風雅遁走!(ふうがとんそう)

引っ越し版!フーガは遁走曲と訳される。いったい何処へ逃げると言うのか? また、風雅は詩歌の道のことであるという。

「真珠の耳飾りの少女」の"青い"ターバン/E.G.P.P.Nova! step135

2012-10-07 12:42:03 | イベント告知/予告/INFO
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●オープンマイク・イベント/TOKYO POETRY RENAISSANCE
E.G.P.P.Nova!/Step135
テーマ:「真珠の耳飾りの少女」の"青い"ターバン/フェルメール・ブルー
2012年10月10日(水)開場19:00/開始20:00
参加費:1,000円(1Drinkつき)
MC:フーゲツのJUN、梓ゆい
(出演予定者)フーゲツのJUN(ポエッツ)、松岡宮(ポエッツ)、梓ゆい(ポエッツ)、bambi(スピリチャルトーク)、マツイサトコ(うた)、藤木吾呂(お笑い)、ココナツ(うた)、よねやま・たかこフラワー(うた)ほか……エントリーしてくれたあなた!

会場:ライブ・バー水族館(新宿区百人町1-10-7 一番街ビルB1)
問:03-3362-3777(水族館)→http://naks.biz/suizokukan/
主催:電脳・風月堂→http://www1.ocn.ne.jp/~ungura/

 北欧のモナリザ(もしくはヴィーナス)とも呼ばれるあまりにも人気が高まったヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。ボクはずっと好んで「青いターバンの少女」と呼んできたがともに通称です。フェルメールがこのように名付けた訳ではないようです。
 かってフェルメールのタブローが取引された資料によれば、「二枚のトローニー」と書かれた作品が存在し、それは「少女」そして「真珠の耳飾りの少女」だと思われます。トローニーとは「肖像画」ではなく、言わば「胸像画」とも訳せそうな上半身のみを描いた習作のことだと言います(今回の展覧会の図版解説から解釈すれば)。

 この作品を所蔵するオランダの「マウリッツハイス美術館」の名前を冠した展覧会が今年6~9月、東京都美術館で開催され、ボクの記憶が正しければ二回目の逢瀬になったこの8月(前回は1984年だったろうか?)、早起きをするという根性を見せて「真珠の耳飾りの少女」に会いに行きました。
 ボクにはこの頭に巻いた異国風のターバンがずっと気になっていたのです。その色は絵画表現を手に入れた人類の夢の色(カラー)でもあったのです。通称「青いターバンの少女」が「真珠の耳飾りの少女」になった経緯には、同名の小説を原作とする映画(2003年イギリス)がヒットした要因が大きいと思われます。

 今回、このフェルメールを代表する、いや、いまやオランダ絵画を代表するかのようなタブローはレンブラントの黒を基調とした光の陰翳表現とは正反対の光の「粒だち」(福岡伸一)で傑出しています!
 フランドルの光、オランダの光! いや、フェルメールの光を表現できるでしょうか?
 もっと光を!

 一般オープン・マイクにエントリーなさる方には、このテーマ設定にしたがう必要はありません、御自分の表現.テーマで挑戦してください。
 ?ポエトリー、うた、バンド問わずフリーエントリーが可能です!
 事前エントリー専用BBS(TOKYO POETRY RENAISSANCE/EGPP100 BBS)にエントリー表明を書き込んでください!→http://8512.teacup.com/5lines/bbs

E.G.P.P.Nova! MIXI内コミュ→http://mixi.jp/view_community.pl?id=230706

(写真:フェルメール『真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)』1665年頃)