幡多郡大月町小才角にあるこの記念碑は平成13年(2001年)9月6日 早朝に発生した高知県西南部豪雨災害の碑
河川から氾濫した水が全てを飲み込み、一瞬にして町を壊滅状態に
幸いな事にこの町は死傷者0人 (この災害による人的被害は重傷者3名、軽傷者5名のみ)
西南部豪雨災害から早いものでもう10年 人々は今では普通の暮らしを取り戻している
今では廃校となった大月町立小才角小学校 この鉄棒もぶら下がる生徒もなくひっそりと
必ずといっていいほど学校にあった二宮尊徳(金次郎)像も奥に置かれて・・
それでも周辺の木々は芽吹き、川では魚たちが群れて、そして草花達は花を咲かせている
まったりと過ぎ行く時の中、暖かな陽ざしが降りそそぐ中でのんびりと
どんな事があっても、生きていればこそ感じるものもあり、喜びや悲しみとも出会う
帰り道、車窓越しに見かけた老人 一人道路沿いのベンチに座り、海を眺めていたその瞳に今何が映っていたのか・・
がんばれ日本、がんばれ東北 そして・・・がんばれ私