すえ吉および松本周辺の仲間たちが主催する『太陽のまつり』によばれて遊んできた。26日前夜祭、27、28日のトランスパーティとまつりがドッキングしたなかなかゴキゲンなパーティだった。このような形で開催されるのは昨年に続いて2回め。昨年、佐渡からの帰りに行こうと思いながら、遠くて(佐渡からの帰路からは)断念したパーティだ。
高ボッチ高原のはずれ、牛伏寺の真上、「内田少年の森キャンプ場」で開かれたこじんまりとしたそれでも素敵なパーティだった。参加者はおおよそ見るところ200~300人くらいだったろうか? 若いひとの多い、すえ吉の性格を反映してゆきとどいた配慮を感じるパーティだった。
川のせせらぎをまたいで舞台と、PA用の仮設橋が掛けられ、その仕掛け自体も面白さを感じた。舞台に立ってみると、そのアルミのコンパネが下のせせらぎを見ることができて、不安定な感じがしたが、川と渓谷と一体になったような面白さがある。ボク自身は森と水とマヤ文明をテーマにした詩でリィーデイングしたので、マッチしたかもしれないと思う。
ボクは、28日の午後4:30ころ、おっちゃんに続いて出演した。
熊谷もん、内田ボブ、生活サーカスなどに地元のバンドのライブがあり、ライブの合間に27~28日の夜通しDJが音を流した。レイブをライブがサンドイッチしたような構成だった(DJはARTMAN、Chrisなど9名ほど。バンド、ミュージシャンは15組、そしてポエトリー2名だったようだ)。
大鹿村のアキたちや、生活サーカスのモンゴルパンが出店しており旧交を温めることが出来た。一応、テント、寝袋にお茶くらい沸せる装備で参加したが、何も持っていかなくとも充分楽しめたかも知れない。それが、すえ吉の仕事であるティピがふた張りあったからだ。テントサイトは大きくはなく、それがかえって身を寄せあうようにテント村が出現することになった。
音も途絶えた28日の夜は、まるで真冬のように寒かった(東京でもかなり涼しい夜だったらしい)。おっちゃんが火の番をしている焚き火のそばを離れることができなかったくらいだ。しかし、見上げると凍てついた夜空に信州の空の星が美しかった。
帰路は牛伏寺、崖の湯などを経て帰ってきた。この報告はあらためて。
(写真は28日夜の生活サーカス、ボブ、もんちゃんなどによるファイナル・ライブの様子)