まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

2851. RISC-V

2019年10月25日 | 日記

 本日も職場の近くの大型書店へ。技術雑誌でRISC-Vの名前が目に入ったので、とりあえずつかんで、と。技術コーナーでなぜかPA、つまり会場などでの音響設備に関する本があったので、見てみました。アイドルマスターの声優ライブで音響スタッフがやっているような作業の概略が書かれたものです。ねじれを防ぐためのケーブルの8の字巻きのやり方まで載っていて、読者はプロの入門書も兼ねて、異業種やアマチュアの会場係などを想定しているようです。

 物理のコーナーをチェック。4次関数のグラフが出ている本が気になったので購入。そんな動機で買っているのか、と言えば、まあ、その通りです。中身は表題からは想像も付かなかった、中間子の理論計算の本でした。π中間子が有名ですが、それと似た、少し振る舞いの異なる中間子の計算。このあたりは標準理論でとっくに決着していると思っていたら、そうでもないみたいです。
 なぜ今頃こんなのが一般書店に出てきたかですけど、おそらく多分、ダークマターが中間子に似ているという有力な説があって、中間子に関する突っ込んだ解析が必要なのだと想像しました。

 で、最近になってよく見るようになったRISC-V。CPUの話です。先に正体を言っておくと、MIPSの後続でオープンソース。OSで言えばUNIXとかLinuxに相当するものです。
 MIPSは身近なところではPSPのCPUとして知られています。vitaやswitchはARMで、これとパソコンのx86/x64で大勢が決まったか、と思っていたら、完全な商用CPUを避けないといけない分野もあるみたいです。大学発のCPUですが、googleやnVIDIAなどの大手が採用し始めて、最近になって一気に知名度が上がったとか。
 -Vが何を指すのかは不明。RISCは今となっては古い言葉で、IBMの大型機S/360やDECのミニコンPDP-11/VAXの機械語命令が複雑(CISC)なので、命令を簡潔にして実行速度を上げようという大学発の計画でした。しかし、実際に出てきたものはなんだか妙な工夫が入ったものが多くて、現在の観点からは速度の足を引っ張ります。なので2011年にもなってRISC-Vが開発されたのだそうです。
 RISC-Vは大雑把に言って、x64やARMと似ています。ちなみにARMのRもRISCです。x64は80386から続いたx86とは全く感じが違って、ARMみたいな感じ。なので、何となく収斂してきた感じがします。

コメント
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