パソコンの昔話が続いて恐縮です。他に機会も無さそうなので。
今はPC-8001どころかMSXも覚えている人は少数派かも。PC-9801シリーズの存在感の大きさですら、もう過去の話です。
日本においてはDOS/V(1990年)と呼ばれる、VGAという2Dグラフィックボードを装備したIBM PC/AT互換機で日本語がまともに扱えるようになってから、世界と合流したと思います。それまでは日本語が扱えるパソコンは日本独自の特殊な装置でした。当のIBMですら、5550という日本独自のパソコンを投入していました。その独自路線はDOS/VでPC-9801もろとも一気にマイナーになったのが印象的でした。
最初にDOS/V搭載のPC/AT互換機でPC-9801に挑んだのは、今はHPに吸収されたコンパックでした。当時はコンパックショック(1992年)と呼ばれて、パソコン界は一体どうなるのかの激震でした。
なぜかわざとらしく偶然、PS/2 (ゲーム機のPS2とは無関係)にシフトしたがっていたはずのIBMが突然、IBM PC/AT互換機のPS/V(1992年)を売り出します。本家が互換機を売り出すとはこれいかに、の事態で、私は腰が抜けそうになったことを思い出します。なので仕事の都合で買いましたが、これは魅力あるマシンでした。さすがIBMと思いましたよ。しかし、私の意見では、とどめを刺したのは富士通のFM/V(1993年)と思います。
インテルのCPUの世代で言えば、80386から80486への移行期です。初代PentiumとWindows 95は少し後の話。Windows 98の時代になって日本のPC界は一旦安定したと思います。
ハードでは東芝のラップトップdynabook(1989年)が印象的でした。たしかネオン管の原理を応用した単色の、ものすごく美しいプラズマディスプレイが印象的でした。もう再現は不可能と思います。
細かい話はいっぱいありますが、きりが無いので収めます。Windows NTは当初から本物の仮想記憶マルチタスクOSでした。DEC社(現HP)のスーパーミニコンのOS、VAX/VMS由来のこの系列はWindows 2000で安定し、Windows XPから現在のWindows 10に繋がります。
皮肉な話ですが、今のパソコンは一旦絶滅したはずのミニコンの子孫です。PC-8001のころのパソコンは、今は絶滅してしまいました。
アイドルマスターとは関係の無い話が続いていて申し訳ないです。確かアーケード版はPS2が使われていて、コンシューマー版はXbox360でスタートですから、PC-8001の時代からはずっと経っていて、その間、マイコンには大変な変化がありました。
他に書く機会も無さそうなので言ってしまいます。少し前の記事で、整数と実数を同一視した幾何学、粗幾何学の話題を取り上げました。それと多分関連する数学の話題をつい最近見つけたのです。竹内郁雄氏のプログラミング道への招待、という2年前に刊行の気楽な教養書です。
156ページにf(f(x))=-xとなる実数の関数y=f(x)を作れという問題で、数学界では有名な問題らしいのですが、私は知りませんでした。
竹内郁雄氏は時々数学セミナーと呼ばれる数学雑誌に寄稿されている数学者です。しかし、私は最初は、プログラミング言語LISPの解説者として知りました。コンピューター関連の雑誌の連載が日本のLISP界隈では有名で、私はこの記事のおかげで自信満々となりました。カシオのLISPポケコン、AI-1000の頃の話です。
f(f(x))=-xは反対称性と呼ばれる性質で、普通は虚数を使って説明します。つまり、f(x)=ix (iは虚数単位)だったら話は簡単。しかし、何と!、実数だけでも実現できます。そのグラフが上述のページに書かれています。気に入られた方は買ってください、お願いします。
かなり印象的なグラフです。肝は連続関数で無いところです(しかも左右非対称、つまりキラル)。そう、これをズームアウトして行くと、原点を中心とした射線(半直線のこと)が見えてきます。
どうやら、このことを粗幾何学の本では言いたかったようで、私の数学の読解力ではすぐには分かりませんでした。誤解を招きかねない記述をしてしまったと思います。誠に申し訳ありませんでした。
ユーザー同士は公式のツイッターで連絡しているのでしょうけど、私はツイッター系は大の苦手です。推奨するなら、本来は参加しないといけません。こういう企画はユーザーの集まりができるかどうかで続くかどうかが決まると思います。
