まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

2841. 復刻版PC-8001、到着、続き^3

2019年10月14日 | 日記

 パソコンの昔話が続いて恐縮です。他に機会も無さそうなので。
 今はPC-8001どころかMSXも覚えている人は少数派かも。PC-9801シリーズの存在感の大きさですら、もう過去の話です。
 日本においてはDOS/V(1990年)と呼ばれる、VGAという2Dグラフィックボードを装備したIBM PC/AT互換機で日本語がまともに扱えるようになってから、世界と合流したと思います。それまでは日本語が扱えるパソコンは日本独自の特殊な装置でした。当のIBMですら、5550という日本独自のパソコンを投入していました。その独自路線はDOS/VでPC-9801もろとも一気にマイナーになったのが印象的でした。

 最初にDOS/V搭載のPC/AT互換機でPC-9801に挑んだのは、今はHPに吸収されたコンパックでした。当時はコンパックショック(1992年)と呼ばれて、パソコン界は一体どうなるのかの激震でした。
 なぜかわざとらしく偶然、PS/2 (ゲーム機のPS2とは無関係)にシフトしたがっていたはずのIBMが突然、IBM PC/AT互換機のPS/V(1992年)を売り出します。本家が互換機を売り出すとはこれいかに、の事態で、私は腰が抜けそうになったことを思い出します。なので仕事の都合で買いましたが、これは魅力あるマシンでした。さすがIBMと思いましたよ。しかし、私の意見では、とどめを刺したのは富士通のFM/V(1993年)と思います。 
 インテルのCPUの世代で言えば、80386から80486への移行期です。初代PentiumとWindows 95は少し後の話。Windows 98の時代になって日本のPC界は一旦安定したと思います。

 ハードでは東芝のラップトップdynabook(1989年)が印象的でした。たしかネオン管の原理を応用した単色の、ものすごく美しいプラズマディスプレイが印象的でした。もう再現は不可能と思います。

 細かい話はいっぱいありますが、きりが無いので収めます。Windows NTは当初から本物の仮想記憶マルチタスクOSでした。DEC社(現HP)のスーパーミニコンのOS、VAX/VMS由来のこの系列はWindows 2000で安定し、Windows XPから現在のWindows 10に繋がります。
 皮肉な話ですが、今のパソコンは一旦絶滅したはずのミニコンの子孫です。PC-8001のころのパソコンは、今は絶滅してしまいました。

コメント
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