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広域指定爆笑団・全日本茨咲連合会

カヤック・スキー・スキンダイブ・落語・お酒に目が無い「いばさく」のBlog。
一目見たらあなたも立派な構成員?!

「志の輔聴き初め」は水戸にて [落語]

2014年06月07日 | 落語・演芸部
6/7(土)

水戸芸術館で本日開催される「志の輔独演会」に、
ダメ元でキャンセル待ちのTELを入れたら奇跡的にチケットゲット!しかも前から2列目!


そういや「ウチの「落語聴き初め」は毎年1月の<志の輔inPARCO>から」というのが恒例だったが、
今年はヨメが正月早々「アレ」しちゃったおかげで泣く泣く断念してた次第(ToT)

んで、ここに至ってようやく「志の輔聴き初め」と相成ったワケですわ♪



夕方からの開演なので、それまで常陸大宮の「キャンピングガーデン・やわら」さんへお邪魔。

こちらの愛犬・モン太も15才。(彼がまだ1才の頃からの付き合いです。ヨメより長いんです(笑))
すっかり室内犬となっていましたがまだまだ健在。
いつものように盛大に吠えられました(^_^;)

オーナーさんご夫妻もお元気そうでなにより。
楽しいひと時、そして美味しいお土産までいただいてしまい恐縮でっす。

今シーズンもどうぞよろしくです。
お手伝いできるよう、夏までにはヒジ治しておきまーす(^^ゞ


そしてどしゃ降りの雨の中、水戸芸術館へ。

<立川志の輔 独演会>
金明竹    志の太郎
みどりの窓口 志の輔
~仲入り~

帯久     志の輔


「歓喜の歌」と並ぶ志の輔師作のメジャー作品「みどりの窓口」はいつもながら鉄板。
水戸のちと高齢層の多い?客席もオオ受け。

「帯久」は師らしく大岡裁きのシーンをかなり丁寧に演じていた印象。
この噺だと基本は圓生師の型なんだろうけど、こういった演出もまた嫌いじゃない。

「地方でも手を抜かない」志の輔師らしい内容に満足♪



終演後は「みかわ屋」でお蕎麦。





うーん、久々に落語のブログを上げたような。

「最近は忙しくて落語も聴けてない」のでは決してなく、月一ペースくらいですがちゃんと楽しんでます。

が!ここにはup出来てない<落語・演芸鑑賞記>が一年分くらい溜まってしまっており・・・(^_^;)
徐々に整理して小出しにupしていく予定です。



~おまけ 弁当男子 その15〜

生姜焼き / カブ・新玉ねぎ・ハムのマリネ / 比内地鶏の煮卵 /スナップえんどう

暑くなってきたので食材の「持ち」が気になる今日この頃。
(もちろん保冷バッグに入れて持参しているが)ご飯は冷やすと固くなるし…
うーん、やはり夏は麺類かなあ(悩)

「志の輔」で落語聴き始め そして「走り初め」は・・・?![落語]

2013年01月13日 | 落語・演芸部
1/13(日)

本日は落語の聴き初め♪
とくれば行くはもちろん毎年恒例『志の輔らくごinPARCO』


もう10年近く通ってんだよなあ。
ここで落語の聴き初めを済ませ、公演の最後の志の輔師の音頭による「三本締め」を打って
「ようやく新年がやってきた」って感覚になってます(^^ゞ

さて、今年の演目は・・・
親の顔
質屋暦
~仲入り~
百年目


『質屋暦』は今年向けの新作。
そして古典『百年目』と併せて、今年のテーマであろう「時(とき)の流れ」?に沿った内容。
(来週これに行く予定の某カヤッカーがコレ読んでるかも知れないのでネタバレ防止に内容は割愛(笑))
トリの「百年目」は長くした分ちょっとクサくなっちゃってたかなー。
オイラ的には、この噺は軽く落としてくれるスタイルのほうが好き。ここは好みが分かれるところかも。


さらにマクラと「親の顔」は11月の佐野での独演会の内容とまったく一緒。
これもちと残念。

なるほど~、年末の席では翌正月の「PARCO」向け候補のマクラや噺をかけて反応をみていることもあるんだなあ。。。
ちと勉強になった(笑)





終了後は裕天寺に足を伸ばし、つ・あの親友の弟さんがオープンさせた「ナワバル」へ。

店名の由来は・・・オーナーに名字をお尋ねください(笑)

最初は軽くタパスの盛り合わせを。これがいきなりウマい!