1-chip MSXの時はギャラリーは多くて要望だけは大きかったですけど、実際にこれを発展できる実力のある人は少なく、そんな能力があったら普通に社会に貢献する方向に活かしますから、趣味と見なされて具体的な展開には至らず、いつの間にか、いわゆる博物館行きになってしまいました。
たとえが良いかどうか分かりませんが、さっと思いついたのは、ドラえもんはドラえもんが未来から来たから話が成立しているわけで、逆にのび太が未来に行ってもちっとも話にならないと思います。この逆パターンが成功したのは、私の覚えでは未来警察ウラシマンくらいです。主人公はたしか超人だったはず。
今回はPC-8001の発売から40年も経っているので、知っているのは私のような高齢者が多いはずで、お金持ちでかつ時間を持て余している人もいるでしょうから、それこそ超人級の知識と腕の持ち主が出てくる余地は、少しはあるような気がします。私?、残念ですがPC-6001ユーザーでした。
webで集めた資料の中に、2010年の開発物語・PC-8001の開発、という短いPDF文書があって、良くまとまっています。多少我田引水に見えますが、当時を知っていれば大丈夫でしょう。
やはりPC-8001のきっかけになったのはTK-80で、その応用は工場の機械制御、鉄道模型のコントロール、分子モデルの計算、などだったそうです。これがヒント1。
電子計算機は皆様ご存じの通り、演算装置、制御装置、主記憶、入力、出力の5大要素から成る、という有名な説明があります。そのPDFファイルに出ていたPC-8001の写真では、本体と拡張ユニットとモニタと、さらにフロッピーディスクとプリンタが映っていて、これが理想の構成だったのでしょう。揃えるとものすごい金額になったはずです。しかし、上述の5大要素は十分なレベルで満たしていると思います。データレコーダは簡易入出力機器でした。これがヒント2。
ヒント3は、何としても追加したいのはネットワークです。ハードはRS-232Cで文字通りネットワークするとして(ルーター?、何それ?)、ソフトは新規開発になってしまいます。なあに、ネットワーク層の下層部分だけなら簡単です。通信が入ってくれば割り込みが入って、所定の主記憶のバッファにデータを入れて、フラグを上げるだけです。いわゆるプロトコル化は難しいと思います。
その後のロボット腕との接続などは応用分野に分類されると思います。ここから芋ずる式というか、要求を上流に還元して行けば…、理屈としてはOKと考えます。
とは言っても、たとえばMSXの終盤は結構迷走したと思います。現実にはPC-9801系が天下を取ってしまい、いささか退屈な時代が続いて、その次の動きはDOS/Vで、ご存じの通り、めちゃくちゃな感じはするものの楽しい時代がしばらく続いたと思います。
ファイルシステムは一応あって、テープメディアの再現になっています。フロッピーディスクは付いていません、もちろんハードディスクなどとんでもないです。
データレコーダというやつで、そういえば当時は嬉々として使っていましたです。PC-8001の場合は600ボーだったか。つまり一秒間に60バイトの速度で録音するか再生するかです。オーディオカセットにデータを音声として記録します。
うむ、このあたり、経験しないと想像も付かない事態と思います。プログラムが音声用のカセットテープでやりとりされていました。計算結果も記録できるようですが、私には経験が無いです。プリンタは接続できないから、計算結果の記録はここでしかできないようです。
もちろんカセットテープの代わりにSDカード上のファイルが使用されるのですけど、カセットの入れ替えや巻き戻し(先頭に戻る)はBASIC中からは指定できないみたいで、セッティングメニューの中で手入力で指定するみたいです。
ただし、これだけではあまりに効率が悪いので、セーブが終了すると自動的にデータの先頭に戻って上書きを繰り返すことができるファイル属性があります。当時もデータレコーダによってはこの機能があって、ただし、ボタンは押す必要があります。自動頭出し機能というやつ。
うむ、当時は大真面目でしたが、今となってはほとんどギャグです。いかにフロッピーディスクが有用な発明だったかが分かります。
他のやり方としては、PROMというICに専用のハードでデータを入れて、PC-8001内のソケットに入れる、というのもあったはずですがポピュラーではなかったと思います。PC-6001ではプログラムはカセットテープかメモリカセットか、このROM ICで配布されていました。普通はカセットテープを使います。
