海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

花水木

2010-04-18 21:14:21 | 短歌
 
青天ゆ降りくる言葉待つごとく花びら広げ花水木咲く


花水木の花びらは水平に咲く。
それはまるで空から落ちてくる何かを受け止めようと手のひらを広げているように見える。
あるいは空に向かって書く手紙かも。
この二つ目のイメージで作った歌・・確かあったのに見つからない。
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大学のレストラン

2010-04-16 14:29:22 | 短歌

  僕たちが時代を変えると思ってたあのキャンパスのインクの匂い

  学生の弾ける声を後にして一人立ちおり時計台の前

  目をつむりいても沁み入るキャンパスの青葉と若き人たちの声



今日は近所の人との食事会で、とある大学内のレストラン。
今では大学内にホテルのレストランが入って一般客も相手にして営業するのは当たり前になった。
大学の独立採算制の一環である。

京都大学のかの時計台の建物が補修再建されて中にフランス料理のレストランができたとニュースで知ったのは五年くらい前だろうか?
時計台の姿を見たくなって行ってみた。
欅の若葉が茂るキャンパス内の風景は今の私には眩しすぎた。
レストランに入ってみた。
素敵なインテリア・・これが大学の時計台の中?
このレストラン・・今はすごくはやっているらしい。
勿論学生が利用するのではなく昼はランチをする主婦たちに人気なのだ。

東大の安田講堂も修復されて中には旅行代理店が入ったとニュースでしていたのも数年前。
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菜の花

2010-04-13 11:50:10 | 短歌

川原の貸し農園にぽつぽつとはぐれ菜の花元気に咲いた


車窓から見ていると川原に菜の花の群生があり、その周辺の空き地・畑に菜の花がポツポツと咲いてるのが見える。
きっと川原の菜の花の種が飛んでいって新天地で芽吹いて花を咲かせたのだろう。
いくつもの世代を超えた菜の花の物語を見る気がする。
川原に見かける菜の花は本当の菜の花ではくて、多分セイヨウカラシナ。
菜種油を取る菜の花はもう余り見かけなくなってしまった。
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母の命日

2010-04-12 08:29:03 | 短歌


ふたたびの春を還らぬ君なれば命尽くして桜花咲け

桜花いたくな散りそたまきはる淡き命に触るる今宵は

うつそみも桜散りたり墨染めの衣まとひて君送る日に

ふりそそぐ桜花びら振り分けて葬送の列野辺を歩みぬ


今日は母の命日。
いつもなら一つの花瓶にユリや菊の花を備えるだけなのだが今年は豪華だ。
いつもと同じ花瓶いはユリと芍薬に似た花・菊など

母が親しくしていた近所の方からは竹の子を持っていたお返しに庭に咲いていた椿や雪柳をいただいた。
椿は八重など種類が多い。
これを花瓶と仏壇の中の花入れに活けた、そこにはうちの庭の白雪けしも一緒に。

仏壇の前にはうちの庭で咲いたクリスマスローズ。
チューリップもいっぱい咲いたのでこれは別の花瓶に活けた。
小さい仏壇の横の小さい床の間が花でいっぱいになった。

絵の展覧会に大学時代の同窓生がグループで来てくれた。
普段は余り会っていない人たちである。
その中の一人が学生時代母から手作りの帽子をいただいたと言って、まだ母が生きていると思っていたのだろうお菓子を持ってきてくれた。
母は内職で帽子を作っていた、手先の器用な人で小さい手芸品を作って人にあげるのが好きだった。
作品は材料を廃物利用をした誰でも同じものが作れるもので、若い頃の私は余り関心を示さなかった。
今はそれが悔やまれる。
何十年前の母のまいた種がずっとその同窓生の中では生きていて、母の行為を覚えていてくれたのだから。
オリジナルな芸術作品でなくても母が小物を人に上げていたのは意味のあることだったのだろう。

母が亡くなって11年になるのだった。
いまだ母を看病した時の傷はいえない、多分一生治らない。
あの時何故もっと優しくできなかったのだろうと思う。
死に直面して母はどんなに心細かっただろうに、私は看病だけでなくほかのことの責任もをすべて処理しなければいけなかったから余裕がなかった。

こうやって母の思い出を語ってくれた同窓生がいて、それをきっかけに母の思い出が蘇ってくるのを私の心は拒否する・・あまりに苦しいから。
具体的な思い出を心に浮かべないようにしている代わりに、もう少し距離を置いた象徴的なことで母を偲ぶ。
お雛様を見ることも重要な代償行為だ。
お雛様と会話しながら、母との葛藤部分は取り除いて「優しい母」と言う部分だけと対峙する。
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カラスの巣

2010-04-10 15:38:52 | 短歌

 青色のハンガーの巣のあらわれぬメタセコイアの落葉ののち


昨日、大阪市の北部にある駅から見える大イチョウにカラスの巣があるのをホームにいて発見した。
カラスはじっと巣にしゃがんでいるのでどうも卵を温めているらしい。
その巣は木の枝で出来ている。
それが当たり前なのだが、歌に詠ったカラスの巣は青色の針金のハンガーの集まったもので、葉が落ちて枝だけなったとき見つけてショックを受けたのだった。
ハンガーの巣が郊外で、まともな木の枝の巣が大阪市内と言うのは反対のような気がするが、郊外のほうが広いベランダのマンション・団地が多く、カラスがハンガーを取りやすいのかもしれない。
一方大阪市内の巣は中心部ではないが下町のようで商店や家が密集している。
ワンルームマンションではベランダが狭かったりない、又外へ洗濯物を干すことが少ない、それでハンガーは手に入らない。

