あきしの風~波多之國めぐり

四国西南端に位置する幡多周辺の情報を発信&日記など発信
都会生活に慣れた人達にはものすご~く退屈な場所です

籠の中の鬼灯~三原村

2018年01月09日 | 幡多郡三原村

今日は失業認定日で四万十市のハローワークまで

折角、遠出したのだから冬の「ヒメノボタンの里」を見てみようと

三原村~「ヒメノボタンの里」(星ヶ丘公園)まで

小屋に「やまびこカフェ」の看板が新設されていた

これはいいPRになるね

池もすっかり掃除されていて水面にただ風紋が見えるだけ

やっぱり今の季節は何もないんだなぁって思いながら歩いていると

摘み取られることもなく残っていたんだろう

ホオズキ(鬼灯)がまるで鳥かごに入っているかのように

中に赤い実が残ったままで・・

「綺麗だぁ」って思わず見入ってしまった風景

赤い袋になるのが6月頃かな?

それが思いがけないホオズキの冬の姿に得した気分になって

 撮影:2018/01/09(TUE) 三原村「ヒメノボタンの里」で


竜串の名の由来は?

2018年01月06日 | 幡多のミステリー

土佐清水市(三崎)竜串という地区名は、戦後の町村合併を機に改名されたもので

それ以前は幡多郡三崎町当麻という地区名だった

その当麻に古くから語り伝えられている事として

この地が「中将姫」の終焉の地でありその墓地があるということ

また奈良県北葛城郡当麻町には「中将姫」の菩提寺として当麻寺があるといい

土佐の最果ての地・当麻が中将姫ゆかりの地としての因縁浅さからずといえる

以上は「に伝わる昔話1」著者・山中正義さんの本からの引用である

さて、本題の「竜串(たつくし)」の名の由来だが、私自身も「竜串」の名の意味は

「竜が串に刺された姿に見えるから」「櫛をさしているように見えるから」とか聞かされてきた

しかし、「に伝わる昔話1」の中で「竜」というものは架空のもので

見たことがなければ、竜が串刺しにされたものがどういうものか?わかるはずもなく

語源はアイヌ語から来ているのではないかと書かれている

周辺の地名で小筑紫(こづくし)、竜串(たつくし)、以布利(いぶり)という所がある

アイヌ語で「イブリ」は洞窟のたくさんある所、穴のあいた岩が集まっている場所

小筑紫から「こ」、竜串から「た」を除くと残るのは「つくし」

そして、「ツクシ」はアイヌ語で「美しい」という意味だと書かれている

「小筑紫」は小さな箱庭のような景色のいい所、「竜串」は美しい岩や海が景色のいい所だと

だから、「竜串」ではなく本当は「多筑紫」ではなかったかと書かれている

しかしながら「イブリ」も「ツクシ」もアイヌ語で探してみたが見つからなかった

「美しい」はアイヌ語で「ピリカ」ということはわかったが・・

アイヌ民族は縄文人の末裔であるが「琉球語」と「アイヌ語」は抱合語、「日本語」は膠着語で文法形態が違う

千尋崎は「見残し海岸」と呼ばれ弘法大師・空海が見残したからだと語り継がれている

その時代に「竜串」という言葉も残っていたのだろうか?

戦後に改名されるまでは「当麻」と呼ばれていたばずなのだが・・

引用した本は1986年7月20日第1刷発行で、32年が経過するので今とは多少異なるかもしれない

田宮虎彦の小説「足摺岬」で足摺岬の名前が全国区となり

足摺岬にないにもかかわらず名前にあやかろうと命名した土佐清水市養老にある「あしずり港」(現在の「海の駅」)

竜串(三崎)にある「足摺海洋館」「足摺海底館」等々

今はナビがあり間違うこともないが、他県から来た人は足摺岬にすべてあると勘違いしていた

全国区の坂本龍馬の龍(竜)と奇岩が串のように見える事から安易に「竜」と「串」をつなげただけだったりして(笑)

「竜串」の由来を自分なりに調べてみたが、数日では何が本当なのか結論に至らなかった

どうでもいいと言えばそれまでだが(笑)時をさかのぼってみるのも面白いと感じた数日でした

最後までお付き合いいただき有難うございました


今日は「小寒」~冬本番

2018年01月05日 | ぶらり散歩

今日は二十四節気の一つ「小寒」 雨となりました

節分までの30日間を「寒の内」といい、寒さが厳しくなる頃で冬本番となるといわれる頃

昨日のぶらり散歩での空の様子(竜串海岸・桜浜から)

空一面に雲が広がりちょっと異様な感じの風景となっていました

世界規模で寒波が襲来しているようですね

昨日は陽射しも届かず寒い一日だったけれど、それに比べれば暖かいほうかな?

