さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

慢性膵炎の経緯はこちら。重症急性膵炎の闘病記はこちら
過去の入院・検査記録はこちら。お薬の履歴はこちら
膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
間違いが含まれている可能性はありますので、あくまで自己責任ということで情報を利用してください。

ご意見のある方はayushirokun☆hotmail.comへ、☆を@に変えてメール送信してください。
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辻井伸行 音楽と絵画コンサート<印象派>

2021年10月24日 21時32分36秒 | 観劇・鑑賞日記

2年ぶりぐらいに電車に乗って、観に行ってきました。

辻井伸行さんのピアノコンサート。

今日の大阪はものすごーーーい、混んでました。

どこにいっても人、人、人。

みんながマスクしている以外は、

コロナ前と全く変わりません。

本日のコンサート会場は大阪フェスティバルホール。

キャパが2700席とピアノリサイタルにしてはかなり大きな会場でしたが、見事満員御礼。

座席はほぼセンターで、とても聞きやすいお席でした。

 

一緒に行った友人は長らくピアノをやっていて、

今回のプログラムもいくつかは弾いたことがあるそう。

プログラムはこんな感じ。

ご覧の通り、ドビュッシーとラヴェルが中心。

友達は最初のアラベスク第一番の弾き始めから

「なんて美しい音色なの!!」

と感動したらしく、気づけば泣いていたらしい。

友達の隣席のおじさまも泣いておられたそうな。

 

アラベスクは第1番と第2番を続けて演奏し、

拍手は第2番が終わってからすることになっています。

それはわかってはいたけれど、

1番が終わった瞬間に拍手したかった、と。

続くベルガマスク組曲の「月の光」。

こんな清らかで美しい「月の光」が存在するとは。

本当に月が煌めいて見えるような美しさでした。

(私の語彙力よ。。。)

この「月の光」が終わった瞬間に、

客席の複数個所から拍手が起きました。

本来はしてはいけない場所ではあるのですが、

気持ちわかるわー、うん。😆

 

ドビュッシーって美しいけれど地味ともいえるので、

本当に美しく清らかな音色を出せないと、

退屈になっちゃいそう。

超絶技巧で人を唸らせるよりも、

ドビュッシーで感動させるほうが難しい気がします。

「心が美しい」(←アシュケナージ談)、

辻井さんならではのドビュッシーでした。

 

第2部はサティとラヴェル。

ラヴェルはCDで何回も聞いたことのあるものでしたが

やはり生は響きが違いますね。

 

アンコールでは、同じくドビュッシーの「夢」「喜びの島」。

最後はピアノの蓋を閉じて、

“もう終わり”をアピールする、

いつもながらの辻井くんでした。

 

今まで自分どこまで汚れていたんやって思うぐらい、

すべてのものが洗い流されて浄化された感じ。

・・・とは友達談。

そうそう。辻井くんの音楽は人を浄化させる力があるよね。

心洗われる、とはまさにこのこと。

だからアシュケナージや佐渡裕さんが、

辻井くんのピアノを聞きながら泣くわけですよ。

帰宅後、

「で、アンタは泣かなかったん?」

と母に言われましたが、

あいにくそこまで感受性がないもので。

だって、貴女の娘ですからね。(爆)

 

会場で渡されたパンフレットに次回のコンサートの案内もありました。

辻井くんの「くるみ割り人形」はさぞかしピュアで夢々しいだろうし、

なんと、ショパンのソナタまであります!

これは観に行きたい!!