今日も出かける用事がありホームから見るとやっぱりカラスは巣の中にいる、間違いなく卵を暖めている。
イチョウの若葉はまだ芽生えたばかりで巣はあらわになっている。
もう少しすれば葉が大きくなって隠れるのだが。
巣立ちまで雛が無事でありますように。
しかし都会でのカラスの子育て、郊外での子育ても大変だ。
やっぱりカラスはあの童謡のように山にある巣がいいようだ。
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庭の花たち

2010-04-08 10:57:49 | 日記

クリスマスローズは比較的長く咲いている花だ。
庭のクリスマスローズで一番小さなもの・・薄い緑の花が咲くはずだが。。
買った時とても小さい苗でクリスマスローズとしてはとても安かった。
ひとつ花がついていたのを買ったのだが・・次の年から花も咲かず葉もあまり出すちっとも大きくならなかった。
途中で枯れそうになったときも。
買ってから今年で3年目。新しい葉が出てきて、今年も葉だけだろうと思っていたら今朝蕾が一つついているのを発見した!
嬉しいな~
他のたくさん咲いているクリスマスローズは切花にして仏壇に供えている。これは今年から。
クリスマスローズは水切りが悪いのではと思っていたけれど、そうでもないみたい。
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イタチ

2010-04-06 21:41:08 | 短歌

 ユーモアを解するごとき顔をしたイタチに出会う庭の片隅

家の庭や近辺でイタチを見たのは去年の秋ごろ。
最初は裏の庭から我が家のフェンスを覗いていて顔だけを見た。
なんともユーモラスな顔をしていると思った。
次は隣の家の溝から物置に入り込んだらしくガチャガチャとしばらく音を立てていた。
その次は向かいの家の生垣から顔を覗かせていた。
そして最後には我が家の前の道路でバッタリとイタチと出会ってしまったのだった。
何秒間かイタチとお見合いをしていた。
その時イタチの全身を見た。
イタチは体の長さに対して顔が小さい。
そして茶色と目の辺りの黒色が野生と言うより漫画の世界の動物のようだった。
イタチは住宅街で何を食べて生き延びているのだろう?
ネズミはあまりいないだろう、鶏を飼っている農家など勿論ない。
なんだかイタチを応援したくなってしまった。
その後しばらくしてイタチを見なくなった。
どこか別の場所へ行ってしまったらしい。
元気にしているかな?
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桜を見に

2010-04-04 14:40:13 | 日記

近所の桜を見に散歩してきた。
ソメイヨシノを見るなら遠くに行く必要はない。
歩いて行けるところでいくらでも見れるからだ。
大きな公園の桜並木・住宅街の中にある小さな公園にも大きな桜がある。
住宅街の小さな公園は穴場で人は誰もいないことが多い。
思う存分桜を楽しめるそういう公園はいくつもある。
又個人の家でも大木になった桜がある。
道路の半分以上せり出しているような桜。

しかし桜は毛虫がついたり花が散ったとき、秋の落葉も大変。
自分の庭には植えずにご近所の桜を見させていただくのが一番だ。

デジカメを持っていったのに取るのも忘れていた。
写真は河津桜。
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藪椿の苗

2010-04-02 23:45:18 | 日記

今日、ホームセンターの植木市で藪椿の苗を見つけた。
ずっと椿の苗を探していたが、私の好きな一重の赤い椿は気にいったのがなかなかなかった。
藪椿がないので、侘助の赤にしようかと思ってもこれも気にいったのがなかった。
今日見つけたのは1Mほどでまだ花や蕾がついている。
値段はとても安かった、それだけにそれほどいい苗ではないようだ。
根付いてしまえばそれでも同じ。
和室の正面に無理やりスペースをとって植えつけた。
来年も花が咲くかな?
山茶花は買っていた次の年から3年花が咲かなかったが今年はいっぱい花をつけた。
椿は成長が遅いので花がちゃんと咲くまでは数年かかるかもしれない。
でも嬉しいな~
念願の藪椿。
椿の原生林に思いを馳せながら椿を眺めることにしよう。
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カルメン・マキ死亡?!

2010-04-01 19:57:01 | 日記

ある短歌の同人誌的な誌を読んでいて、目が釘づけになった歌があった。
日経新聞にカルメン・マキの死亡記事が載っていたという内容だったからだ。
(歌人の歌集の歌であれば掲載するが、一般の方であり作者の了解を得ないでは歌そのものは載せないでおく)
嘘!
そんな報道は知らない、もしカルメン・マキが死んだらひっそりと死亡記事になるのではなくマスコミが報道するだろう。
ネットでいろいろ調べてやっと公式HPにたどり着いた。
そこにはそんなことは書いていないし、3月以降のスケジュールが書いてあり、掲示板には3月初め付けでカルメン・マキ本人の投稿がある。
ああ、よかった間違いだった。
多分作者は1月に死亡した浅川マキとカルメン・マキを勘違いしたのではないか。
二人とも寺山修司と関係のある人である。

カルメン・マキといえば寺山修司作詞の『時には母のない子のように』が大ヒットした。
私もよく歌っていた。
その次の『山羊に惹かれて』も。
しかしその後彼女はロックに転向して結構活躍してきた。
私はロックはよく知らないのでその後の彼女の歌は聴いたことはない。
ネットで調べていると彼女の最近の映像があった。
かなり太っている・・・ウーーン、イメージが狂うな。。
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