現在の気温6.3℃ 今日は最高気温が10.0℃に届かないかも・・

昼過ぎまで雨の予報で今日一日は「コタツムリ」ですね(笑)

世の中、明日から3連休の所もあるのかな? 観光地が賑わうといいのですが・・

今日も一日何事もなく時が過ぎていきますように(合掌)


「幸福のダルマ夕日」と「彩雲」と~松崎海岸

2018年01月04日 | ダルマ夕日(脇ノ川)

お街へ買い物に行った帰り道 空いっぱいに広がる雲が綺麗で途中下車

場所はR321足摺サニーロード沿いの「松崎海岸」

東の空の方に雲が流れていて、西の空の方には雲が少ない空模様

水平線近くはあまり雲もないようで「ダルマ夕日」になるかも?と待ってみる

予想外の「彩雲」が少しだけ現れてちょっと得した気分になった

水平線近くに雲もなく陽光も十分で「ダルマ夕日」になると確信してその時を待つ

やがて・・ その時が来て水平線からもう一つの太陽が顔を出して「ダルマ夕日」の完成

今シーズン2回目の「幸福のダルマ夕日」になってくれた

わずか5分足らずの自然界の魅せる冬の風物詩「ダルマ夕日」のロードショー

今シーズンの「ダルマ夕日」観戦は4勝2敗1分け

そして、私の好きな落陽後の夕映えの風景

寒い中で親子連れが釣りを楽しんでいるようでした

例年より冷え込んでいるのか? ダルマになる確率が高いように感じるのは私だけ?

今は毎日が日曜日なので、なるかもと思えば行きたい時に行けるのもあるが・・

今回は「彩雲」と「幸福のダルマ夕日」を見る事ができて

何かいいことありそうな気分にさせてくれた自然界からのお年玉に感謝です

世の中は今日から仕事始めかな?

今年のいいスタートが切れるようにお祈りしております(合掌)

 撮影:2018/01/03(WED) 「幸福のダルマ夕日」~松崎海岸から


春遠からじ梅一輪

2018年01月04日 | 幡多の草花たち

いつものぶらり散歩のコースで白梅の花が一輪咲いていた

冬真っ盛りだけれど、春の訪れを待ちわびるように

寒い冬の季節もいつかは春になる

草花達がそれを教えてくれる

 撮影:2018/01/03(WED) ぶらり散歩にて~竜串


たかじん命日~ 未練

2018年01月03日 | 日記・エッセイ・コラム

年明けのイベントも一段落?して、Uターンの人類大移動が始まっている頃

今日は2014年1月3日 64歳で旅立ったやしきたかじんさんの命日

元職場でラウンジのマスターをしていた頃に好きで歌っていたのを思い出す

本名:屋鋪隆仁(やしきたかじ) たかじんさんのような歌手はもう現れないだろうなぁ

たかじんさんの亡くなった年にいつの間にか自分がなってしまった

今日はあの歌声を思い出しながら偲びます

やしきたかじん  未練

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昨夜は中学校同窓会があり、誘いを受けて出席

卒業してから50年近く過ぎ、なかなか参加できず今回で2回目の顔見世

卒業後、初めて顔を合わす人もいてすぐには思い出せない(同級生は約80名)

名前を言われても顔を思い出せないが、昔話をしながら少しずつ時を巻き戻していく

名前で呼び合うのも同窓会ならではの事

楽しい時はあっという間に過ぎて、また元気で再会できることを願いながら・・


新年の始まり

2018年01月01日 | 日記・エッセイ・コラム

新年あけましておめでとうございます

年末年始はどのように過ごされていますか?

昨年はたくさんの方々にお立ち寄りいただきありがとうございました

本年もよろしくお願いいたします

皆様にとって本年が幸多き一年となりますようにお祈りしております

風は少し冷たいけれど、陽だまりはポカポカとあったかな四国の端っこです