秋分の日はあいにくの雨だった。ボクは神楽坂に行った。松岡宮さんの主宰するイベントを見に行ったのだ。
その名も『神楽坂サルバドール・ナイト2010』!
なるほど松岡宮さんのパフォーマンスはいわばショーで、小道具(昨夜はトルソー、キャベツなど)や、爆音に近い打ち込み音そして華やかな照明をフルに使ったサイコ・ポエトリー・ショーだった。ハコ(神楽坂Explosion)は小さいがあれだけの派手な設備が必要な訳だ。
だからボクなどがつきあいもしないだろうタイプの女性たち(腐女子?)やネクラなおたくタイプのような男たちが観客としていたが、松岡宮さんはそれらの中で<サイコ・アイドル>のように見えた。
腐女子、オタクに囲まれた宮さんは小劇場や最近ではアニメの中にいる戦闘的美少女ヒロインのようなアイドル然として見えた…。彼女には制服はいわば戦闘服で、事実個性を消し去る制服は駅員のそれであっても軍服に由来するのだ。
だからか、この日のバーテンダーのような白いシャツにベスト、スラックスの衣装は、宝塚男役のようでもある。おばさまならぬ、腐女子のアイドル。その選ばれたことばは一見シュールだが、その実心理学の症例のようであり、用語のようでもある。痛みが感じられないのが、やや残念だが…。
キャベツは食べ放題でふるまわれるのだが、またキャベツは宮さんのポエトリーの小道具として「脳」になる。小脳、大脳、脳幹…小脳、大脳、脳幹…。宮さんは文学の人というよりは、医療用語の人で、それがどこかエロく妄想を掻き立てる(笑)。
(Twitterでのつぶやきに加筆。写真はボクが名付けた<サイコアイドル>松岡宮さん)
その名も『神楽坂サルバドール・ナイト2010』!
なるほど松岡宮さんのパフォーマンスはいわばショーで、小道具(昨夜はトルソー、キャベツなど)や、爆音に近い打ち込み音そして華やかな照明をフルに使ったサイコ・ポエトリー・ショーだった。ハコ(神楽坂Explosion)は小さいがあれだけの派手な設備が必要な訳だ。
だからボクなどがつきあいもしないだろうタイプの女性たち(腐女子?)やネクラなおたくタイプのような男たちが観客としていたが、松岡宮さんはそれらの中で<サイコ・アイドル>のように見えた。
腐女子、オタクに囲まれた宮さんは小劇場や最近ではアニメの中にいる戦闘的美少女ヒロインのようなアイドル然として見えた…。彼女には制服はいわば戦闘服で、事実個性を消し去る制服は駅員のそれであっても軍服に由来するのだ。
だからか、この日のバーテンダーのような白いシャツにベスト、スラックスの衣装は、宝塚男役のようでもある。おばさまならぬ、腐女子のアイドル。その選ばれたことばは一見シュールだが、その実心理学の症例のようであり、用語のようでもある。痛みが感じられないのが、やや残念だが…。
キャベツは食べ放題でふるまわれるのだが、またキャベツは宮さんのポエトリーの小道具として「脳」になる。小脳、大脳、脳幹…小脳、大脳、脳幹…。宮さんは文学の人というよりは、医療用語の人で、それがどこかエロく妄想を掻き立てる(笑)。
(Twitterでのつぶやきに加筆。写真はボクが名付けた<サイコアイドル>松岡宮さん)