素晴らしい夜となりました。Step51というひとつの折り返し点で、観客も増え、なんだか騒然とした雰囲気もあり、そして水をうったように静かな場面もありとバラエティに富んだ素敵な夜でした。
マイクをオンにしてなかったりと、MCとPA(とはいえ素人です)をかけもちするボクは疲れ果てた夜でしたが??(笑。マジにPAスタッフを募集します。あ、DJもね。)。
今回エントリーは、PARAさん、オカニワフミヒロさん、ヤマさん、おもとなほさん、恋川春町さん、マツイサトコさんでした。
ほとんどが、事前エントリーのかたで、当日エントリーが少なかった。勇気を出して、もっと当日でも名乗りをあげてほしいな。
しかし、今回のエントリー者も濃かったです。まるで、ライブイベントの出演者のように一定のレベルを超えたひとばかり。ボクとしては、はじめて舞台に立つんですとか、はじめて人前で読みますというひとがもっと増えて欲しいです。いや、その充実ぶりに水をさす訳ではありませんが……。
さて、個性あふれユニークなエントリー者のなかでも今回の出色は、というかE.G.P.P.が見い出した歌姫のひとりとして売り出し中(?)のマツイサトコの歌声が、ひさしぶりに聞けたのが個人的には(主催者としてではなく)うれしかった。ボク自身がサトコのファンでもあります。
もっともっと歌ってほしいこの歌姫は、いたって奥ゆかしく自分でもブッキングをバリバリとっていくタイプではないようです。サトコは滞米中(留学していた)、音楽と出会うのですがメインの勉強はアートであったそうです。現在も英語教師をしながらアートイベントのプランナーを軌道に乗せたいようです。
しかし、ボクは個人的にはE.G.P.P.の中では、一番プロに近い実力の持ち主と見ています。E.G.P.P.100というイベント主催者としても、彼女を全面的に応援してゆく所存です。
ついで、その息もつかせぬ全力疾走のリィディング・スタイルでパティ・スミスの詩を読んだ恋川春町さんのまっすぐな声がグサリグサリと心に突き刺さってきました。恋川さんは名前は以前から知っていても、実際に聞いたのはUPJ3で、なんというかそのストレートで勝負するスタイルが懐かしかったのです。
かってボクの周辺にいた60年代の少女詩人が、そのような直球スタイルだった。その娘は油絵も描く多才な少女だったのだが、十代で結婚してさっさと子どもを産んでしまった。なんだか、ボクなど置き去りにされたような思いを味わったものです。今は、思い出を書く場合ではありませんでした(笑)。
ヤマさんは、演劇スタイルを取り入れてから歌が劇的な展開をするようで、ヤマさんというひとの生き方をかいま見せるようで、それが面白い。オープンチューニングの呪術的なうたはますます冴え渡ってきています。
おもとなほさんのパフォーマンスは今回ポエトリー・リィディング・スタイルでもありました。このところ別の場所でもパフォーマンスをする機会の増えているらしく、そのことがこのような試み(携帯電話を効果的にBGMに使うなど)を後押ししているのかもしれません。
トップバッターのPARAさんは、今回あがっているように感じました。ポエトリーというより散文を読み上げると言う形ですが、いつも自分の周辺の事を描きながら今回はボクがかかげたテーマの「猫街」にもクロスしてました。
オカニワさんのドラムソロはミュージシャンの方たちに受けてました。やっぱり、音楽家というのは当たり前ですが共感能力が音のようです。
さて、お客さんで「花&フェノミナン」のアクさん(B)と薫さん(G、コーラス)が遊びに来ており、ボクは指名して「KARAMI」のメンバーにフュチャーということで1曲やってもらいました。「花フェノ」ボーカルのハナちゃんのオリジナル曲で「光りのなかへ」。なかなかレアな取り合わせです。薫さんのボーカル・ギターに、アクさんのベース。「KARAMI」のゆきちゃんのリードギター。かしのドラム。純ちゃんのオーボエ。薫さんは歌にややテレ気味でしたが、楽しかったです(「花フェノ」は来春出演します)。
そして、いよいよ今夜のメインゲスト「KARAMI」。かっちゃんのギター・ボーカル、ベースが加わって(アクさん、薫さんと交代して)たっぷり歌ってくれました。もちろん、ボクが大好きな「セイ」も歌ってくれました。この曲はまつりなどで歌い継がれて来た名曲です(ミルキーウェイのトモも持ち歌にしてました)。『KARAMI』の出演は、はやばやと6月の京都西部講堂前でのまつり(「太陽と月のまつり」)で申し込んでおりました。やっと実現です。かっちゃんは声もよく通るようになり、歌もうまくなっています。リードのゆきちゃんは上手すぎます(「国分寺エクスペリエンス」のギターリストでもあります。12月出演!)。純ちゃんのとっかえひっかえの管楽器、ジャンベもユニークです(純ちゃんは「色町劇場」のメンバーでもあります)。
こうして、なごやかに今宵も新大久保の夜は更けていくのでした。
※Step51のレポートは書きかけのまま放置してしまいました。上書きだとずっと前の日付けでアップされてしまうので、本日付けの日記でアップさせてもらいます。以前のものは、未完成のままおかれてあります。あしからず。
(写真はStep51でのゲストバンド「KARAMI」。手前はオーボエ、トランペット、ジャンベの純ちゃん! 歌・ギター:かっちゃん、奥・リードギター:ゆきちゃん、そして写真には写ってないけどドラムのかし)