続く牛スジ煮込みや魚系メニューもどれもお酒にピッタリ。

日本料理店そして世界各地で修行したオーナーならではのラインナップがどれも絶品。
和食系やタイ料理風メニューも充実してます、おススメ。
特に魚系が充実してるのがイイよねー、つ・は『身欠きにしん』の旨さに卒倒してました。

もちろんアルコールもワインから日本酒まで食べ物にあったセレクトが可能。
栃木の銘酒「惣譽」まであったのにはビックリ!


店内も落ち着いた雰囲気で実にイイし、ついつい長居したくなりそ♪




住宅街のど真ん中にこんな店があるとは。ああ、近所にこんなお店が欲しいなあ・・・お近くの方はぜひ♪






~おまけ~
落語聴き初めも無事済ませ、アフターも充実。
あと済ませてないのは・・・「走り初め」だけでしょう!
昨年から4連敗(不戦敗)中のイヤな流れを断ち切るべく準備は万端。
本日開催の『下野天平マラソン』にエントリ済であり、年末から時間も確保してトレーニングもそれなりに。

そして迎えた当日朝。1/14(月・祝)
いざ会場へ向かおう!と玄関を開けると・・・・

そこは一面の銀世界でしたとさ(-_-;)

・・・さすがにこれじゃ走れずついにマラソン大会欠場『5連敗』に。
しかもこの冬一番の大雪に当たるとは。。。とほほ。

いつになったら公式大会に出れることやら・・・(^_^;)

忠臣蔵でござる  [落語]

2012年12月14日 | 落語・演芸部
金曜。

この時期、やっぱり「忠臣蔵」モノは外せないっしょ!ってコトでこちらへ。
<市馬・昇太・武春・喬太郎 忠臣蔵でござる@有楽町・よみうりホール>
キラ(「つる」改作) 春風亭 昇太(円生なりすまし)

極道のキラ     柳家 喬太郎

首提灯       柳亭 市馬

間幕 吉良と大石   昇太&一之輔

浪曲 /忠臣蔵     国本 武春
(松の廊下・討ち入り)

間幕 歌謡ショー?~浪花節だぜは討ち入りは~
          昇太&喬太郎

歌/俵星玄蕃 柳亭 市馬(コント付き)

エンディング    全員
         サプライズゲスト:川柳川柳 高田文男


この季節の風物詩でもある「忠臣蔵」関連の企画モノ。
コントあり、歌あり、浪曲あり、もちろん落語ありの賑やかな企画モノ。
好評らしくもう何回目なのかなー?前々から気になってたがようやく観ることが出来た。

プログラム通り盛りだくさんの(そして多少の内輪ネタ&グダグダもありで)爆笑の連続で
こりゃ毎年やるなわあと納得。
それに若手No,1の一之輔を幕間コントのみにしか出さないという贅沢さも(笑)


「お約束」な市馬副会長の俵星玄蕃も久々。
相変わらずイイ声してるわ~そして何より「歌いたい!」オーラがビンビン伝わってくる(笑)


武春先生のバラード→ロック→ファンクなリズムに乗せての『忠臣蔵』演目もやっぱりいい!


そしてエンディングに登場・高田文男先生の「こんばんは、林家ペースメーカーです」にシビレる。
先生、よくぞ完全復帰してくれました!


こんな楽しい「忠臣蔵」も、まあ落語なら許されるでしょ。


ただ・・・一部の特定落語家ファンの、お目当て&それ以外の演者の時の鑑賞態度の落差にはいつもながら辟易。
○○○ファンって、そんなヒトが多い印象あるよなあ(^_^;)



ああ、おもろかった。
でもキッチリしたのも聴きたいなあ。
年内まだまだ忙しいが、もう一本位落語行きたし!



