昨夜もNASATVをネットで見ていた。なんと野口さんたちは船外活動をして、ディスカバリー号のタイルの修復にかかっていた。ほとんど、手元がうつっても何をしているのかわからなかったが、時に宇宙飛行士のバックを雲の流れる青い地球が映っているのである。刻々と地球は回転し、かたときもとどまることがない、それでいて宇宙の永遠の静謐さというものが伝わって来る。
ボクは、中学・高校とSFファンを自認し、ファンジンを作っていた。いまで言うコミケのようなファンダムの集まりにその自分のSFファンジン(同人誌)をかかえて大阪、名古屋など地方の大会にも売りに行った。ファンジンの名前は『M31』(メシエ31番でアンドロメダ大星雲のこと)、そしてグループの名前はスペース・リガー。宇宙労働者のことである。
野口さんらの船外活動を見ていたら、中高生のころにボクのイマジネーションを刺激していたもののその中継を実際にみているような気がしてきた。
で、フィニについての感想を書きながらずっとReal Playerで見続けて、さらに今日もつないでいたら、ちょうどお昼12時になんとNASA TVから日本語のうたが流れた。
「歩こう~ 歩こう~ みんなゲンキ」って、『隣のトトロ』で歌われていた唱歌みたいな歌。そいつが、ネットで、それもNASA TVで流れたのであった。
これは、もしかしたら船外活動を(当初の予定もある)今後もやる野口さんを鼓舞し、はげますNASAのサービスなのかもしれないが……。
NASA TV→http://www.nasa.gov/ram/35037main_portal.ram
(写真はNASA TVから報道に流れたもの)