半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ちひろさん』を観ました。

2024-03-22 02:30:00 | えいがかんしょうの部屋
ちひろ(有村架純)は、風俗嬢の仕事を辞めて、今は海辺の小さな街にあるお弁当屋さんで働いている。元・風俗嬢であることを隠そうとせず、ひょうひょうと生きるちひろ。彼女は、自分のことを色目で見る若い男たちも、ホームレスのおじいさんも、子どもも動物も・・・誰に対しても分け隔てなく接する。
そんなちひろの元に吸い寄せられるかのように集まる人々。彼らは皆、それぞれに孤独を抱えている。厳格な家族に息苦しさを覚え、学校の友達とも隔たりを感じる女子高生・オカジ(豊嶋花)。シングルマザーの元で、母親の愛情に飢える小学生・マコト(嶋田鉄太)。父親との確執を抱え続け、過去の父子関係に苦悩する青年・谷口(若葉竜也)。ちひろは、そんな彼らとご飯を食べ、言葉をかけ、それぞれがそれぞれの孤独と向き合い前に進んで行けるよう、時に優しく、時に強く、背中を押していく。
そしてちひろ自身も、幼い頃の家族との関係から、孤独を抱えたまま生きている。母親の死、勤務していた風俗店の元店長・内海(リリー・フランキー)との再会、入院している弁当屋の店長の妻・多恵(風吹ジュン)との交流・・・揺れ動く日々の中、この街での出会いを通して、ちひろもまた、自らの孤独と向き合い、少しずつ変わっていく。
これは、軽やかに、心のままに生きるちひろと、ちひろと出会う人々―彼らの孤独と癒しの小さな物語。
(公式サイトより)

 安田弘之さんの同名コミックを実写映画化したものだそうです
小さなお弁当屋さん「のこのこ弁当」の店頭に立つちひろさん、お弁当を買いに来た人と、会話に花を咲かせる・・・
お弁当屋さんに行く、帰る、道中にて出会う人(猫も)、自分から距離を縮めて、会話に花を咲かせる・・・
序盤のこのシーンの数々、観ているこっちも笑顔になっちゃいます。
これ、ちひろさんの性格とかもあるんでしょうけど、それ以上に、(有村)架純さんだから・・・というのが強すぎます
こんな人がお弁当屋さんの店頭にいたら、そりゃあ、毎日通っちゃいますよね
話そっちのけで、そんな魅力を堪能しちゃってましたが・・・
彼女に寄ってくる数名の人たちは、冒頭の解説の通り、それぞれ、悩みを抱えちゃってます。
そんな悩みを、深く聞いているワケではないんですが、ちひろさんは、笑顔で見守ってるって感じですね。
オカジとマコト、オカジとべっちんなど、ちひろさんを通じて知り合った仲で縁が生まれて、お互いを助け合ったりしているし・・・
そんな「陽」のエピソードが多いだけに、ちひろさん本人に「陰」の部分が垣間見れました(母親との話とか)。
でも、そこはあまり触れてくれませんでしたね。彼女のあの行動・性格の源は、あくまで、前の「チヒロさん」であり、多恵さんであった・・・という事なんでしょうけど。
ちゅうことで、法に触れるようなエピソードは無かったけど・・・ん、死体埋めた・・・で60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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