京都で、着物暮らし 

京の街には着物姿が増えています。実に奥が深く、教えられることがいっぱい。着物とその周辺について綴ります。

新春のオペラ鑑賞

2007年01月08日 | 秀子の着物
秀子さんから今年初の着物画像をお送りいただきました。
自身もコーラスを長年やっていることもあって、
音楽にも造詣が深い彼女!
新春のオペラを素敵な着物で楽しまれたようです。



akeましておめでとうございます。
今年もおおいに着物を纏って楽しみましょう。

あなたのブログから元気そうな私を見ている、、と年賀状に同級生が書いてくれ
ています。間借り住まいはまだまだ続きそうですが・・・・よろしくね。

昨年、新春のコンサートを何も計画していなかったので
夫とあれこれ探したところなんと幸運なことにベルガモ・ドニゼッティ劇場のアンナ・ボレーナのS席2枚を手に入れることが出来、
琵琶湖ホールに行って来ました
なんとすばらしかったことでしょう。

今まで外国からの引っ越し公演は何度か観に行ったのですが、
まずびっくりしたのが舞台セットの驚き、どこかの建設中の足場を組んだよう
な金属で出来た階段状の椅子が舞台後ろの約3分の2を占め、その他の人が場面
に合わせて出たり入ったり、たったり座ったりで演じ、前3分の1のところで主
たる登場人物が必要最小限のセットの中赤い布を効果的にある時は円形に床に敷
いたり椅子に、又階段にたらしたり・・・・。

私の以前に経験した歌劇はその時代をリアルに再現した舞台装置を目で見る楽しみをも含んだものでしたのでこれを経験して考え方が少し変わりました。
涙がとめどなく流れ感動するすばらしさは実力そのものから来るものでした。
アンナ役(後のエリザベス1世の母アン)がテオドッシュウ、エンリーコ8世(ヘンリー8世)役がリッカルド・ザネッラートというすばらしいキャスティングのせいもあったと思うのですが・・・・・

全2幕の1幕が終わった時も拍手が鳴り止ま無かったことにも驚きましたが、
すべてが終わった後の拍手30分いやそれ以上も鳴り止まなかった。
それに答えて何度も何度も嬉しさを隠し切れない表情で頭を下げる出演者今でもその時の光景が目に浮かびます

今後は11日・13日・16日に東京公演(文化会館)の予定になっています。
東京以外は琵琶湖ホールだけという、偶然とはいえ春から縁起が・・・・・・です。

そのとき纏った着物の紹介をするつもりが長々とつい書いてしまったわ、ごめん。
着物は深緑色の竹屋町刺繍の付け下げ小紋(?)と
帯は私の好きな帯の一つ色々な楽器の登場する染め帯です。
帯揚げは帯の地色と全く同色がありましたので組み合わせて見ました。

では、今度のオフ会(1月20日)までに着物の色目をあわせましょう。(秀子)









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