佐野で「志の輔らくご」を聴く [落語]

2012年11月18日 | 落語・演芸部
日曜。

この秋から「マラソン」を本格的にやろうと決意した。
そしてやるならモチベーションを上げるべく大会にもでちゃえ!と思い立ち、
実は9月から月一ペースで近場のローカル大会へのエントリーを既に済ませている。
しかし、所用や天候不順などで2回連続欠場・・・
そして3度目の正直なるか?が本日開催の「I Love 古河マラソン」。もちろんエントリ済。

つ・あもこの週末は関西に遊びに行っており、邪魔されることはない(笑)
今度こそは大会で走るぞ!と準備万端にて早朝に自宅を出発。
が、途中で最も大切なアイテム「シューズ」を忘れたことに気づきUターン(-_-;)
自宅に戻った時点ではまだスタートには間にあう時間だったが、
なんだかなあな出足に気力な萎えてしまい・・・終了~(泣)

結局、大会はまたまた欠場。。。
さすがに情けなくなり、自分への罰として大会と同時刻に「第一回小山いばさくひとりマラソン」を開催し10kmラン。
そして昼飯も罰として「賞味期限切れのカップラーメン」をすする。ううう(泣)

はあ~・・・これはじゃ「ジョガー」ではなく
「マラソン大会にエントリーフィーを寄付するのが好きなヒト」になっちゃう(T_T)

しかし懲りずに次回は12/2(日)に「小山思川マラソン」に出場エントリ済みナノデス。

果たして「4度目の正直」なるか?!乞うご期待。




さて。
すっかり前置きが長くなりましたが(^_^;)、ココからが今回の本題。
そんな情けない午前の出来事をふき飛ばしてくれるのは・・・やっぱり「落語」!

佐野で初開催される立川志の輔師独演会にお出かけ♪これは見逃せんでしょう!



<あくと亭もみじ寄席 志の輔らくご 30th ANNIVERSARY>@佐野市葛生あくとプラザ


牛ほめ    志のたろう(開口一番)
元犬     志のぽん
親の顔    志の輔  
~中入り~
三味線    長唄の方(名前失念)
八五郎出世  志の輔


さすがは志の輔師、地方のこういったホール落語でも手を抜かないなあ!
(地方だとあからさまに手を抜く噺家さんも残念ながらいるからね)
おそらくあまり落語を聴いたことのない客層を意識した構成。

弟子の二人もさすがは躾けのの厳しい志の輔一門、しっかりこなす。
そして師、登場。
まずはマクラでトレンドであるである総選挙ネタから小話までたっぷりと披露し客を沸かせ完全に引きつけ、
テストへの名回答?をめぐる父親と先生のやりとり「親の顔」で前半終了。

中入後は長唄師の三味線をひざがわりとしてたっぷり聴かせ、
トリは「八五郎出世」で大爆笑をとりつつもしっかりと古典を聴かせる。

落語ビギナーへの配慮として多少の「ベタ」さや「オーバー」なしぐさも入るが、
それもこんなシチュエーションでなら悪くない。



今日会場に足を運んだ多くのお客さんが「落語っておもしろいな」の余韻を持って帰ることが出来ただろう。
こういう「つかみ」の出来る噺家さんって・・・案外少ないんだよね。
そういうことも大切に、そして丁寧に続けている師を改めてリスペクト。
もちろんオイラもしっかり笑わせていただきました(^。^)

そして、ブッキングが難しいであろう(売れっ子の)師の会を企画してくれた運営者さんにも感謝感謝。





終わりよければすべてよし!な日曜(笑)

毎年正月恒例の「志の輔らくごinPARCO」も楽しみだ~。
おっ、そういやそろそろ先行予約の季節♪












市馬・武春 うなりあいましょう [落語 浪曲]