が、次は会場がシンフォニーホールで、キャパが1700人ほどしかないので

チケット激戦必至。

オンラインコンサートの時ですら、

ショパンを弾いた時にはサーバーが落ちましたから。

取れる気はしないけれど、一応チケット取りに参戦はする予定です。

・・・しかし、万が一取れたとしても2月6日というのは、

またまた緊急事態宣言が出て中止になる恐れもありあり・・・。

辻井伸行 / ドビュッシー:月の光


半年ぶり

2020年09月03日 23時30分00秒 | 観劇・鑑賞日記

約半年ぶりに宝塚に行って来ました。

ようやく通った、私のはいからさん。
ここに至るまで、はいからさんだけで4回分のチケット返金がありましたよ。😢

 
2月末に世情を鑑みて中止に追い込まれ、
途中何回も、見れるか?見れるか?を期待しては裏切られの繰り返し。
何十年に及ぶ宝塚ファン人生、半年ぐらい観てないことはよくありましたが、
半年間、宝塚が上演されていないことはなかったです。
(阪神大震災の時でさえ、中止は二か月ほど)
劇団でクラスターが発生したために、保健所の指導が入ったらしく
銀橋も花道も使わないという演出ではありましたが、
観られてほんとーに、ほんとーに楽しかった。
これで、明日からまた頑張れます。
 
こういうご時世だから、エンタメ業界は何の補償もないまま、一番に中止に追い込まれたわけですが。
エンタメがないと生きていけない人もいるんですよ!!
生きていけないというのは大袈裟にしても、それが生きがいという人は多いはず。
 
フェデラーのテニスも見られない今、宝塚以上に私の心を満たしてくれるものはなく、
あー、これで数ヶ月は仕事を頑張れるわ、と実感したのでした。
もう二度と中止になりませんように。
 
新しい宝塚ホテル
 
大劇場のピアノ(主題歌を自動演奏しています。)
 


中止で返金になった分は出版物で課金して、チャラにしておきました。(爆)
 

 
柚香光さんが麗しすぎる。。。
今、お茶会があったら、いそいそと行って、うっかり会に入ってしまいそーだ。(笑)
(お茶会のないご時世で良かった。)
 
再開にあたって、劇場内では会話を控えるように、というアナウンスが劇団からSNS等を使って発信されていたのですが、
流石は宝塚ファン、休憩時間でも劇場内はずっとシーンと静まりかえってました。
何が何でも客席からは感染者を出さない、という強い意志を感じましたね。
 
私はといえば、アルコールスプレー、除菌ティッシュに加えてハンカチ、マスクを複数持参し、飲食は外のテラスにて。
帰宅後は着ていた服や膝掛けなどを洗濯and持ち物をアルコール消毒、自分自身は即シャワーをいたしました。
 
いや、でも、本当のところ、
危ないのは客席ではないんですよね。。。
舞台上のリスクを減らすには、国民全員無料になるらしい、効くか効かないかわからない微妙なワクチンを待つしかないんでしょうか。。。
我が家では姉が一番に接種されるはずなので、
それを見て副作用を見極めるわ、と言ったら、
姉から人扱いをされてます。
 

辻井伸行オンラインコンサート

2020年06月14日 23時06分00秒 | 観劇・鑑賞日記

今日は午後8時から、辻井伸行さんのオンラインコンサートがありました。

初のオンラインコンサートで、6月の日曜日に毎週企画されていて、
一回1,800円で、24時間視聴可能というものです。
全部聴くなら7,200円になります。
 
予定曲を眺めてみたら、
今日の2回目はショパン、3回目がショパン、リスト、ドビュッシー、
4回目はベートーベンとなっていました。
ベートーベンは延期になるかもしれないチケットがあるので、
2回目と3回目を購入することに。
 
ちなみに、この価格はどんな印象でしょうね。
コロナ渦でインスタやYouTubeでのライブ配信が増えていますけど、
無料配信などしなくていい、お金を取れ、と常々思ってました。
だって、実際、仕事がなくなっているわけですから。
代わりにネットというコンテンツを使ってお金を取ればいいのです。
 
で、今回のチケット代。
正直、なかなか大きく出たなとは思ったんです。(笑)
でも、その後、ジャニーズやサザンが出してきたのが3千円以上だったので、
あらま、辻井くんったら良心的に変わりました。(笑)
 
夜8時からスタートとのことだったので、ご飯を食べて片付けして、
パソコンにパスワードも入れて、飲み物も用意して、しっかりスタンバイしていたんです。
 
ところが!
 