イーサネットが普及するのはかなり後です。ネットがどうしても必要な場合はRS-232Cと呼ばれる周辺機器とのケーブルをパソコン同士で接続しました。これをOS無しで使うのはかなりの根性が必要と思います。
私の感覚では、こうしたさらなる工夫は資料を集めてニヤニヤ見ているのが吉と思います。本機で採用したデータレコーダの再現は落としどころとして良いアイデアと思います。
なんだかあっさり来ました。10月5日に発売のPasocomMini PC-8001 PGCセット、です。届いた方は、まずは取扱説明書の全体をざっと読んでください。そんなに長くないです、お願いします。というのも、開始と停止の手順があって、守らないとどこで間違いが起こるか分かりません。
まさかこんなに簡単に来るとは思ってなかったので、偶然本日、必要なアダプタ類を買っていて良かったです。探さないといけないのは以下の2つ。
一つはキーボードを繋ぐための、USB microBとUSB TypeA(メス)アダプタ。
もう一つはディスプレイを繋ぐための、HDMI miniオスとHDMIオスのコード。
電源は別のUSB microBからの供給で、1.5Aが必要で、簡単に手に入りますが容量の少ないものが主流なので、買う時には電流容量をご確認ください。
手順に従って電源を入れると、20秒ほどで懐かしのBASIC画面が出てきます。説明書としてBASICのクイックリファレンスが入っていますが、まずもって当時のBASICの概要を知らないと何もできないと思います。
しかも、これだけではありきたりの数値計算をさせることしかできません。どうしようかと一瞬困惑しましたが、さすがPC-8001でして、webには大量の情報があります。とりあえず遊べる範囲の資料をダウンロードしました。
すでに使いこなしている方もおられるようです。とはいえ、私はあまり深入りする気にはならないです。同様のことをするには普通にラズパイを使えば良いのですし、単にプログラミングだけならパソコンを使えばおしまい。他にすることいっぱいあるし。
とはいえ、これは生きた資料としては一級品です。この程度のマシンが日本限定とは言え、世の中を変えてしまったのですから。どこにそのような要素があるのか、しばらく遊んでみるのは有意義なことだと思います。
ちなみに私は当時、PC-8001はほとんど触ったことがないので、ちょっと新鮮な気持ちになりました。買って良かったと思います。
興味が続いたら、再びこのブログで報告します。
明日、10月10日はオリジナル765アイドルの一人、我那覇響の誕生日だそうです。いつものようにPS4のアイマスゲーム、ステラステージで有志Pがお祝いのPVを上げる予定です。
本日、発表があったようです。次世代ゲーム機、ソニーのPS5は来年末(2020年ホリデーシーズン前)に発売予定だそうです。それと名称はやはりPS5みたいです。
本日の発表ではコントローラーに関する情報がありました。VRを知っている人にはやはり来たか、の感じ。仮想の物に当たるとそれを検知したことを振動のようなもので知らせることと、L2/R2に反発機能があることです。
反発の方は従来はロボット腕にコントローラーを付けて、普段はぶらぶらの状態で、何か仮想の物に当たったりすると力を入れて引き留める、みたいな感じの試みがありました。
どちらもVR側からのフィードバック情報です。
デュアルショック5という言葉は出てきません。もしかしたらswitchのコントローラみたいに左右に分離できるとか、と私は想像しました。しかしその場合は中央のパッドはどうするのかな。
今年の夏に配られたという最新の開発機の姿がいくつか出ていましたが、コントローラーは出ていません。今のところ最大の秘密かも。というか、ゲーム開発者にも今配っているみたいです。
時期的に絶妙なので、やはり情報戦の真っ最中なのだと思います。私設のゲームサイトでは楽しむと言うよりも揚げ足取りの記述が目立っていて、これじゃあしかたが無いか、の感じ。
経緯から分かるように、PC-8001の前にTK-80があったので、私を含め、関心のある者はCPU(8080/Z80)の機械語はすでに熟知していました。おそらくハード的な動作(電圧、電流、タイミング)も含めて全て。論理ICはすでに決定版のTTLが流通していて、現在の主流のCMOSも一応手に入りました。
私の意見ですけど、あの時、雲の上の世界だったコンピュータが一瞬、こちらに近づいたのです。ハードもソフトも。今は再び雲上の世界で、動作原理は分かるものの、全てを一個人が作れる物では無いです。
