気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

カンボジアと タイ・バンコク旅行 その2

2016-12-03 20:59:31 | 海外旅行

  カンボジアでは、シュリムアップ周辺の遺跡群を見に行き、一つ一つは感動したのだけれど、

いざ写真を見てみると皆同じような石やレンガの建物ばかり。思いだすのが大変

旅行記、時間かかってます。

 

 案内人の説明はマニアックかつ適当。 周囲の日本人ツァーの案内人と比べるとかなり手抜きだった。

まぁ、これは笑顔が良く、和やかな人柄だったので、ノープロブレム。

 

まずはカンボジアの簡単な歴史など

  現在総人口の9割を占めるのが、クメール人(カンボジア人)。そのほか華僑、ベトナム人、山岳民族など。

 

  カンボジアは紀元前からインドとの交流が深く、影響を受けながらカンボジアの独自の文化を発展させてきた。

  アンコール時代と呼ばれる9世紀から15世紀にかけては、近隣諸国にも文化的影響を及ぼし、

  東南アジアにおける文化的中心の役割を果たした

 

   こんな簡単な歴史さえ知らなかった。

       カンボジアと言えば残虐非道なポルポト政権が思い浮かぶ。

  これは1975年以降3年8か月間の事なのだが、この時期にカンボジアの伝統や文化が徹底的に破壊されたようだ。

  それに続く内戦時代・・・1990年前後からようやく和平への道が開かれ、いま、経済発展の途上にある。

   そしてもう一つ浮かぶのが、内戦時代に埋められた地雷。

  知らずに触れた多くの人が傷つき、テレビでも時々放送していた。

  これは日本の援助もあり、今は殆ど撤去されたようだ。

  案内のサリーさんが 「日本の援助」 というところを強調してくれたのは私たちへのサービス?

  でも今回調べてみると、実際カンボジアへ支援している国の一位が日本であった。

 

   海外に行くと、どうしてもその国の歴史が気になる。

  歴史の細かい事はすぐに忘れてしまうかもしれないが、

  カンボジアが豊かな文化を誇った国と知ったのは収穫だった。

 

さて旅行記続きです。

 11月20日 2日目

  この日はアンコール・トム、タプロム、アンコール・ワットの3つの遺跡に行った。

朝8時、マイクロバスでサリーさんと運転手が迎えにきて、各ホテルを回り、8人で出発。

      

サリーさんから貰った、水入れ。便利    シュリムアップの遺跡群に入るにお金を払い、こんな入館証が必要。

 

アンコール・トム遺跡

 アンコールは都市、トムは 大きなという意味だそうだ。

3キロ四方の堀に囲まれ、中心にあるのがバイヨン寺院(仏教)。

アンコール・トムはシュリムアップで一番大きい遺跡で、12世紀後半に建てられた。

      

門が5つあり、そのうちの一つ南大門。 門の上に仏像の顔が掘られているのがわかりますか?

この遺跡は、顔が特徴。

 

サリーさん、説明は手抜きだけど、写真は良く撮ってくれる 最初の記念写真。

 

この柱廊にレリーフがたくさんある。

壁画は戦いの様子や、動物、庶民の暮らしなどが、生き生きと彫られていて面白い。

上の壁画は左右で民族が違う。 戦いの時に船から落ちた人もいますね。ワニに食べられている人もいる

 

 

        

塔の上に登ると、顔、顔、顔。

観世音菩薩の四面塔は、49あるそうだ。

仏に包まれる不思議な空間。 

観光客が多いからそれほどでもないが、人が少なければ荘厳な感じに圧倒されそうだ。

 

像のテラス。

ササッと通り過ぎそうだったので、サリーさんに断り、登ってみた。

高いところは行かなくちゃ。

 

タ・プローム遺跡

森の中の静かな遺跡・・・・・と思いきや・・・・

       

       ガジュマルの木が遺跡に食い込んでおり、

       根が遺跡の下まで入り込んでいるので取り除くことが出来ない。

       遺跡は崩壊に任せるだけ。 遺跡の上に森が出来てしまったような場所。

       日本の案内書には必ずこの遺跡の写真が載っている。

       あるがままに命を終える遺跡に栄華と儚さを感じ、また自然の生命力の偉大さに崇高な思いすら感じる。

 

       カンボジア探検隊の様なスタイルの娘と一緒。

       ガイドさんが撮ってくれる写真が場所の雰囲気を実によく表しているので、2人の写真が多くなってしまう

 

 

ランチはクメール料理              さつま揚げ      

  

ヌードル      野菜炒めと、黒い入れ物は魚のグリーンカレー  カボチャプリン

強い香辛料も使わないので日本人好みだ。

 

この後一度ホテルに帰り昼休み。 午後は

アンコール・ワット 

 

ここに憧れていた  やっと来ることが出来た 

アンコールは都市、ワットは寺院という意味だそうだ。 

12世紀初頭に建てられた5つの塔を持つヒンズー教の寺院。

 

                     

ここの柱廊には、数多くのレリーフがあり、インド古代の叙事詩「ラーマーヤナ」の一場面

そしてアンコールワットの創建者である、スールヤヴァルマン2世の行軍、そして天国と地獄などが題材となっている。

                    

                    沐浴のプール

色が残ってますね。どれほど豪華な寺院だったのか想像の範疇を超える。

    

    この上の第3回廊に登る。

    

    上からこわごわ覗いてみると・・・・順番を待つ列

    

    

    塔の内側

    

    虹が見えた。

降りるのが怖い

だんだん夕暮れ時になってきた。

 

      

      

      アンコールワットで見る夕日

 

一日一緒だった8人でアプサラダンスを見ながら夕食。

収穫の様子や、恋の駆け引きなどわかりやすい内容のものもあって、親しみやすいダンスだった。

仲よさそうな若いカップルの女性から報告 今日結婚の申し込みがあったと・・・・

おめでとうございます~~。 一期一会、和気あいあい、の夕食を楽しんだ。

 

ホテルに帰ってから、またナイトマーケットへ・・・癖になる場所だ。

お買い物をしてから、30分の足のマッサージ。

最後に女優のアンジェリーナジョリー絶賛のパブへ。

  

アジアの夜を満喫               ツァー中は、娘に禁止されていたビールを注文。美味しい~~

 

疲れたのでマーケットからトゥクトゥクに乗ってホテルに帰った。

         

         これがトゥクトゥク。 バイクの後ろに4人乗りの荷台が付いている。

 

この日歩いたのは20000歩以上。

何時もの海外旅行では遅くとも11時には寝るのに、この日は12時を過ぎてしまった。

明日が大変。朝日を見に行く。早く寝なくちゃ。

コメント (6)
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