8時になっても一向に始まる気配がありません。
そこで、パソコンをリロードしたんです。
そしたら突然、
エラー画面に
 
どーゆーこと??
この間から我が家のWi-Fiの調子が悪かったので、Wi-Fi??と再起動を掛けても
スマホからアクセスしてみても、一向につながりません。
そうこうしていているうちに時間だけが経っていく。
 
あー、1800円がぁぁぁぁー。
辻井くんのピアノがぁぁぁぁー。
 
と、ここでハタと気づきました。
サーバーダウンじゃないの?と
 
そこで、Twitterを検索したら、
みなさん繋がらない!と叫んでおられる。
やっぱりか、と安心いたしました。
 
結局、始まったのは20分遅れ。
しかし、時々、音がブツブツ途切れるというおまけつき。
きちんと繋がってる間の音質は素晴らしくて、
辻井くんのピアノは天上の世界だし、
スタインウェイのピアノにはまろやかさと優しさと深みがあり、私の語彙力では説明できないのが残念。
 
だからこそ(?)サーバーダウンと音切れに関しては
500円ほど返してくれ、
・・・とセコいことを考えていたら、終了後にこうアップされました。
 


1日余分に聴かせてくれると。
ありがたくモトをとらせていただきます。(笑)
 
というか、サーバーダウンを想定してないほど売れたのか?ってことですね。
はて、何人が視聴したのでしょうか。
次回もリストだから、きっと集中すると思うので、サーバー強化をお願いします。
 
ちなみに、曲順は
ノクターン第2番
雨だれ
幻想即興曲
スケルツォ第2番
ノクターン第20番(遺作)
バラード第1番
英雄ポロネーズ
シューベルト即興曲作品90-3
革命のエチュード
 
幻想即興曲以外はほぼCDで聴いたことがあるものですが、
辻井くん、弾き方が少し変わりました。
音に深みと愛が加わったような←えらそう😅
 
ちなみに今も聴いてます。
音が途絶えることもなく、快適です。
来週も楽しみにしてますが、もしサーバーダウンしたら、今度はさっさと諦めて後で聴くことにします。

取れちゃった

2020年03月22日 17時28分07秒 | 観劇・鑑賞日記
本日は辻井伸行さんのピアノコンサート先着順発売日。
10時に姉と一緒に参戦したらば、あっさりS席が取れちゃいました。

こんな時だから取れやすかった??
勿論、数分で完売だったのですが、二人ともすぐに繋がりました。
こんなにあっさり取れてしまうと、本当にコンサートあるんかな?
と少々疑心暗鬼です。(笑)

政府の自粛要請にもみなさん飽きてきたようで
この三連休はどこに行っても結構な人ごみでした。
ついこの間までガラガラだった外食もショッピングモールも人、人。
伊勢神宮も大賑わい。

新型インフルエンザの時と同じで、
日本人はきっと4月には自粛に飽きると踏んでいましたが
自粛が行き過ぎたせいで、余計に早く飽きてきたような。。。
問題は人間が自粛に飽きたとしても、ウイルスのほうは飽きてくれないこと。
コロナは治まったわけではなく、今からが本番です。(おそらく)
極論を言えば、罹患しても治れば問題はないのですけどね。
こちらのサイトに世界の患者数諸々が載っています。
ドイツの致死率0.38%に比べると、日本の3.41%はかなり高いです。
韓国と日本は同じぐらいになるはずなので、
日本には潜在的な患者がかなりいるのでは。。。と山中教授のHPでも書かれていました。
さて、今後はどのように推移していくのでしょうね。
とりあえず、手洗いと消毒は徹底して続けるつもりです。

外はすっかり春です。
人間界がコロナコロナと騒いでいても、自然界には春がやってきます。
 
うちの亀さんも、冬眠から目覚めました。

おはよー。

三浦文彰コンサート

2018年03月01日 15時53分32秒 | 観劇・鑑賞日記
大嵐の昨日、三浦文彰くんのコンサートに行ってまいりました。
三浦くんは、真田丸のヴァイオリンソロで一気に有名になりましたが、
かくいう私も、真田丸で知った一人です。