現在のパソコンやゲーム機の構成は当時の金に糸目を付けなかった大型機と何ら変わらないです。いわゆる仮想記憶OSで、マルチユーザー・マルチタスクは当たり前。CPUの中心部は普通の回路では実現できない4GHzとかで動作していて、キャッシュなどの膨大な周辺装置が無ければ真の性能は出ません。スーパーコンピュータとあまり変わらないGPUは付属していないCPUの方が珍しくなりました。
ARMでもリモコンなどに使われる低クロックバージョン(およそ100MHz以下)はPC-8001当時の感じが残っています。ただ、こちらも周辺がすさまじいです。ソフトの開発は普通は普通のWindowsやUNIXパソコンでやりますが、いわゆる統合開発環境が充実していて、そうですね、私の感覚では宇宙船司令部から宇宙船を管制している感じ。それを、これは便利だと当然のように使っている私も私。
ハードもハードで、当時のDIPパッケージは電気街には売られていますが主流では無いと思います。トランジスタでさえ今のはプリント基板用で、昔風の3端子のリード線のあるトランジスタの型番は日本の2SC等ではなく米国風の2N何とかになっているみたいです。こちらもFPGAのVerilog-HDLという計算機言語みたいなのを使うのが当然になっていて、私のレベルでさえ何だか普通に使います。
何だかPC-8001の出た当時のフィーバーぶりを少しでも紹介しないと無責任のような気がしてきました。
その約10年前、1970年(昭和45年)頃は日本万国博覧会があったためか、高度成長期がいったん落ち着いたように見えたのか、日本の一般の人々が海外に目を向ける余裕が出てきた時代です。まだ円は1ドル=360円で外貨は貴重だったはずです。
トトロで有名になってしまった1960年代は東京は知りませんよ、私のいた地方はまだまだ田舎の感じで、使われていた文化はたどって行くと何と室町時代に至るそうです。思い出は美しいですけど、あまり清潔でも無く、夜は暗くて怖くて、大規模な自然災害にはなすすべも無く、しかも高度成長のおかげで大気汚染等はしっかりあって、私は戻りたいとはまったく思いません。ただ、東西冷戦はありましたが、とにかく何とかしなくちゃで、社会が元気だったのは確かです。
で、1970年頃にもなると米国の世界戦略の東端、というか太平洋の北西の絶妙な位置にあるためか、経済的に優遇されていたと思います。家電製品などは輸出に成功し、ちょっと余裕ができたのかEDPS(電子式データ処理システム=コンピュータ)が流行して、超大企業は大型機を、普通の大企業は国産のミニコンを導入し始めた時期。事業所では電卓が普及し始めていた頃で、一般向けの電子計算機の使い方の本がちらほらと出ていました。
世界初とされているインテルのCPU、4004はこの頃突然に出てきた記憶があります。システム・オン・シリコンの衝撃的なキャッチフレーズでした。
ええと何だったか。
そうそう、PC-8001。インテルは8008を経てコンピュータとして実用に届く8080を発売します。NECは日本でのマイコンの推進役で、TK-80という有名な評価ボードを売り出しました。が、意に反してこれには電子系の中小企業や大学生が飛びつきました。私は別口で米国製のマイコン評価ボードを見ていましたからやや冷ややかな目で見ていましたけど、TK-80は大流行。NECはこれを発展させて行き、ついにパソコンらしいパソコンのPC-8001に到達します。
ちなみに米国は当初はマイコンには冷ややかであったみたいで、マイコンを推進したのはいわゆるガレージメーカーみたいです。インテルのある西海岸風というか、新興勢力の感じというか。しかし、我が国はNEC(日本電気)、日立、三菱、富士通といった、ものすごい大企業が手を出しました。シャープは家電の中堅企業でしたが、電卓(電子式卓上計算機)の開拓者の一企業として当時も有名でした。
秋葉原などの電気街ではたちまち(当時で言う)マイコン(今で言うパソコン)が大流行。各社のデモ機が誇らしげに飾られていて、私は即興の20行ほどのBASICプログラムを打ち込んで楽しんでいました。ええ、いくつかはその後に買いましたから勘弁してください。
うむ、ちょうどその頃、ローランドやコルグやヤマハのアナログ・ミュージック・シンセサイザーが出てきたと思います。政治的な色合いの強い舶来ロックも流行していたし。あの勢いは独特だったです。
PasocomMini PC-8001と呼ぶそうです。手のひらサイズのPC-8001の復刻版。微妙な感じはしますが、本物のN-BASICみたいだし、当時のゲームが入っているらしいし、多分スルーすると後で猛然と欲しくなる気がしたので、とある件の代わりにこちらを買うことにしました。本日の所、まだ在庫はあるようです。
