半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ブラインドネス』を観ました。

2009-11-22 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 始まりは、一人の日本人男性(伊勢谷友介)だった。突然目の前が真っ白になり視力を完全に奪われる謎の伝染病は、彼の発病を皮切りに爆発的な感染力で全世界に広がっていく。原因も治療法も不明。人々を究極のパニックに陥れる<ブラインドネス(白の闇)>の脅威に対し、政府は感染者の強制隔離を始める。
軍に監視され閉ざされた収容所の中で、不安と恐怖から次第に秩序を失っていく感染者たち。人々が欲望を剥き出しにし命すら奪い合うその場所には、たった一人「見えている」女(ジュリアン・ムーア)が盲目を装い紛れこんでいた-。
公式サイトより)

 タイトルの通りのオープニングでした最初の男が伝染病に感染してから、あれよあれよという間に<白い闇>が広がり、あっという間に隔離施設に・・・早っ
最初の男の病気に付き添う男性あたりから、垣間見れていた「人間の本性」ってのが、隔離施設に移されるシーンからは、どんどん広がって、狂気の沙汰になっていく様がおぞましいです
その点が、ただのパニック映画とは違う点でしょうか
更に、「一人だけ見えている」というスパイスが、こりゃまた効いてるワ
ジュリアン・ムーアの熱演もあってか この女性の心理変化、そして行動も見逃せなくなります。
この辺、「俺ならこうするけどなぁ。。」などと想像しつつ見ていました
そんな施設内の一部始終があるんだけど、その施設外の情報が殆ど何も無いのが、ちょっとバランス悪くて、終盤、感染者が開放されるんだけど、その理由(背景)が全然つかめず「もしかして外の世界は終わっちゃってたの」って感じ
目が見えるようになり、本来の人間の姿に戻るってのは、なんだか皮肉かも
いや、人間の本当の姿は、施設内にあったのかもね
ちゅうことで、キャストに名前がついてない映画って珍しい・・・で60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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