アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

新緑眩しい木曽路へ~EF64

2021-04-22 20:00:00 | 鉄道写真(EL)

EF64と言えば、アントンKの中ではいまだに中央線のイメージが強く残っている。これは、この機関車の生い立ちということよりも、自分が国鉄時代から見てきたものが、そのまま残ってしまっているからなのだろう。同じことがEF64 1000番台にも言えて、機関車からはどうしても上越の地が離れない。あれだけ東海道や総武線で撮影もしたが、やはり第一印象は強く残るものなのだ。

前にも書いたが、アントンKはロクヨンでは0番台の方が好みであり、福米で当初活躍していた時代を除けば、おおよそ全国でロクヨンに出会ってきた。そんな印象を思えば、やはり中央線や篠ノ井線を重連で走る姿が蘇ってくる。晩年長岡区に配置されたEF64がマークを装着して「あけぼの」けん引に当たった時代があるが、やはり今思えば、ロクヨンは山の機関車でスター機関車とは一線を画すと思っている。地味だが頼れる機関車のイメージがアントンKの中では相変わらず残っているのである。

掲載写真は、新緑の中央西線を往くEF64重連貨物列車。きっとこれからの時期、新緑が美しく心洗われることだろう。おおきく深呼吸しながら列車を待ち、山にコダマするジョイント音を聞きながら、また過ごしてみたくなった。

2007-05-12  5883ㇾ  EF6433+34   JR東海/中央西線:贄川-日出塩