同系統のものとしては10年ほど前だったか、1-chip MSXというのがあって、FPGAでハードごとエミュレートされていました。今回はソフトによるエミュレータです。
1-chip MSXの方は既存のゲームのメモリカセットを動作させるのが目的でした。今回は普通に懐古趣味と思います。
1-chip MSXではMSX DOSが付いていましたし、クロック数2倍と3倍の加速モードがあってマニアも楽しめたと思います。ボードの能力から言って当時の10倍くらいの加速はできると思いますが、そんなの付いているかどうか。
キーボードとモニタは無理せず、普通のPCのUSBキーボードとHDMIを使います。元のPC-8001のキーボードは独特で、どう動作するのかちょっと楽しみ。電源は別のUSBポートからですが、1.5Aが必要なので選ぶ必要があると思います。
OSもネットも使えませんので、役立たせるのは難しいと思います。ただ、BASICの小気味よさは独特でした。現在から見ても、意外に大きなプログラムが動作してびっくりすると思います。
届いて、動作させて、面白いと感じたら再びここで報告します。
PS5(仮)に関しては部分的にレイトレーシング技術が使われると予告されています。定訳は光線追跡法です。コンピュータグラフィックスの黎明期から考え方はあって、昔は静止画でよく見られたと思いますけど、今はほぼさっぱり見ない感じです。
その昔、NHKで音楽ファンタジー[ゆめ]という番組があって、2分間程度のCGアニメが披露されていました。その中にハチャトゥリアンの剣の舞があって、ごく粗いポリゴンの、しかしソリッドモデリングされていて反射や屈折が本物のレイトレーシングに見えたのがありました。私がレイトレーシングのアニメと思ったのは、多分、これだけ。ですからわざと対象を工夫しないといけませんが、見た目のインパクトはすごくありました。
で、ゲーム機のレイトレは何かと思っていたら、衣服に落ちる影とか、鏡(多分平面鏡のみ)のことを指すようです。うむ、確かにレイトレーシングと言って間違いではありません。見せようによっては効果もあると思います。
ただ、普通にレイトレというとエッシャーの絵みたいなのを想像します。球面の反射とか球体の屈折とか。そういうのでは無い感じがします。あまり積極的に関連情報を探していないせいもあって、憶測です。
本日も昼食のついでに書店回り、と。シャイニーカラーズのイラスト集(多分)が置いてあって、もしかしたら増刷です。本体は声優ライブを別とするとスマホゲームで、とても凝られているのですが私の持っているスマホでは動作がもっさりしています。というか、スマホのアプリはソシャゲまで含めてもいわわゆるローディング地獄で、私としてはぜひともゲーム機でやって欲しいです。
アーケード機の紹介本が最近出て、おそらくゲームセンター関連の方の語りみたいで、ものすごく詳しいです。内容はまとめがきつくて明らかに欠けている情報があるので書名は書けません。インベーダーゲーム時代の10年ほどの黎明期の時代のゲーム紹介です。街頭デモしていたら基板が盗まれたとか、日本の資本主義もなかなかのものだと感心したりして。
もちろんナムコもめちゃくちゃ目立っていて、本文にもありますが絶対の信頼感はこの時代に築かれたみたいです。今もパックマンなどはレトロゲームとしてPS4にも来ています。アイドルマスターもこの時代が無かったら決して思いつきもしなかったと思います。
話は戻って来年発売との噂のPS5のこと。多分ソニー関連からブラフみたいな情報がちくちく出てきているのですが、情報管理が行き届いているみたいでゲームフリークの想像以外のweb情報は無いみたいです。
情報管理が日本で行き届いたのはここ数年のことと思います。実際、それまでの管理態勢でも根幹技術は他では真似できるものでは無く、本体は実害が無かったのですけど、相手さんはよほど悔しかったのかフェイクで攻撃してくるので対策が必要になったみたいです。これはどの先進国でもやっていることと思います。やり方はある程度想像できるのですけど、私のレベルでは憶測になるので書けません。申し訳ないです。
PS5の能力に関しては発表情報だけでは実に4倍の幅があって、民生品でもこの幅は大きすぎます。具体的には2倍差以内にしないと競争できないと思います。3倍では価格サービス等では補えない圧倒的な差になってしまいます。
ゲーム関連のことでちょっと面白い話があって本ブログネタになりそうなのですけど、うっかりど忘れ。思い出してまだ面白いと思えるのなら書きます。