私にとって三浦くんのイメージは
「るろうに剣心」の緋村剣心。(笑)
音楽家というのは、自分の情念を音楽にぶつけるタイプが多いのですが
私はそういうタイプが苦手で、陽の気を纏っている人が好きです。
辻井くんは春のひだまり。
三浦くんは魔を打ち払う、剣のイメージ。

会場はいずみホールでした。
初めて行ったのですけど、雰囲気のある素敵なところでしたよ。

客席に女性が異様に多い。
そして、クラシックにしては客層が若い。
そりゃ、三浦くんはイケメンだもんね。

最初に三浦くんが登場したとき、
隣のマダムが
「かっこいい
と思わず漏らしました。

はい。
容姿も実力のうちです。(笑)
あ、私も、クラシックのコンサートだというのに
オペラグラスを持参して、顔をガン見しました。(笑)

演奏中は、羽生くんの演技中の雰囲気とちょっと似た感じがあるのです。
殺し屋の眼・・・もとい(笑)・・・
まるで、あらゆるものをなぎ倒すような、
鋭い眼力の持ち主というか。
その割に、弾き終わったあとは、ふわんと笑うので、
そのギャップがファンには堪らないのかな、と想像。

プログラムは以下の通り。

本人曰く、
「ヘビーなプログラム」
とのことでしたが。
それは「弾く側」にとってなのか
「聞く側」にとってなのか。
耳鳴れない音楽ばかりだったので、
これは「聞く側」にヘビーだってことだよね???(笑)

ベートーベンのソナタ第6番を最初に聞いた時、
「ベートーベンってヴァイオリン曲を作る才能はなかったねんなあ。」
という感想を私は持ち、
姉は
「寝る前に聞く音楽としては、静かでちょうどええんと違う?」
という感想でした。

ベートーベンのくせに(笑)
激しさは皆無で、フレーズのリフレインも殆どないのです。
静かで優しい曲調・・・というと聞こえはいいですが、
うっかり睡魔との戦いにw

アンコールの2曲だけが耳なじみのある曲だったので、
次回はもうちょっと「ライトなプログラム」でお願いしたい。
というか、ピアノは辻井くんで聞きたいなぁ。
。。。と思ったらば。
今年は辻井&三浦のデュオリサイタルがあるのです。


大阪は7月16日。
チケットが取れそうな気が、全くしません。
中国・四国地方ぐらいまでなら遠征するけどなあ。

最後の舞台から去るときに、
三浦くんに向かって手を振るマダムがあちこちに。

やはり、アイドルですね。(笑)

辻井伸行"音楽と絵画コンサート"

2017年12月01日 13時49分37秒 | 観劇・鑑賞日記

私の拙い言葉では彼の魅力を表現しきれるはずもありませんが。
辻井伸行さんは「超絶技巧を持つ天使」でした。

テクニックを全く誇示しない、心洗われるような清らかな自作曲と
超絶技巧曲を難なく弾きこなす二面性が彼の魅力です。


第1部は彼の自作曲。
恥ずかしながら、今回初めて知ったのですが、
1部で演奏した『ロックフェラー天使の羽』と『セーヌ川のロンド』
は小学生の時に作った曲だったそうです。
月並みな物言いですけど、天才ですね。

『コルトナの朝』はイタリアのコルトナを
『風の家』はスペインのマヨルカ島を訪れた時のイメージを曲されたそうで
ピアノのバックにその景色が流れます。

彼は見えていないはずなのに、
その景色と曲がぴったり合っているのです。
本当は見えているのでは???
・・・ということで、やっぱり彼は天使なのかもしれません。

辻井伸行 - コルトナの朝 (Nobuyuki Tsujii - A Morning in Cortona)


コルトナとは、こんなところです。
("コルトーナ(イタリア)観光~おすすめの絶景スポットなど~"


第二部はドビュッシー、ラヴェル、ショパンの音楽を
名画とともに観賞します。
英雄ポロネーズのバックにナポレオンが出てくるのでは?という
私の予想はばっちりあたりました。
ドラクロワのナポレオン。
いくらなんでも、これは美化しすぎ。(笑)

