
使えなくなる可能性があります。

関西電力のHPにも以下のような記載があります。

当社は当社名で震災に関連してお客さまにチェーンメールを送ることはございませんので、ご注意ください。

追記

その後も母のところにも姉のところにも
節電チェーンメールが届いていました。
海江田大臣の会見にもあったように、
全国民で節電しなくてはいけませんね。
明日からどうなるのでしょうか。。。