月見る 君を想う
今宵の 満月を
眺め入るとき 君は
何を想うだろうか?
冴えざえたる
冬の満月に
異国の地の 君を想う
ボクは この地にいて
君も この月を見ていることを 知っている
煌々たる 月のひかりに 照らされて
ボクの頬は 青ざめているに 違いない
それは 寒さのせいもあろう 深夜に働いている
底辺労働のせいもあろう
そう これがブルー・ムーン!
憂鬱な月か?
青いひかりか?
でも ボクのこころは
決して寒くはない 冷たくはない
むしろ 君を想い 熱くたぎるものを 感じている
たぎりたつ想い 君が恋しい
君のすべやかな肌に 触れたい
どんなに この世が 不条理に 満たされていようと
君は ボクの方舟だった
あの天空にあって 孤独に光り輝く 月のようだ
貧しさに 打ちひしがれることもないのは
君が ボクの希望たるものだから……
ぬばたまの 夜(よ)渡る月に あらませば
家なる妹(いも)に 逢いて来ましを(※1)
2010.1.30の月に捧ぐ。そして「赤い橋」を渡ってしまった故浅川マキさんに。
(※1)『万葉集』巻十五
※タイトルに似たような雅びな名前をもつライブハウスがありますが、直接は関係ありません。
今宵の 満月を
眺め入るとき 君は
何を想うだろうか?
冴えざえたる
冬の満月に
異国の地の 君を想う
ボクは この地にいて
君も この月を見ていることを 知っている
煌々たる 月のひかりに 照らされて
ボクの頬は 青ざめているに 違いない
それは 寒さのせいもあろう 深夜に働いている
底辺労働のせいもあろう
そう これがブルー・ムーン!
憂鬱な月か?
青いひかりか?
でも ボクのこころは
決して寒くはない 冷たくはない
むしろ 君を想い 熱くたぎるものを 感じている
たぎりたつ想い 君が恋しい
君のすべやかな肌に 触れたい
どんなに この世が 不条理に 満たされていようと
君は ボクの方舟だった
あの天空にあって 孤独に光り輝く 月のようだ
貧しさに 打ちひしがれることもないのは
君が ボクの希望たるものだから……
ぬばたまの 夜(よ)渡る月に あらませば
家なる妹(いも)に 逢いて来ましを(※1)
2010.1.30の月に捧ぐ。そして「赤い橋」を渡ってしまった故浅川マキさんに。
(※1)『万葉集』巻十五
※タイトルに似たような雅びな名前をもつライブハウスがありますが、直接は関係ありません。