2012年10月16日 | 落語・演芸部
火曜。
一風変わった、こんな落語会?へ。

< 市馬・武春 うなりあいましょう >>

民謡大家(開口一番)  柳家こみち
のめる         柳亭市馬
片棒(懐メロ入り)   立川志らく
~中入り~
灰神楽三太郎      柳亭市馬
紺屋高尾        国本武春


「うなる」とは「唸る」のことであり、
そんなうなり大好きな「のど自慢」なメンツが集っての陽気なイベント。

こみちさんは以前落語教室に見学へ行った際の先生だったが、こんなに民謡好きだったとは。。。

志らく師も「川柳師匠の会でしかやらない」珍しいアレンジ噺を懐メロたっぷりで。
・・・まあさすがに懐メロ部分はほとんど分からなかったが、雰囲気で楽しめた。
もちろん三男・克由の下りは大爆笑したが(笑)


中入後は「子供の頃から浪曲も大好きだった」という市馬師が、
聴き覚えだけでマスターしてしまったという「灰神楽三太郎」をうなり、なんと三味線は武春先生が務めるという豪華版。
さすが「歌手」でもある市馬師、うなっても聴かせるなあ~と感心しつつトリへ。

〆はもちろん武春先生による「紺屋高尾」をたっぷりと。
(落語ファンが多数の客層を意識したネタ選でしょうな)
・・・うーん、やっぱ本職は違う!武春先生の唸りは最高。
市馬師ももちろんウマいのだ、格が違うよ・・・って当然か。




落語ももちろん大好きだが、浪曲もいいなあ。
そんな「二倍楽しめる」こんな企画に感謝♪

白酒・三三・兼好 三人会・・・を、1/3だけ聴く [落語]

2012年09月28日 | 落語・演芸部
金曜。
半期末で仕事も納会モードの中、ちょこっと抜け出して落語へ~(^^ゞ

特撰花形落語会  白酒・三三・兼好 三人会 @ かめありりリオホール


寿限無(開口一番) 林家木りん
笠碁        桃月庵白酒
~中入り~
片棒        三遊亭兼好
万両婿       柳家三三


前座の木りんは大相撲の元・大関「清国」の息子で、かつあの笑点でおなじみの木久翁師の弟子。
そのせっかくの「武器」を自身のマクラで散々振るも全く生かせずじまい。。。。。
なんてもったいないと思っていたら、次の出番の白酒師が早速そんな木りんの「二世ぶり」を
茶化す形ですっかりさらっていってしまった。
ま、これが前座と真打ちの差と言ったらそれまでなんだろうけど・・・さすが白酒師やね(^。^)

で、その白酒師の「笠碁」。
僕は初見だがもう鉄板ネタなのだろう、実にテンポよく。
笠碁といえば先代・小さん師の18番であり柳家のお家芸の噺の一つであるが、
先代・馬生師の「古今亭の笠碁」もなかなかのものであった。
それをしっかり継承しつつ、新たなネタをふんだんに取り入れた白酒師の笠碁・・・一遍で好きになった!


中入後の兼好、三三両師も楽しみだったのだが、
ちょうどタイミングよく?!職場からの緊急連絡が・・・ひいい~オレの至福のひと時が奪われてゆく~(T_T)
よって泣く泣く途中退席。

やっぱ期末の夜に落語はちとタイトだったようで(^_^;)

ってことで後半の二人は鑑賞できずじまいでした(演目はネット参照)。
あー残念!



桂文枝 襲名披露公演  [落語]

2012年09月12日 | 落語・演芸部
水曜。
「いらっしゃーい」でおなじみ、あの桂三枝師がこの7月に大名跡「文枝」を襲名。
東京での初襲名披露が国立劇場にて。「国立演芸場」ではないのはさすが吉本の大看板やねー(^。^)。


<三枝改め 六代 桂 文枝襲名披露公演@国立劇場>
もぎとり    桂  文三
かぼちゃ屋   立川 談春
ぞろぞろ    桂  文珍
扇の的     春風亭 小朝
~中入り~
口上 司会:桂きん枝