※追記
(プログラム解説にドラクロワの絵画とともに・・・とありましたが、これはダヴィッド作ですね)
ドラクロワの絵はこちら。
"民衆を導く自由の女神"


そして、さすがに反省(?)したのか、
のちに描いたナポレオンは実物に近いと思われる(笑)


英雄ポロネーズが第2部最終曲。
アンコールは3曲もありました。
「別れの曲」
「それでも生きていく」
「革命のエチュード」
革命のエチュードを聞きたかったので嬉しかったー。
ブラボーの大嵐の中、コンサートは終了いたしました。

基本、視覚重視で聴覚は二の次、三の次の私なのに、
聞き惚れてしまうの天使の音色・・・辻井さんでした。
今回のコンサートの曲には残念ながら入っていませんでしたが、
彼にはリストが一番合っている気がしてます。
辻井伸行 / ラ・カンパネラ



さて、次回のクラシックコンサートの予定は
視覚でも見せてくれる、三浦文彰さんです。
会場でチラシもいただきました。

楽器がストラディヴァリになったらしー。
以前の楽器の値段からは0が2個増えましたね。。。って下世話なお話。(笑)

辻井伸行さんと三浦文彰さん 

2017年09月22日 23時30分01秒 | 観劇・鑑賞日記
今日は、宝塚友の会やぴあ先行の結果発表日。
宝塚のほうは予想どおりゲット。
ドキドキしたのは、ぴあの発表でした。

何をエントリーしたかというと、三浦文彰くんのヴァイオリンコンサートと、
辻井伸行さんピアノコンサート。

三浦くんといえば、「真田丸」のオープニングソロで有名になりましたよね。
辻井くんと二人で演奏した「真田丸」は鳥肌ものでした。



三浦くんって、楽器を弾いてるのに、
剣を振り回してるイメージを受けるのです。
真田丸をやっていた印象も強いからでしょうが、
音楽で斬る!っ感じの切れ味が新鮮。

一方の辻井伸行さんは春の陽だまりですよね。
超絶技巧の曲をさらっと、癒し系に変えちゃう。

辻井くんと三浦くんが共演する、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団のコンサート
・・・が東京であるのですが、なんとS席21,000円。
みなさん、安い席から買ってらっしゃる。
高すぎるもんねぇ。
私は交通費もチケット代も払えません。(笑)

辻井くんのピアノコンサートはホールが小さいこともあって、なかなか取れません。
特に、都心部は競走が激しくて難しいのです。

すると、先日、徳島の公演案内が届きました。
しかも、チケット代はA席で6800円と格安。

徳島なら行けなくはない距離だし、
これは、徳島まで行くしかない!!
と姉を誘ってみたところ、
姉はその日、東京で行われるIL VOLOのコンサートに行くから無理とのこと。

IL VOLOは羽生くんの昨シーズンエキシビナンバーで
日本でも知られるようになりましたが、
姉はそのずっと前から、IL VOLOのファンなのです。

姉以外に辻井くんを一緒に観にいってくれる友達はいるけれど、
同行者が姉以外になると、一人で往復運転になるからちょっときつい。
往復の運転の記憶しかなく、肝心のコンサートは何も覚えていない、となっても困る。
致し方なく、見送ることに。

ところがですね。
徳島は人口が少ないこともあるのか
発売日の夜でも全席残っているのです。
うぐぐぐぐ・・・行きたい。。。

この公演、関西での公演予定は当初はありませんでした。
しかし、私の恨めしや〜が通じたのか(そんなわけはないw)
徳島の発売日後に、徳島より前の日程で関西公演が追加発表されました。

もちろん、先行を申し込みましたよ。
確率アップ券を使って。
でも、関西は競争率高いから、どうだかなぁー。


その先行結果・・・。


当たったーーー

三浦くんの先行は取れるだろうと踏んでましたが、
競争率が高かったであろう、辻井くんのコンサートも当たりました。

初、生辻井くんです。
楽しみ、楽しみ。






絵と絵

2017年07月23日 22時00分00秒 | 観劇・鑑賞日記
先日、友達と観に行った「遥かなるルネサンス展」の半券。

副題に『天正遣欧少年使節がたどったイタリア』とあるように、
ルネサンス文化というよりは、天正遣欧使節の足取りをたどる
という趣の展覧会でした。
ルネサンス期のイタリア半島の歴史に疎いので
知らない人ばかりで、説明を聞いても???

