正月に見たTVでもっとも秀逸だった番組。
NHK「民主主義」
世界10人の映像監督が、「民主主義」をテーマに撮ったシリーズで、
制作には世界33カ国の放送局が参加している。
アメリカ :闇へ(捕虜への拷問)
ボリビア :先住民たちの革命(*)
デンマーク:風刺画事件を追え(ムハンマドの風刺画時間と中東の反応)
エジプト :我々は見ている(*)
リベリア :女の内閣(*)
ロシア :愛国者の村(宗教回帰、そして右傾化するロシア)
パキスタン :大統領との晩餐(ムシャラフの進める「民主主義」と現状)
インド :ガンジーの心は今(なくならない対立、差別、そして格差)
中国 :こども民主主義(小学校での学級委員長選挙)
日本 :選挙(川崎市議補選)
各回60分前後。
*ボリビア・エジプト・リベリアは録画し忘れました。
どなたか持っていたら貸してくださいまし。
僕は元来、自らを「民主主義の信奉者」だとひそかに自任しているが
その心構えがいかに貧弱かを思い知らされた。
パキスタン。大統領へのインタビュー、民衆への一問一答、
そして宗教指導者への質問。
その三者の主張の隔たりの大きさ、それが民主主義への壁なのか?
コントラストが見事に際立っていた、秀逸。
中国。西洋的民主主義の土台がないところでの「こども民主主義」。
予想通り、親をも巻き込んだ欲望丸出しの過酷な選挙となるが、
これはある意味、新自由主義的民主主義の縮図なのでは?とも思える。
これまた秀逸。
日本のはつまんなかったな~やっぱ事情を知ってるからかな?
僕の立場から見ると・・・
民主主義への壁とは、「宗教」や「市民意識の未成熟」「貧困」などは実は表向きで、
本当の壁は『人間の欲望』なのではないか?と考えさせられた作品。
NHK「民主主義」
世界10人の映像監督が、「民主主義」をテーマに撮ったシリーズで、
制作には世界33カ国の放送局が参加している。
アメリカ :闇へ(捕虜への拷問)
ボリビア :先住民たちの革命(*)
デンマーク:風刺画事件を追え(ムハンマドの風刺画時間と中東の反応)
エジプト :我々は見ている(*)
リベリア :女の内閣(*)
ロシア :愛国者の村(宗教回帰、そして右傾化するロシア)
パキスタン :大統領との晩餐(ムシャラフの進める「民主主義」と現状)
インド :ガンジーの心は今(なくならない対立、差別、そして格差)
中国 :こども民主主義(小学校での学級委員長選挙)
日本 :選挙(川崎市議補選)
各回60分前後。
*ボリビア・エジプト・リベリアは録画し忘れました。
どなたか持っていたら貸してくださいまし。
僕は元来、自らを「民主主義の信奉者」だとひそかに自任しているが
その心構えがいかに貧弱かを思い知らされた。
パキスタン。大統領へのインタビュー、民衆への一問一答、
そして宗教指導者への質問。
その三者の主張の隔たりの大きさ、それが民主主義への壁なのか?
コントラストが見事に際立っていた、秀逸。
中国。西洋的民主主義の土台がないところでの「こども民主主義」。
予想通り、親をも巻き込んだ欲望丸出しの過酷な選挙となるが、
これはある意味、新自由主義的民主主義の縮図なのでは?とも思える。
これまた秀逸。
日本のはつまんなかったな~やっぱ事情を知ってるからかな?
僕の立場から見ると・・・
民主主義への壁とは、「宗教」や「市民意識の未成熟」「貧困」などは実は表向きで、
本当の壁は『人間の欲望』なのではないか?と考えさせられた作品。
反対に、「和」の意識が平均的に高ければそんなに苦労は要らない気も。
その番組、観てないけど良さ気~!
# 何か、コメントにヘンなリンクが・・。
この番組、アメリカとデンマークを逃しましたが、後の回は全て録画しました。まだ全部を見ていませんが、リベリアの回は唯一希望が見えるような内容だったような気がします。
理想的な「民主主義」というものが、この世の中に存在しているかどうかはわかりませんが、豊かなはずの日本でもそれが実現しているとはいえない。確かに貧困を潜り抜けたとしても、人間の欲望は際限ないですね。
そうねえ、そういう意味では日本は『和』の共同体が比較的高度に形勢されていたから、戦後の押し着せてきな民主主義も比較的読安易に吸収出来たんだろね。
>くぅさん
はじめまして。コメントありがとうございます!
リベリアの回、あの女性大統領が出演してるってだけで
希望が見えそうですね。なんとか見てみたいです。
「貧困」のその先にあるのがはたして民主主義なのか・・・
現状では難しいですね。
ネグリとかが言ってる理想が遠のいているような。
でも諦めないで、ひそかに信じ続けようと思ってます。
>わらぼうしせんしゅ
(笑)。
ま、たしかにつ・あみたいのばっかりだったら
人類は未だにほら穴に住んでるでしょう。