愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

練り直し

2007年10月23日 | 名古屋マーケティング・インカレ
3年生たちは,先日の名古屋マーケティング・インカレ中間発表会を受けて,本大会に向けて,研究の練り直しを行っています。大きな問題点として,研究目的が不明瞭なことがあげられます。とりあえず,調べてみましょうというスタンスで始まっているので,何のために調べて,考察を行うのかということがきちんと考えられていないのです。また,数量的なデータが調べられてないことも問題でした。数字は人を説得する際に大きな武器になります。これがないと調査の信憑性を疑われることがあります。

研究目的が不明瞭なのはやむをえないかもしれません。調査対象に関する知識がない段階で,研究目的や仮説がうまく導き出せることはないからです。とにかくまず,今どういう状況なのかを知らないと,明確で研究上意味のある目的を導き出すことは難しいといえます。これまでの調査で,商業集積グループはエキュートの現状,電子商取引グループはネット・オークションの現状がおぼろげながら分かってきたようです。これから,きちんと研究目的を定めて,自分たちなりの仮説を作り上げてくれればいいでしょう。

4年生には毎週卒論の原稿をデータで持ってきてもらっています。毎週執筆状況の確認です。前週と比べて全然原稿が増えていなければ,学生はうつむきながら,言い訳をしなくてはならないのです。こうするとサボることができないのです。これで,じゃんじゃん進んでいるかといえば,なかなか・・・。うまくない言い訳をぶつぶついう学生がちらほら。とにかく12月の提出には間に合わせてください,としつこく諭しています。

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