マイクをオンにしてなかったりと、MCとPA(とはいえ素人です)をかけもちするボクは疲れ果てた夜でしたが??(笑。マジにPAスタッフを募集します。あ、DJもね。)。
今回エントリーは、PARAさん、オカニワフミヒロさん、ヤマさん、おもとなほさん、恋川春町さん、マツイサトコさんでした。
ほとんどが、事前エントリーのかたで、当日エントリーが少なかった。勇気を出して、もっと当日でも名乗りをあげてほしいな。
しかし、今回のエントリー者も濃かったです。まるで、ライブイベントの出演者のように一定のレベルを超えたひとばかり。ボクとしては、はじめて舞台に立つんですとか、はじめて人前で読みますというひとがもっと増えて欲しいです。いや、その充実ぶりに水をさす訳ではありませんが……。
さて、個性あふれユニークなエントリー者のなかでも今回の出色は、というかE.G.P.P.が見い出した歌姫のひとりとして売り出し中(?)のマツイサトコの歌声が、ひさしぶりに聞けたのが個人的には(主催者としてではなく)うれしかった。ボク自身がサトコのファンでもあります。
もっともっと歌ってほしいこの歌姫は、いたって奥ゆかしく自分でもブッキングをバリバリとっていくタイプではないようです。サトコは滞米中(留学していた)、音楽と出会うのですがメインの勉強はアートであったそうです。現在も英語教師をしながらアートイベントのプランナーを軌道に乗せたいようです。
しかし、ボクは個人的にはE.G.P.P.の中では、一番プロに近い実力の持ち主と見ています。E.G.P.P.100というイベント主催者としても、彼女を全面的に応援してゆく所存です。
ついで、その息もつかせぬ全力疾走のリィディング・スタイルでパティ・スミスの詩を読んだ恋川春町さんのまっすぐな声がグサリグサリと心に突き刺さってきました。恋川さんは名前は以前から知っていても、実際に聞いたのはUPJ3で、なんというかそのストレートで勝負するスタイルが懐かしかったのです。
かってボクの周辺にいた60年代の少女詩人が、そのような直球スタイルだった。その娘は油絵も描く多才な少女だったのだが、十代で結婚してさっさと子どもを産んでしまった。なんだか、ボクなど置き去りにされたような思いを味わったものです。今は、思い出を書く場合ではありませんでした(笑)。
ヤマさんは、演劇スタイルを取り入れてから歌が劇的な展開をするようで、ヤマさんというひとの生き方をかいま見せるようで、それが面白い。オープンチューニングの呪術的なうたはますます冴え渡ってきています。
おもとなほさんのパフォーマンスは今回ポエトリー・リィディング・スタイルでもありました。このところ別の場所でもパフォーマンスをする機会の増えているらしく、そのことがこのような試み(携帯電話を効果的にBGMに使うなど)を後押ししているのかもしれません。
トップバッターのPARAさんは、今回あがっているように感じました。ポエトリーというより散文を読み上げると言う形ですが、いつも自分の周辺の事を描きながら今回はボクがかかげたテーマの「猫街」にもクロスしてました。
オカニワさんのドラムソロはミュージシャンの方たちに受けてました。やっぱり、音楽家というのは当たり前ですが共感能力が音のようです。
さて、お客さんで「花&フェノミナン」のアクさん(B)と薫さん(G、コーラス)が遊びに来ており、ボクは指名して「KARAMI」のメンバーにフュチャーということで1曲やってもらいました。「花フェノ」ボーカルのハナちゃんのオリジナル曲で「光りのなかへ」。なかなかレアな取り合わせです。薫さんのボーカル・ギターに、アクさんのベース。「KARAMI」のゆきちゃんのリードギター。かしのドラム。純ちゃんのオーボエ。薫さんは歌にややテレ気味でしたが、楽しかったです(「花フェノ」は来春出演します)。
そして、いよいよ今夜のメインゲスト「KARAMI」。かっちゃんのギター・ボーカル、ベースが加わって(アクさん、薫さんと交代して)たっぷり歌ってくれました。もちろん、ボクが大好きな「セイ」も歌ってくれました。この曲はまつりなどで歌い継がれて来た名曲です(ミルキーウェイのトモも持ち歌にしてました)。『KARAMI』の出演は、はやばやと6月の京都西部講堂前でのまつり(「太陽と月のまつり」)で申し込んでおりました。やっと実現です。かっちゃんは声もよく通るようになり、歌もうまくなっています。リードのゆきちゃんは上手すぎます(「国分寺エクスペリエンス」のギターリストでもあります。12月出演!)。純ちゃんのとっかえひっかえの管楽器、ジャンベもユニークです(純ちゃんは「色町劇場」のメンバーでもあります)。
こうして、なごやかに今宵も新大久保の夜は更けていくのでした。
※Step51のレポートは書きかけのまま放置してしまいました。上書きだとずっと前の日付けでアップされてしまうので、本日付けの日記でアップさせてもらいます。以前のものは、未完成のままおかれてあります。あしからず。
(写真はStep51でのゲストバンド「KARAMI」。手前はオーボエ、トランペット、ジャンベの純ちゃん! 歌・ギター:かっちゃん、奥・リードギター:ゆきちゃん、そして写真には写ってないけどドラムのかし)