あきしの風~波多之國めぐり

四国西南端に位置する幡多周辺の情報を発信&日記など発信
都会生活に慣れた人達にはものすご~く退屈な場所です

生きている事

2011年04月12日 | 日記・エッセイ・コラム

幡多郡大月町小才角にあるこの記念碑は平成13年(2001年)9月6日 早朝に発生した高知県西南部豪雨災害の碑

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河川から氾濫した水が全てを飲み込み、一瞬にして町を壊滅状態に

幸いな事にこの町は死傷者0人 (この災害による人的被害は重傷者3名、軽傷者5名のみ)

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西南部豪雨災害から早いものでもう10年  人々は今では普通の暮らしを取り戻している

今では廃校となった大月町立小才角小学校  この鉄棒もぶら下がる生徒もなくひっそりと

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必ずといっていいほど学校にあった二宮尊徳(金次郎)像も奥に置かれて・・

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それでも周辺の木々は芽吹き、川では魚たちが群れて、そして草花達は花を咲かせている

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まったりと過ぎ行く時の中、暖かな陽ざしが降りそそぐ中でのんびりと

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どんな事があっても、生きていればこそ感じるものもあり、喜びや悲しみとも出会う

帰り道、車窓越しに見かけた老人 一人道路沿いのベンチに座り、海を眺めていたその瞳に今何が映っていたのか・・

がんばれ日本、がんばれ東北  そして・・・がんばれ私