宝塚でもルネサンス期のイタリアを取り上げた舞台は
あまりなかったような。
(「ミケランジェロ」はあったけど、記憶がほぼないww)

半券にもなっている『ビア・デ・メディチの肖像』

メディチ家のお姫様かと思いきや、
正妻と結婚する前に生まれた娘だったらしい。
カトリックでは、正妻と結婚する前であれば
子どもとして認められるのでしたっけ???

父親のコジモ1世はとても可愛がっていたとのことでしたが、
わずか5歳で早世してしまったのだとか。
五歳にしては、落ち着いた印象を受けます。


ところで。
ルネサンス展が開催された神戸市立美術館に、
どうにも気になってしかたのないチラシがありました。

『怖い絵展』


このちらしは『レディ・ジェーン・グレイの処刑』という絵画の一部です。

ジェーン・グレイとは、
イングランド初の女王として16歳で即位するも
わずか9日間で、ブラッディ・メアリーによって廃位され、
その後斬首刑にされた・・・らしい。
イングランドも結構血塗られた歴史ですからねぇ。

しっかし。
興味はあるけれども。
こんな絵を見たい人はおらんよなぁ?
と思っていたらぱ、ごく身近に発見。

はい。
言わずと知れた?我が姉(笑)

「面白そうやなぁ」
と思っていたらしい。

さすがは変人姉妹。
思考が同じ。ww

というわけで、無事、意見があったので、
来月か再来月に、二人で観に行く予定。

去年の夏は、二人でムーミン展。
今年の夏は、二人で怖い絵展。

振り幅大きいよね、私たち。(爆)

ムーミンがバレエを踊る!

2017年04月30日 23時52分02秒 | 観劇・鑑賞日記
本日は姉と一緒にこちらをみてまいりました。
フィンランド国立バレエ団「ムーミンがバレエを踊る」


1幕がガラ形式のバレエコンサートで、
2幕が真打ち、ムーミン着ぐるみの登場です。

1幕のバレエコンサートのプログラムは。

『白鳥の湖』第3幕より
"オディールと王子のパ・ド・ドゥ"
"スペインの踊り"
"ハンガリーの踊り"
"ロシアの踊り"

『レンミンカイネン組曲』より
"トゥオネラの白鳥"


『シェヘラザード』より
グラン・パ・ド・ドゥ

バレエ『悲愴』より

『ドン・キホーテ』第3幕より
"ファンダンゴ"
"グラン・パ・ド・ドゥ"

赤字が謎のプログラムでした。(笑)
なぜに古典バレエの間に、
違和感ありありのコンテンポラリーを挟むのか。
二つ目のトゥオネラの白鳥のほうは少々だいぶ退屈したものの、
生死の合間を彷徨う男を死に誘う白鳥の話?
と理解できないこともなかったのです。

だけど、「悲愴」が斬新すぎて、おったまげたわー。
ハゲの男性ダンサーが下にだけ女性のチュチュをつけて
謎の踊りをするんですから。(爆)
そういえば、昔、バレエ雑誌で見た覚えはあったなぁ。

想像がつかない方は、公式HPをどうぞ

一般的なバレエコンサートならともかく、
ムーミンバレエに、何故にその選択???
客席もどう反応したものかと、困ってましたよ。
隣に座っていた小学校低学年ぐらいの女の子が
キャッキャと笑ってました。
うん、その反応は正しいね。(笑)

で、肝心の二幕。

・・・・・・。
何やってるかよくわからん。
ムーミンはディズニーのようにわかりやすい話ではなく
根底に流れているのは哲学なので、
歌詞もセリフもなしで演じるには無理がありました。