ちりとてちん  春風亭 昇太
青木先生    笑福亭 鶴瓶
芸者ちどり24才 桂  文枝

いはやは豪華な顔ぶれである。さすが上方No,1落語家の襲名披露!
口上でも小朝師から「10年後の人間国宝」と持ち上げられていたが、十分あり得るだろうな。
まあその前に歌丸師がもらう予定なんだそうだが(笑)

ハナシとしては久々に聴いた文珍師が良かった。
マクラも一番笑いを取っていたな―。

トリの文枝師は「ボケた老婆が娘と一緒にお座敷に上がる」模様の創作をたっぷりと。
本人もまだ「文枝」の名前にしっくりきていない模様だったが(笑)
これから一年八カ月に渡って襲名披露を全国で行うそうだ。
それが終わるころにはすっかり大名跡が板についてそうだが・・・でもやっぱ「オヨヨ」とかもやって欲しいよね。


さ、いい加減暑さも終盤戦だろうから、秋は落語聴きまくり~♪




~ひとりごと~
MSのIMEは噺家の名前なぞほとんど登録されていないのでどんな大看板でもまず一発変換は出来ないのだが
「桂三枝」は一発で変換できた。
やっぱり一般の知名度は抜群なんだなあ。。。
しかしいつも思うが『志ん生』くらい変換しろってのMS!(`´)
まあ登録しちゃってるけどさあ・・・。





落語と義太夫の夕べ [落語&義太夫]

2012年09月05日 | 落語・演芸部
ちょっと前の水曜。
落語と義太夫がダブルに楽しめるこんな企画へ。


<落語と義太夫の夕べ@国立演芸場> ぎやまん寄席 特別編

落語(開口一番)  牛ほめ   柳亭 市也      

座談会       落語:菊之丞/白酒   義太夫:呂勢大夫/藤蔵

落語        転宅    桃月庵 白酒   
~中入り~
素浄瑠璃  関取千両幟  猪名川内より相撲場の段 
   大夫 :豊竹呂勢大夫  豊竹咲甫大夫  竹本相子大夫 
   三味線:鶴澤藤蔵  鶴澤清志郎

落語        寝床   古今亭 菊之丞     
  


義太夫を聴くのは数回目。
いつもナニ言ってんのかよくわからず途中で挫折→惨敗してしまうのだが、
落語とのセットでなら!と思ってこの企画へ(^^ゞ

本日の文楽・素浄瑠璃の演目はおなじみ「関取千両幟」
(オイラでも名前だけは知ってる)
力士猪名川が恩義ある若旦那に奪われた金200両のために八百長相撲を引き受ける。
それを女房・おとはにも打ち明けられず苦悩する関取、なにごとかを察するおとは。
勝負当日、なんと取り組み直前に賞金200両が掛けられ猪名川は心晴れて勝負に勝ち義理を果たす。
しかしその200両の賞金はおとはが夫のために身を売って用意した金だった・・・。
ってな内容。
でもまあ・・・今回も惨敗(-_-;)やはり義太夫の壁は厚い。

しかし三味線の見事さは理解!
(この演目の特徴らしいが)通常の文楽モノと違ってすごくテンポがあり激しい。
バチを飛ばしたりする神楽ばりの曲芸弾きもあったりして見るもの聴く者を飽きさせない。

座談会で前フリのあった「大夫と三味線奏者との駆け引き」も楽しめたしね(^O^)
そういやその座談会で大夫が言っていたが、
『舞台で演者(三味線奏者を含む)が着る揃いの衣裳や演台は、すべて太夫が自腹で用意する』のだそうな。
へえ~そりゃ補助金打ち切られたら大変だよ、橋下さん!(^_^;)

ま、文楽についてはまだまだオイラ自身の「聴く側としての勉強」が必要ですな。
出直して来ます・・・



で、落語のほう。
菊之丞師の「寝床」はこのイベント内容なら当然の演目。相変わらずテンポよく聞き心地がよい♪
白酒師の「転宅」はこの井ベンにになんで?と思ったが・・・あ、サゲが「女義太夫」かあ。
まるで応用問題だな(笑)



