海に吹く風

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カラスの巣

2010-04-10 15:38:52 | 短歌

 青色のハンガーの巣のあらわれぬメタセコイアの落葉ののち


昨日、大阪市の北部にある駅から見える大イチョウにカラスの巣があるのをホームにいて発見した。
カラスはじっと巣にしゃがんでいるのでどうも卵を温めているらしい。
その巣は木の枝で出来ている。
それが当たり前なのだが、歌に詠ったカラスの巣は青色の針金のハンガーの集まったもので、葉が落ちて枝だけなったとき見つけてショックを受けたのだった。
ハンガーの巣が郊外で、まともな木の枝の巣が大阪市内と言うのは反対のような気がするが、郊外のほうが広いベランダのマンション・団地が多く、カラスがハンガーを取りやすいのかもしれない。
一方大阪市内の巣は中心部ではないが下町のようで商店や家が密集している。
ワンルームマンションではベランダが狭かったりない、又外へ洗濯物を干すことが少ない、それでハンガーは手に入らない。

今日も出かける用事がありホームから見るとやっぱりカラスは巣の中にいる、間違いなく卵を暖めている。
イチョウの若葉はまだ芽生えたばかりで巣はあらわになっている。
もう少しすれば葉が大きくなって隠れるのだが。
巣立ちまで雛が無事でありますように。
しかし都会でのカラスの子育て、郊外での子育ても大変だ。
やっぱりカラスはあの童謡のように山にある巣がいいようだ。
コメント
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