愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

雑誌紹介

2022年09月16日 | 運営
『宣伝会議』10月号の大学ゼミ訪問という連載記事において、うちのゼミが紹介されました。このゼミは別段何か特殊な教育をしているわけではないので、特色をもってゼミの紹介をするのは難しいのではないかと思っていました。しかし、ライターさんはあまり特色のないこのゼミを上手に紹介してくれました。

このゼミの教育の方針として、「なんで?」「ほんま?」の追究ということがまず書かれています。これは常日頃口癖にしている言葉であるとともに、大事にしてきたゼミの指導原理です。したがって、ゼミの教育の方針であることは間違いないのですが、考えるまでもなく大学教育として当たり前の問いかけです。根拠やメカニズムに関する問いかけがゼミの特色ということはないかなという思いです。

記事の最後のほうで、ブログの執筆がゼミの特色として紹介されています。これも特色というほどのことはないかなと個人的には考えているのですが、振り返ってみると、15年も執筆を続けています。ここまで長く続けると特色としてとらえてもいいのかなとも感じています。

実はこのブログは大学関係者、とくに広報関係の部署には大変評判が悪いらしい。私が厳しくゼミ生の能力や努力の足りなさを指摘していることが、広報上よろしくないようです。私個人が大学広報から敬遠されているかもしれません。ただ、このブログは大学広報のために執筆しているのではなく、ゼミ生の能力向上のための指導の一環として執筆しています。指導のために、厳しいことを指摘する必要があることはいうまでもありません。ブログで指摘している内容は大半、ゼミ生に口頭で説明しています。とくにゼミ生から強い反発や苦情を受けたことはありません。自分たちも了解していることがほとんどです。

最近、このブログで問題だなと個人的に感じていることが一つあります。現役のゼミ生の多くが読まないことです。これまでは、2年次ゼミの選考をきっかけに大半のゼミ生は読んできました。最近はゼミの活動に関心がないのか、読む学生が減少しています。そういえば、ゼミの合宿や懇親会にも関心を示さなくなっています。学生に自主的に何か決定させると、何もやらない方向に帰着します。このモチベーションの低さと、ブログを読まないこととが関連しているかもしれません。

せっかくゼミの特色として取り上げてもらったこのブログですが、学生が読まず、指導の一環になっていないのならば、ただの教員の不平の発露になりかねません。大学広報関係に嫌われるのはむべなるかな。

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