風雅遁走!(ふうがとんそう)

引っ越し版!フーガは遁走曲と訳される。いったい何処へ逃げると言うのか? また、風雅は詩歌の道のことであるという。

E.G.P.P.100/Step74「サマータイム/ガーシュインの子守唄」

2007-09-02 11:41:22 | イベント告知/予告/INFO
G_gershwin ●オープンマイク・イベント/TOKYO POETRY RENAISSANCE
E.G.P.P.100/Step74

テーマ:「サマータイム/ガーシュインの子守唄」
2007年9月7日(金)開場18:30/開始19:30
参加費:1,500円(1Drinkつき)
MC:フーゲツのJUN
(出演)フーゲツのJUN(ポエッツ)、ゆめやえいこ、ココナツ、やま(以上うた)ほか……エントリーしてくれたあなた!
(ゲスト歌手)マツイサトコ+α?
会場:ライブ・バー水族館(新宿区百人町1-10-7 11番街ビルB1)
問:03-3362-3777(水族館)http://naks.biz/suizokukan/
主催:電脳・風月堂 http://www1.ocn.ne.jp/~ungura/

 猛烈な暑さの真夏も過ぎ、朝晩に秋の訪れを感じるようになると、あの汗みどろで眠った苛酷な暑さがなつかしくなる。汗をかいて眠り続ける子。その揺りかごさえも部屋の強烈な暑さを吸って、燃えるように熱を帯びていた。ハエや蚊はうるさく飛び回り、裸電球はジージーと異音をたてて点滅をくりかえす。貧しいダウンタウンの集合住宅のアパートメントで涼をもとめて階段の踊り場にたむろする若者たちは、異様に眼だけをひからせてその肌は真っ黒だった。

 20世紀のアメリカを代表する作曲家のひとりジョージ・ガーシュイン(1898~1937)はヘイワードの小説を原作にして『ポギーとベス』という歌劇を書き下ろし1935年に舞台にかける。のちに映画にもなったこの作品の、冒頭を飾る曲が「サマータイム」だった。別名「クララの子守唄」というこの名曲は、白人のガーシュインの作った曲であったにもかかわらず、黒人たちに愛唱される。ビリー・ホリディ、エラフィッツ・ジェラルド、サラ・ボーンなどの女性歌手の名唱の中にガーシュインと同じ白い肌をした歌手が歴史に加わる。ジャニス・ジョプリンだ。それぞれの味わいの「サマータイム」の歴史の中に、今宵E.G.P.P. 出身の名花マツイサトコが加わる。あなたの中に、あの暑さと物憂い夏の午後の日が甦るだろう。

 一般オープンマイクへエントリーなさる方には、このテーマ設定は関係ありません。御自分の表現・テーマで挑戦して下さい。
 ※ポエトリー、うた、バンド問わずフリー・エントリーが可能です!
 事前エントリー専用BBS(TOKYO POETRY RENAISSANCE/EGPP 100 BBS)にエントリー表明を書き込んで下さい!→http://8512.teacup.com/5lines/bbs

E.G.P.P.100 MIXI内コミュアドレス→http://mixi.jp/view_community.pl?id=230706

Last_cantabile_4
(写真上:ジョージ・ガーシュイン/写真下:西立川『カンタービレ』で「Summertime」を歌うマツイサトコ)