一昨年だったか、なぜかガロア理論、つまり4次方程式までは有理数の拡大(分数と平方根と虚数)で解が書けるのに、5次方程式以上では名前の付けられない解(もちろん実数と複素数の範囲)が出てくる、の教養書がばたばたと出てきてびっくりしましたが、どうやらその大元が復刊というか加筆が出ました。以下、妙なことを言いそうなので書名は上げません。著者は私と同年齢層で経歴も少しだけ似ていて、これ以上書くと愚痴になるので止めます。
元は2010年の本らしくって、しかし、この10年弱で新展開があったらしく、完全な証明を載せたので完全版ということです。はて、どれかな。多分、あの有名な米国の科学雑誌の娯楽数学欄で有名になった英国の数学者のこれ、みたいです。曖昧な書き方で申し訳ないです。その邦訳と元の英語版を取り寄せてみます、忘れていなければ、ですが。
皆様の予想通り、話題の中心は数式の対称性と群(group)です。つまり、元々は方程式の話題だったのですけど、対称性と言えば幾何学です。幾何学に還元されるのは何とその100年後で、しかしその間にユークリッドが考えた頃よりも幾何学はずっと発展していました。そこに(20世紀初頭に)相対性理論や量子力学やゲーデルの不完全性定理が出てきて数学が急展開した、ということ。私たちはそのまた100年後にいるわけで、その成果を何とかしてまとめないといけない立場にいると思います。多分、鍵はその対称性と情報理論の組み合わせと私は思っていますが、当たっているかどうか。
本書の副題は、ガロア理論の誕生と発展のすべて、という壮大な命題です。表紙カバー(これって国立国会図書館では帯もろとも捨てられてしまうはず)に著者が編集部に送ったと思われる図版のスケッチが載っています。関係者なら全員吹くはずです。そう、こんなラフスケッチをプロとしてトレースできる方がいるのですよ、世の中には。私も最初に経験したときにはあまりの素晴らしさに腰が抜けました。ただ、壮大な勘違いが生じるのもこの部分で、何度も編集部とやりとりした思い出があります。
本日(日本時間)から消費税が10%になりました。たしか元はフランスのアイデアだったか。良案だというので次々と採用する国が増えた、と聞いています。
私の小学生の頃は直接税しか無く、しかもきつい累進課税でしたからある時点から儲ければ儲けるほど儲からない、みたいな感じのグラフになっていて、多分、ここは共産圏か、みたいな議論があったはずで、なので次第に調整。
しかし、累進課税を甘くすると節税というか抜け道ができるみたいで、間接税はその対策と思います。思います、って私はこちら方面はとんと詳しくないので、単なる感想です。
多分、公正取引委員会が広告を出していたと思いますが、移行時の妙な行動は控えろと。ところが、早速本日、とある食堂であるカード会社が還元セールみたいな事をしていて、店側は自分の所の計算には入らないのでカード会社に聞いてくれ、と突っぱねたところ、客が食いかかってきて、ご親切にも店側がカード会社の電話番号を言ったのですけど、今度はその電話番号を調べるのにいつまでかかっているのだ、とクレーム。私がその筋のGメンだったら聞き耳を立てているところでした。
まあなので、主に消費税に食いかかっているのは…、おっと政治ネタは控えさせていただきます。
アイドルマスターと何の関係が、ですって?。こういうのに敏感な設定になっているキャラは何人もいると思います。
で私がトロピコを気に入っているのは政治ギャグ(これも良いと思うが)よりもゲーム音楽の方です。いわゆるラテン系音楽。最近は日本ではさっぱり聞かないような気がします。
1970年頃には日本にも和製ラテンバンドがあって、このゲーム音楽風のノリの曲を披露していました。あれって何だったのかな。ラテンと言ってもイタリアでもスペインでもなく、多分ブラジルやアルゼンチンでも無く、メキシコ風だと思います。昔のディズニーのミッキーやドナルドの出てくる短編映画で時々取り上げられていたもの。一応それっぽい米国のレコードも所持していた記憶があります。
ただ、今作では私の記憶しているそのサムライ・ラテンバンド風に加えて、ビッグバンドの要素が入っています。こちらも最近はとんと聞かない気がします。ジャズの一種なのですけど、たいそうな楽団になっていて、しかし、ジャズと同じく個人技が強調されている感じ。こちらも古い米国製テレビドラマ(の日本語吹き替え)で聞いた記憶があります。
そんなこと言えば、エーゲ海の真珠のようなイージーリスニングも聞かないような気がします。西洋音楽の根幹を引き継いでいるから演奏はめちゃくちゃ上手です。