アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

交直流急行色 復活か!?~455系

2021-04-03 20:00:00 | 国鉄時代(カラー)

新幹線延伸に伴って第三セクター化され、分断された北陸線や信越線だが、そこの路線に新たな動きが見られたので綴っておく。

「えちごトキめき鉄道」と言うらしい、ここの第三セクター路線。風光明媚な路線で、アントンKもかつては、機会を見つけてよく足を運んでいたポイントだが、ここを走る電車に、国鉄時代によく目にしていた交直流急行色と呼ばれる外装色が登場したらしい。すでに、国鉄型交直流電車など消滅していたと思っていたアントンKだが、細々と譲渡され生き残っているらしいのだ。もっともこの現役の電車は、413系が主たる形式らしいが、この電車は交直流色とは無縁のはず。さてどんなお披露目を我々ファンにするのか興味深々である。

理由はそれぞれ異なるだろうが、電機が国鉄色に戻ったり、185系電車が157系「あまぎ」を模していたり、地方で活躍している、元京急1000系、京王5000系など、昭和を鉄チャンで生き抜いたファンには、どれも懐かしい電車がお目見えしている。今の日本の風景にも自然に溶け込み、そんな電車を目にしたのなら、昭和時代への疑似体験が出来るのだろう。今回の交直流色の復活もまた、北陸地方へ出向く原動力になるのだろう。とても嬉しい話だった。

ここでは、国鉄当時の455系急行電車を掲載しておく。165系電車が好きだったアントンKは、交直流版の451~457系列も好みだったのは言うまでもないが、地方の低いホームに対応するために、出入り口にステップがあったり、細かいところで直流電車の165系とは格差を感じていたことを思い出している。写真の急行「ざおう4号」は、スイッチバックの赤岩駅を通過し、下り急勾配を加速してくるシーン。この後、福島にて東北線からの急行「まつしま」を併結し上野へと向かう、当時の代表的な電車急行だった。

1980-03-24   7404M ざおう4号     奥羽本線:赤岩-庭坂