それに加えて。
音楽が暗すぎて、メリハリなさすぎて
まるでヒーリング音楽のよう。
舞台は暗いし、眠い・・・眠い・・・寝そう。。。
と眠気を堪えながら、隣の姉を見たらば。

思いっきり、爆睡していた。(笑)

先を越されて眠れなくなりましたよ。
というか。
私、初見の舞台で寝たのは一回しかないのです。

その一回というのが、ブロードウェイで観たキャッツ。
猫が何をやってるか理解できないまま、
気がついたら寝落ち。
起きてる時間のが短かったという。

終演後に姉に聞いたら
「舞台でこんなに寝たのは初めてや。
宝塚のしょーもない芝居でも寝たことないのに。」
とのことでした。

と、いうわけで。
結論、眠かった。(笑)
ムーミンをバレエにするには無理がある。(笑)(笑)

フィンランド国立バレエ団は古典を踊るには、
テクニック面が少々怪しいのです。
申し訳ないけど、一流とは言いかねるバレエ団なのかなぁ。
グランフェッテで途中で止まったプリマを、
生で観たのは初めてでした。

ただし、さすが北欧。
コールドバレエダンサーは隅にいたるまで、
みなさん無駄に美形揃いでした。(笑)
目の保養ではありましたよん。

二幕のカーテンコールではなんと写真撮影可。
でも、光ってちゃんと撮れなかったです。
残念。

帰りのロビーで、ムーミンがお見送りをしてくれました。(笑)

この瞬間が一番楽しかったかも。

大雪でした

2017年01月15日 23時49分42秒 | 観劇・鑑賞日記
・・・私の住んでいる場所にしては。(笑)

昨夜の九時頃にはもう積もっていたので予想はしていましたが、
朝、カーテンを開けてビックリ。
数年に一度という雪が積もってました。

幸いにも姉は今日、お休み。
こんな日に早朝に車で出勤するのは大変です。
前日の準夜勤(深夜12時半上がり)と深夜の出勤(深夜12時から)の看護師は
どうしたのかなぁ?と姉が気にしておりました。
雨が降ろうが、槍が降ろうが、
台風が来ようが、大雪が降ろうが
働かなければいけないのが、病院勤務者です。

姉はお出かけの予定だったけど、取りやめにし、
私ははじめから予定なし。
寒いし、用事をする気にもなないし、
こんな日は家でオコタでぬくぬくしてDVD鑑賞するしかない!
・・・と、雪の隙をついてTSUTAYAへ。

「エリザベス」と「ダンスウィズウルブズ」を借りてきました。

エリザベスのほうはイギリス史に詳しくないし、
登場人物も誰が誰だかわからないので、
スマホで調べながら見てました。
宗教的な背景を理解する必要があるし、
日本人にはなかなか難しいお話ですね。

最後のエリザベスの白塗り化粧と
セリフの意味もよくわかりませんでした。
「I became the Virgin.」
は、文字通りの意味ではなく、
「世は聖女になった。」
ということで、エリザベスは王であり、
かつ法王でもある、という意味合いなのですよね?

・・・と誰に聞いてるのやら。(笑)

エリザベスの父王ヘンリー八世については、
大学の授業で初めて知りました。
離婚するためにイギリス国教会を作り、
そこまでして再婚したのに、
その後も離婚と結婚を繰り返し、
アンタ何者!?と呆れた記憶しかないです。(笑)


「ダンスウィズウルブズ」は、
主人公が何をやりたいのか、何を目指しているのかよく分からず。。。
主演&監督のケビンコスナーがネイティヴアメリカンの血を引いているために
「インディアンは悪くない!」
ということを言いたいがために作った映画?という結論になりました。

借りてきたDVDは二つとも少々難解ではありましたが、
日中の時間つぶしとしては、そこそこ有益だったかな。

さて、明日も冷えるようです。
朝からご出勤の方は、どうぞ足元にお気をつけくださいませ。