マジョルカピンク

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スマイル

2007-12-21 19:48:08 | 映画
年の瀬でなにかと気忙しい毎日です・・がお仕事のほうは今年は珍しくあまり忙しくありません。なんでかな。いつもの年なら年度末ほどではないにしろ年末もそれなりに多忙なんですけど全然ですねえ。いいことです。身体がラク。

昨日はレディースデーでしたので、会社帰りに映画を見てきました。
「スマイル-聖夜の奇跡」という陣内孝則さん監督のアイスホッケーのお話。
この年末年始これと「Little DJ小さな恋の物語」が偶然同時期に公開されておりますが、この2つの作品は色々と共通点があるようでして。ともに北海道が舞台で、方や80年代方や70年代が舞台のお話。成長した主人公が遥か昔の淡い恋を回想するというイントロダクション。白血病。少年少女の恋物語。両方にCUEタレントが出演している(これはどうでもいいか?)。
どっちも見たいなと思ってましてとりあえず昨日はこれをチョイス。
評判に違わぬ面白さでとてもチャーミングな映画でした。
陣内さんの監督作品は以前「ロッカーズ」を劇場で見ています。これもなかなか良かったんですよね。バンドのサクセスストーリーと70年代?80年代だったかな、ちょっと昔の博多を舞台にした青春グラフティーって感じで。見てスカっとする快作。
今回も楽しみにしてたのですが、期待どおり。ってか期待以上。
正直寒いギャグが多いし、お話もありがちでベタなのですが、そんなことが全然気にならないぐらいのパワーと魅力に溢れておりました。なんといってもホッケーチームの子供たちが素晴らしい。ホッケーが出来て演技未経験の子達をオーディションで選んだそうですが、全然遜色なかった。自然な演技でみんな可愛かったです。特にマサヤ役の子。華があって美少年。将来有望。あと森口博子似の男勝りな女の子。彼女も光ってました。
それと必見なのが森山未来くんのハイテンションな演技。ノリにノっていて目が離せませんでした。
あとアイスホッケーのシーンも迫力十分。非常に見ごたえあり。そのホッケーとタップダンスの融合っていう視点がホント素晴らしいなと。
陣内さんは元バンドマンなので音楽の使い方も良かったですねー。Tレックスとか、ホッケーの白熱した試合シーンでラモーンズとか。劇場で踊り出したくなっちゃった。

というわけで粗はあっても魅力満載の映画なので決して見て損はないと思いますが、昨夜はお客さんが少なかった。遅い時間とはいえガラガラ。蠍座のオーナーが言ってたように本当に12月というのは映画館に人が入らないんだね。
ちなみに飯野くんとオクラホマはほんのちょっとしか出てませんお見逃しなく。