さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

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膵臓は再生する

2010年04月07日 09時17分24秒 | 慢性膵炎と日常生活
少しタイムラグのある記事です。
1日に母が名古屋に遊びに行ってて
電車の中でこのタイトルの記事が乗っている中日新聞を見かけたそう。
買って帰らなければと思いながら、おみやげを買ったら忘れたらしい。
(ま、おみやげのが大事だw)
探したら、ネットにしっかり載っていました。

中日新聞の記事より、『膵臓は再生する』

以下、転載。

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膵炎(すいえん)患者の膵臓組織がステロイドを投与すると再生することを、名古屋大医学部消化器内科の洪繁助教、後藤秀実教授らと愛知県がんセンターの研究グループが世界で初めて確認した。膵臓は肝臓などと異なり、これまでは再生しない臓器と考えられてきた。米国の学会誌に発表した。

洪助教によると、ステロイドを使って炎症を抑えることで、膵臓が元来持っている再生能力を呼び起こしたと考えられるという。

組織再生が確認されたのは「自己免疫性膵炎」と呼ばれる膵炎の患者。症状が悪化すると糖尿病や消化機能の障害につながる恐れがあり、膵臓の腫れを引かせるためステロイドが治療に使われる。

洪助教らは、ステロイドを投与する前と後の患者の膵臓組織を検査。投与前には、患者の膵臓細胞が炎症で失われ、機能不全の状態に陥っていることを確認した。一方、投与後の患者では腫れは引き、消えた細胞が再生していた。

治療後の膵臓には、再生の元となる幹細胞の存在を確認。再生していない部分にはそれがなく、幹細胞の働きで膵臓の組織が再生したことが分かった。

洪助教は「膵臓の再生能力がさらに解明されれば、新しい治療法を開発できるかもしれない」と話した。自己免疫性膵炎のほかに、アルコールが主原因の慢性膵炎などでも、ステロイドによる効果が期待できるという。

膵臓に詳しい信州大健康安全センターの川茂幸教授は「ステロイド投与で自己免疫性膵炎が改善する仕組みを解明し、細胞再生を見つけた画期的な研究」と評価している。

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慢性膵炎にもステロイドが効くかもしれないということですね。
膵炎はいずれは治る病気になるかもしれません。
今後の研究に注目です。