えー、文楽には今回も惨敗でしたが(^^ゞ、
興味あるジャンルへチャレンジするいい機会でありましたな。
また懲りずにこういうの行ってみよっと(^。^)

ラ・マンチャの男  [ミュージカル]

2012年08月17日 | 落語・演芸部
金曜。
代休使って久々にミュージカル鑑賞@帝国劇場にて。

<ラ・マンチャの男>

劇作家セルバンテスは宗教裁判にかけられるため投獄されてしまう。
そこで自らの脚本「ドン・キホーテ」を取り上げようとする囚人たちからそれを守るため、
囚人たちを巻き込んで脚本を演じ始めていく。。。。


主役のセルバンテス&ドン・キホーテの二役を歌舞伎の大看板・松本幸四郎が40年に渡って演じ続けているこの名作。
僕自身は10年前に一度観ているのだがそのスケール、迫力、そして演者達のパワーは全く変わっていない。
さすがテンポは以前よりスローになった観があるが、全体的にブラッシュアップされていて新鮮ですらある。
(あと、松たか子は以前より格段に歌がウマくなっていたね^_^;)

幸四郎に至っては相変わらず二時間ほぼ「出ずっぱり」の「しゃべりっぱなし」である。
もう古希を迎えるというのに・・・驚愕。

この作品も「いつまで観れるか分からない」一作だと思う。
今観ておけて本当に良かった。




~ドン・キホーテのセリフより~

夢とは、

夢を叶えようとする、

その人の心意気だ。






新文芸坐落語会にて武春・山陽・松元ヒロ [浪曲・講談・落語他]

2012年05月16日 | 落語・演芸部
水曜。

第二十三回 新文芸坐落語会@池袋・新文芸坐 へ。

落語       古今亭 菊志ん  金明竹
講談        神田山陽   ねずみ小僧(とサンタクロース)

~中入り~
漫談&パントマイム 松元ヒロ     談志の思い出
浪曲         国本武春     忠臣蔵 殿中刃傷・田村邸の別れ(ロック&ブルースVer)


先月嵐の中を観に行った「国本武春31周年 武春まつり」で改めて武春先生の「唸り」にシビれ、
近々で行けそうな公演を探してたらココがヒット。
前回同様、講談の山陽師もついてきたし(笑)

「落語会」と銘打っているがご覧の通り講談あり、浪曲あり、そしてパントマイムまでありの
幅広~い番組内容。



今回は松元ヒロの
「家元・談志の盟友でもある、石原慎太郎・東京都知事の悪口ネタを家元の前でしてしまったら・・・」
がオモロ。
家元を偲べる、ええ話だったなあ。

トリの武春先生は、ツカミで客に「待ってました!」「たっぷり!」「日本一!」などの
『掛け声練習』をさせるのは相変わらずなのだが、
本日は忠臣蔵・松の廊下の場面での吉良と浅野の掛け合い場面まで客にたっぷり実演指導(笑)

もちろん新趣向「殿中刃傷=ロック」「田村邸の別れ=バラード」演出での本篇も言うことナシの絶品(^。^)



ちなみにこの「新文芸坐」、以前は「二本立てオールナイトの名画座」として有名なあの
『文芸坐』だったのはご存じの通り。
(通われてた諸先輩方も方も多いのでは?オイラもギリギリ間にあった世代です)
そこが10年ほど前に新装され、もちろん館内設備も一新。
映像、音響周りは最新式のモノが導入され、座席ももちろん昨今主流のシネコンサイズ。
しかしこのシート、座り心地はとてもいいのだが
仕事帰りの疲れた身で横たわると心地良すぎてついつい睡魔も襲ってきてしまい・・・
なのでここ新文芸坐で開かれる落語会の一席目ってちゃんと起きて聴けてたコトがほとんどないんだよね、実は(^_^;)

ってことで案の定本日も・・・菊志んさん、スミマセンっ(汗)